女限エリアからこんにちは

それは女神か仏か――ライブナタリー「起こせアクション!nobodyknows+さんとレペゼン052❤️」レポ


f:id:mn37s:20220823231336j:image
ライブナタリーは、ナタリーが主催するライブイベントである。

TEAM SHACHIは、昨年5月にBOYS AND MENとの対バンイベントでタッグしてから2回目のコラボレーションである。今回は「起こせアクション!nobodyknows+さんとレペゼン052❤️」と題し、TEAM SHACHIと同じく名古屋にスタジオを構えるnobodyknows+をゲストに迎え、熱いライブを繰り広げた。

本稿では、TEAM SHACHI・nobodyknows+双方のライブの感想を簡単にまとめるとともに、初披露となったTEAM SHACHIの新曲「舞頂破」について自分なりの分析・これからの期待について書きたいと思う。

 

目次

 

side TEAM SHACHI

TEAM SHACHIは、4月のツアーファイナル以降主戦場をフェス・対バンイベントに移し活動してきた。

今回のライブは全編通しで2時間30分の大ボリューム。途中nobodyknows+のパフォーマンスがあるもののこのボリュームのライブは久しぶりとなる。加えて、フェスや対バンでは帯同しないブラス民が久々の参戦、新レーベル一発目の新曲の初披露もあった。

結論、久々の熱いライブで筋肉痛になるほど踊り狂ったし、Tシャツがびっちょり濡れるほどに汗をかいた。これこそ、TEAM SHACHIのライブだ。

ライブは「ROSE FIGHTERS」から始まり、「こだま」「BURNING FESTIVAL」と定番曲かつブラスの映える曲で「TEAM SHACHI」はどんなグループかを示した。

この一方で、「眠れないナイNIGHT!」や「でらディスコ」など、クラブサウンド寄りの楽曲を組み込むなど対バン相手を意識した選曲も見られた。「いけいけハリウッド」は、nobodyknows+のスタジオでレコーディングしたという縁もあり、セットリストに加えたのだという。
前半は比較的攻めの楽曲を選んでいたように思う。一方、後半は「よろしく人類」「You!」「Rainbow」等アイドルらしい楽曲も盛り込まれ、ぞんぶんにTEAM SHACHIらしさを見せられたのではないだろうか。

トリックスター的に「Kissy-麺」が改名後初披露されたことも、特筆すべき点だろう。私はこの楽曲の洒落が聞いた歌詞やすっとぼけたサウンドが大好きで今か今かと披露を待ちわびていた。まさか対バンで披露されるとは思わなかったが、久しぶりに回収ができて沸いたのは事実だ。(「いただきっニッポン!~おみそれしましたなごやめし~」といい、名古屋めし絡みのニッチな楽曲が対バンでぽつんと披露されるのは、永遠のミステリーだと思っているのは内緒にしたほうがよいだろうか)

全体を総括すれば、パフォーマンス量も含めてTEAM SHACHIのライブをしっかりと味わえるそんなライブに仕上がっていたと感じる。

また、nobodyknows+のパートを含め、今回は照明演出が印象的だった。演者の背後にあるLED照明がとにかく美しい。激しい楽曲では赤いフラッシュライトが激しく点滅したと思えば、「Rainbow」では虹色に輝いていた。
これがライブをより引き立てたのは言うまでもない。
特に印象深いのがTEAM SHACHIとnobodyknows+のコラボパフォーマンス「ココロオドル」の演出だ。TEAM SHACHIのパフォーマンスが全て終わり、最後にとnobodyknows+のメンバーを呼び込むと、それぞれのメンバーが所狭しとステージ上を走り回った。このライブの大団円だ。
最後の最後で「呼応する心響き続ける」と高らかに歌われた瞬間に会場すべての照明が明るくついた。このカタルシスといったらない。
同じ明るさで照らされたステージと客席を見た瞬間、ああ誰もかれもが一つになった時、ああココロがオドっていたのだ、と実感したのだ。これが良すぎて、その後の余韻がいつまでも続いた。

過去にも別のライブで似た演出を経験しているのだが、まるで夢から覚めてしまったような、そしてまだ夢心地のような不思議な気持ちになる。「終わってほしくないと願いながら大団円で終わること」がこんなにも美しく尊くいものなのだ、と改めて感じた。

退場の影アナが入ってなお鳴り止まない手拍子を鳴らしながら、客席みんなと同じ気持ちを味わった気がしている。

 

side nobodyknows+

さすがベテラン、圧巻のライブパフォーマンス。7曲のパフォーマンスだったにも関わらず、満足感が凄まじい。

ライブは「Hero's Come Back!!」のコラボパフォーマンスから始まり、9割がタフ民だったフロアをちんちこちんに盛り上げた。

どれほど盛り上がったかというと、タフ民は思い思いに腕を上げ、跳ね、踊り、nobodyknows+の単独ライブ?と疑いたくなるほど。

私を含め、nobodyknows+が世代というタフ民も多かったと思うが、もとより音楽に合わせて体を動かすのが(もっと言えば踊るのが)好きなタフ民とノリの良いヒップホップの相性はいいのかもしれない。

更に驚いたのは、ほとんど初めて聞く曲だったというタフ民が多くいたことだ。にも関わらず、あんなに盛り上がることができたのはnobodyknows+の実力以外の何物でもないだろう。踊り狂うタフ民を見て、ノリ・ダ・ファンキーシビレサスは「タフ民はみんな優しい」とコメントをしてくれた。実際、普段はコピー(ステージと向かって逆向きに振り付けを真似すること)のタフ民も、相手に合わせてミラー(ステージと向かって同じ方向に振りを真似すること)で振りの向きが揃っていったのも一体感があった。

タフ民からすれば、乗りやすい曲をかけてくれて、好きな乗り方でいいと煽ってくれて、また更に「君らの持ってるその光るやつ振ってくれ!」とアイドルオタクの応援スタイルにリスペクトを見せてくれるnobodyknows+が優しいんだよ、と思う。その双方向のリスペクトが、フロアの一体感を産んだのだろう。

コラボパフォーマンスであった「Hero's Come Back!!」の盛り上がりだけでなく、心のコール&レスポンスで盛り上がった「ワサワサ」や、前述のとおりミラーできれいに揃った振りコピでペンライトの海を見せた「愛のテーマ」など、盛り上がるポイントが多く用意され、楽しかった記憶しかない。

nobodyknows+のパートでは、最大のキラーチューン「ココロオドル」をRemixバージョンで披露したのもライブのうまさだ、と思う。
前述のとおり、ライブの最後に全員で「ココロオドル」をコラボパフォーマンスを行なっている。だからこそ、nobodyknows+単独のパフォーマンスとして見られて良かったと思う。ノリ方も予習になり、オーラスでの盛り上がりにも一役買っていた。
また、ここで「ココロオドル」を披露することで、予想している予定調和が揺らぎ、この先のライブの展開の予想が付きづらくなったとも感じている。だからこそ、ここで「ココロオドル」を披露した大きな意味があったように思う。

兎にも角にも、観客の乗せ方、ライブの組み立て方、パフォーマンスのクオリティ何をとっても素晴らしく、観客としても大きな学びとなったステージだった。

 

「舞頂破」の可能性

「舞頂破」は、ラウド・ポップ・ブラスの三本柱を今一度据え直す楽曲、そう解釈している。

「舞頂破」の考察に入る前に、これまでの楽曲を私なりに振り返ってみたい。TEAM SHACHI初期の楽曲は、どちらかといえば「ラウド」「ブラス」の2要素を押し出したものが多く、とくにシャチZERO以降暫くはその傾向が続いていたように思う。一方、「ポップ」は「ラウド」と混在することは少なく、楽曲群を俯瞰したとき点として存在することが多かったように感じる。雑駁に言えば、「ラウド・ブラス」あるいは「ポップ・ブラス」と二極化していたようなイメージがあるのだ。

わかりやすく1stミニアルバムを例に取ると、「DREAMER」「ROSE FIGHTERS」はわかりやすく「ラウド・ブラス」だが、「グラブジャムン」は「ポップ・ブラス」に寄ったもので、「ラウド・ポップ」が混ざり切る前の作品と言えるだろう。

要は、「ラウド・ポップ・ブラス」の三本柱が一つの楽曲に詰め込まれているものはまだまだ少ないのだ。「AWAKE」や「番狂わせてGODDEES」はこの三本柱がしっかり落とし込まれている楽曲だと思うが、まだまだその曲数は少ない。
「AWAKE」と「番狂わせてGODDEES」におけるラウド・ポップ・ブラスについては、坂本氏が詳細に論じているため、ここでは多くを語らずにおく。

note.com

note.com

さて、ここに来て「舞頂破」は、キャッチーで激しい振り付け・「なんまいだーなんまいだー」という歌詞のエキセントリックさ・背後で轟音のように響くラウドなバンドサウンド・最後の最後で隠し玉のように出てくるブラス民と、とことん「ラウド・ポップ・ブラス」を研ぎ澄ました楽曲であるように感じた。

特に振り付けの激しさ・真似のしやすさは一級品。
サビでは「舞頂破!」と叫びながらヘッドバンキングがあるだけでなく、ヲタ芸のロマンス、歌舞伎の見得を切るポーズなど、思わず真似したくなるチームしゃちほこから続くTEAM SHACHIらしさが満載だ。それに加えて「なんまいだー」は、チームしゃちほこごく初期のトリッキーかつコミカルさを彷彿させる。

その一方で、サウンドはかなり重厚だ。メンバーが「咲良菜緒が好きそう」と語るように、メタルに片足突っ込んだか?と思うほど激しいバンドサウンドが背後で鳴る。坂本遥奈のラップパートはこの楽曲の大きな見せ所で、持ち前のスキルをさらに研ぎ澄ませている。

では、「ブラス」はどうだろうか。ブラス民はラストサビの一部の最後の最後、あたかも次の楽曲のためのファンファーレを吹き鳴らすかのように登場する。
そのため、「ラウド・ポップ」の二本が強調されるものとなっているように一見見える。しかし、私にはこれが「ラウド・ポップ・プラス」の三要素をより強固にするものに見えるのだ。

というのも、先に述べたようにTEAM SHACHIの楽曲群には、「ラウド」「ポップ」「ブラス」それぞれの要素が分離されて存在する楽曲もあれば、2つあるいは3つが混合した楽曲もある。その幅広さゆえに、ライブでの変幻自在さや楽曲の並べ方に意外性を持たせたり、驚きを与えたりすることができることは強みではある。

一方で、それらの要素を持つ楽曲群をテンポよくかつ流れを切らずにつなげるのは至難の業だ。特に、ごく初期の打ち込み音が目立つようなコミカルな楽曲と「ラウド・ブラス」の要素を持つ楽曲は相性が良いとは言いづらい。

そこで改めて「舞頂破」を見ると、振り付けやセリフ、「なんまいだー」等過去の楽曲の持つコミカルさを踏襲しつつも、楽曲はラウドに寄せていることを特徴として上げることができる。そしてその流れで最終的にホーンが吹き鳴らされるのだ。ここから、どんなしゃちほこ曲からでもTEAM SHACHI楽曲へときれいに繋がるでは、という期待が膨らんだ。

つまり、これからのライブで「ラウド・ポップ・ブラス」の要素を強め、「TEAM SHACHIとチームしゃちほこの融合」を深化させるために生まれた楽曲が「舞頂破」だと私は解釈した。

まだ話は終わらない。この楽曲に、「From Nagoya」の精神が隠れていることに、気づいているだろうか。
なぜ、「なんまいだー」なのか。なぜ、「合掌」や「座禅」のポーズが取り入れられているのか。なぜ、仏教なのか。

この答えは、愛知県はお寺の数が日本一多いからだ、と予想している。
味噌カツ手羽先、名古屋城テレビ塔など数ある名古屋要素を出し尽くしたその先が「なんまいだー」、ここに至ったか、と膝を打った。
ものすごく雑にまとめると、初のシングルであった「恋人はスナイパー」をTEAM SHACHIナイズすると、「舞頂破」が生まれるのだ、と思う。

だらだらと書いてしまったが、「舞頂破」は、「ラウド・ポップ・ブラスをフロム名古屋の精神で」がまた一つ形になった楽曲なのだ。これが自主レーベル一発目なのだから、これから先の楽曲群に期待が高まる。

ただし、たびたび登場する「虎ひしぎ」のポーズの謎は私の中で予想がついていない。古武術に存在するものらしく、このポーズをしたまま階段を上ると疲れない(秋本・談)、寝た状態で横キックができるようになる(坂本・談)など身体能力を向上させるものらしいが、これを語るとさらに長くなってしまうので、詳細は8/27に行われる新レーベルにかかわる発表の生配信を待ちたいと思う。

 

 

そのた、もろもろ

入りきらなかった色々をすくい上げるコーナー。読まなくて大丈夫。横道逸れまくり、真面目な考察はなし。

  • 最後につく客電の話は、実はこのブログに置いてあるレポに出てくる。もう7年も前だ。驚いた。
  • 何の曲か忘れたけど、ほのゆずきが下手でめっちゃいちゃいちゃしていて気が狂った。最初は柚姫がバックハグしつつほーちゃんの口元に自分のマイクを持っていくなどしていたのだが、最終的にほーちゃんが柚姫をおんぶしてた。やめろ。ころすきか。
  • 舞頂破で秋本帆華が「さあ、崇めよ」的なセリフを言っていたけど、乙女→女神→仏と転職激しくないか?とちょっと笑ってしまった。仏教要素なので、神ではないので…ほ、仏…次は天使かな、あ、もう天使か…
  • 「舞頂破」、「HORIZON」の要素も継承している気がする。おそらく、ハルちゃんのラップパートと秋本帆華のセリフが目立っているからそう感じるのだと思う。「AWAKE」感もあって、TEAM SHACHI2.0感がある。
  • ゴヤと寺について語ったが、これがまたタイムリーというか、自分のジャンルを超えたSS(すきなひとしかすきじゃない。決して誰でも大好きではない)ぶりを発揮したせいだ。
    この日は、nobodyknows+との対バン、「起こせレペゼン052」(※052は名古屋の市外局番)ということでnobodyknows+さんが楽曲提供していること、名古屋つながりでヒプノシスマイク*1のナゴヤディビジョン*2 Bad Ass TempleのTシャツを着ていった。
    Bad Ass Templeはその名のとおり僧侶をリーダーとするチームで、ナゴヤっぽいガラと治安の悪さを持つ一方絆の強いグループだ。なぜリーダーが僧侶かといえば、愛知県は日本一お寺が多いから、という知識があっただけに、「なんまいだー」と歌いだしたときはハ?と思った。紫*3だしナゴヤだし、まだ一回も着たことない*4し、ノーバディーさんが提供してるしよーしちんちこちんに沸かしたるがん!*5と洒落のつもりで着ていったら洒落にならなかった。笑った。

*1:音楽創作キャラクターラッププロジェクト。平たくいえばキャラクターのビジュアルに、声優さんが声をあててラップする。木村昴のめちゃうまいラップを聴けるコンテンツ。アニメもあるよ。

*2:各地にチームがある設定。最初は池袋、渋谷、新宿、横浜だけだったが、新グループとして名古屋と大阪が追加された。

*3:Bad Ass Templeのチームカラーは紫

*4:行くはずだったライブは中止になってグッズだけが家に届いた

*5:Bad Ass Templeの楽曲、「Bad Ass Temple Funky Sounds」にそういう歌詞がある。一番好き

夏だ!シャチサマだ!そうだ、夏曲総選挙しよう――勝手に夏曲総選挙開票

画像2022年、4年ぶりにシャチサマが帰ってくる。
毎年夏を彩り、数々の思い出を作ってきた夏の定番ライブ、「シャチサマ」。改名後はその姿を潜めており、2020年には開催が発表されるも中止の憂き目に遭ったこのライブ。
満を持して今年の夏、2020年のリベンジという形で開催される。

これを楽しみにせずにいられるだろうか。

否!

ということで、パシフィコ同様有志の投票を募ることにした。


今回は「あなたの思う夏曲」を、ひとり3曲まで入力いただいた。ご協力いただいたタフ民は67名、総投票数は203票。

選ばれた楽曲は36曲!皆さん投票ありがとうございました。
早速開票します!
予習に使える(かもしれない)プレイリストや再生リストも作りましたので、ぜひ活用してください。

目次

開票結果(総括)

わかりやすいよう、今回は各曲の得票数をグラフにしてみました。
1位はぶっちぎりで「じりじり夏活委員会 feat.しまじろう」。次いで「BURNING FESTIVAL」、「雨天決行」とかなり得票数が高かったことがわかります。

また、「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」「サマラバ」以下はかなり得票数がばらけていて、思い思いの「夏曲」があることが伺えます。

次の項目では、ランキング方式で1曲ずつ紹介します。

 

開票結果(詳細)

11位 選出多数(1票)

  • colors
  • トリプルセブン
  • 抱きしめてアンセム
  • 眠れないナイNIGHT!
  • BASYAUMA ROCK
  • DREAMER
  • WAKE UP UP
  • Wow Oh! Oh!
  • カラカラ
  • シャンプーハット
  • AWAKE
  • You!
  • かなた
  • チームしゃちほこの野菜生活体
  • なくしもの
  • よろしく人類

11位は1票ずつ獲得した楽曲たち。かなりばらけているのが印象的です。
個人的には、2014年しゃちサマの印象が強い「colors」や「抱きしめてアンセム」、2015年しゃちサマあわせでMVが作られている「BASYAUMA ROCK」がこの位置に落ち着いているのが意外でした。
上位の傾向を見ると、みなさん思い出というよりは曲のイメージや歌詞などで夏曲を思い浮かべる方が多かったのかな?と思います。

 

10位 選出多数(2票)

  • JUMP MAN
  • ノッてけめんそーれ
  • ラリラリホー
  • 夢の途中
  • ピザです!

11位も多数の楽曲が選ばれました。「ノッてけめんそーれ」、「ラリラリホー」なんて激シブですね。
「夢の途中」は2015年のラグーナビーチが忘れられないというコメントをいただいています。キャンプファイアーを背景にした夢の途中、すごく幻想的でしたね。

 

9位 選出多数(3票)

  • We are...
  • アイドンケア
  • こだま
  • パレードは夜空を翔ける

まだ票がばらけています。それだけいろいろな楽曲があって、投票してくださった方の思いがあるんだなあと。
「We are...」、「パレードは夜空を翔ける」はそれぞれしゃちサマで披露された映像がYouTubeにアップされているなど、印象深かったかもしれません。

youtu.be

youtu.b

 

8位 太陽神 / ごぶれい!しゃちほこでらックス (4票)

BURNING FESTIVALリリース以降はるちゃんの生誕を除いて一切披露されていない「太陽神」がここでランクイン!改めて聞いたらチルいメロディが最高。夏のサンセットが浮かぶような楽曲。
RADIO FISHとのコラボ楽曲、是非一度聞いてみてください。

open.spotify.com

 

「ごぶれい!しゃちほこでらックス」もまた2015年シャチサマの映像がyoutubeにアップされています。
この時ごぶれい~を披露したステージが、路上デビュー時にごぶれい~を披露したステージと同じ大きさだった、と語られたり、信じられないほどの水をまいたり、柚姫とゆずがバケツの水をかぶったり、ちゆが放水銃を風上に向かって噴射してすべて自分にかかるなど「しゃちサマ」ならではのシーンがたくさん見られるので予習に最適です。(今回は「絶対にメンバー同士で水をかけあったりしちゃだめ」と厳重注意されているそうですが…)

youtu.be

 

7位 Rock Away / ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ(5票)

2019年の夏をヒダカトオルと駆け抜けた楽曲が8位に!
「ヘイホーヘイレッツゴー」のコール&レスポンスが楽しくフェス向きで、早くこのシンガロンをともにできるような日々が来ればいいなあと思わずにいられません。

www.youtube.com

 

また、語り草となる2015年のしゃちサマでの映像がアップされている「ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ」も同票数でランクインしました。
私事ですが、これが本当に好きで…皆さんぜひ見てください。

www.youtube.com

 

6位 HONEY(6票)

レゲエな雰囲気を感じる楽曲がランクイン。たしかにレゲエは暑い地域から生まれた楽曲で、なんとなく夏っぽさを感じるのも納得。
歌詞の中には直接的に「夏」を思わせるものはないものの、なんとなく「夏」を感じさせるのは小出佑介の妙。
ブチアゲな夏とは違った、大人な「夏曲」。ぜひサンセットの中で聞きたい1曲です。

 

5位 JOINT(7票)

RIP SLYMEのカバー曲「JOINT」がランクイン。もうゴリッゴリの夏曲と言わざるをえないラインナップ。だってカバー元がカバー元だもの。
カバーと言いつつ、この曲はしっかりと音源化されアルバムに入っています。
コロナの影響でどうなるかわかりませんが、かつてはタオルを回して盛り上がったものです。

www.youtube.com

 

4位 サマラバ / ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL(18票)

5位と比較して得票数がぐんと伸びてのランクイン。

「サマラバ」私の大本命です。「ジョジョ~その血の運命(さだめ)~」の富永TOMMY弘明さんをメインボーカルに迎え、メンバーが合いの手を入れるユニークなナンバー。
もう幻に近いレベルで披露されていないにも関わらずこの順位は大健闘だと思います。

なお、柚姫の部屋や推しマシで突然話題に上ったり、かかったり、もしかしたらもしかするのか…?もしかするならゲストボーカルは誰…?など妄想が膨らみます。

www.youtube.com

「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」は、2016年のシャチサマのタイトルが「真夏のPOWER BALL」だったこともあり夏の印象が強い方も多いのかもしれません。
火柱が似合ってゴリゴリに盛り上がるこの曲、期待値高め。

 

3位 雨天決行(29票)

また4位と大きく差をつけてランクイン、「雨天決行」!
歌詞の中に「夏」はないものの堂々トップ3に。2022年シャチサマの「雨天決行、荒天中止」の文言から雨天決行チャンスに期待したりとか、していないとか…?

また、長島スパーランドでの「SPOT」は海水プールでのパフォーマンスだったことも「夏感」をプラスしたかもしれません。

www.youtube.

 

2位 BURNING FESTIVAL(32票)

「お前を愛せたら最後の夏でいい」「砂漠のど真ん中で夏に抱かれて」と、歌詞にも夏が色濃く表れるライブ定番曲がランクイン。
実は、この曲はアメリカで行われる「バーニング・マン」というイベントがモチーフとなっているのはご存じでしょうか。

バーニング・マンは、アメリカ北西部の人里離れた荒野で年に一度、約一週間に渡って開催される。例年、8月の最終月曜日から9月の第一月曜日(米国の祝日「レイバー・デイ」である)までがバーニング・マンの会期とされている。

バーニングマン - Wikipedia

このバーニング・マンも夏のイベントであり、謂れからしても夏の曲なのです。
また、リリース時期も夏で、昭島で行われたフリーライブはまさに灼熱地獄だったことなども記憶に新しく、あの時の焦げるかも、みたいな気持ちを思い出します。
シャチサマで披露される際は、もしかして炎が出るかも、なんて期待できそうですね。

www.youtube.com

 

1位 じりじり夏活委員会 feat.しまじろう(37票)

ねえ、夏活委員会って何の略だっけ?
夏のおいしいカツ丼?
ちっがーう!
夏の楽しい活動を推進する組織、それが我ら夏活委員会!
 

www.youtube.com

もうサムネからあふれ出す夏感。みんなご存じ、しまじろうとコラボしたハチャメチャに楽しい楽曲が堂々1位にランクイン!
「BURNING FESTIVAL」と同じく明確に「夏」をテーマに作られた楽曲ですが、「BURNING FESTIVAL」がバカンスだとするとこちらは「夏休み」なイメージが強い楽曲。
TEAM SHACHI「SPOT ~STAGE at 奥三河~」の様子。

SPOTでも披露していて、その印象が強かった人もいるかもしれませんね。私も今回のサムネイルに使わせていただきました。
フリコピも楽しく、盛り上がれる一曲なのでシャチサマへの期待が止まりません。

 

タフ民のシャチサマへの気持ち

投票と同時に、タフ民からシャチサマに対する熱い気持ちをいただきました。
シャチサマが俄然楽しみになるタフ民からのコメント、控えめにいって最高です。
いろんな事情でいけない方からもいただいていて、まことに感謝です。

  • 梅雨明けになりそうですが、大量放水でずぶ濡れになる楽しいライブを期待してます!
  • 今のところ仕事の都合でまだ行けるか分からないけど、絶対に行きたい😍❤️💙💜💚
  • タフ民全員でビチャビチャになって最高に楽しい夏にしようぜ😂💦
  • 投票はシャチサマで聴きたいで選ばせて貰いました
    僕のセトリ予想(妄想)は
    一曲目ちぐはぐ
    二曲目JOINT
    夕暮れ前に放水と共に雨天決行
    陽が落ちて太陽神からの
    花火を見ながら夢の途中
    アンコールで大好きでご馳走様でお願いします笑
  • 今から楽しみです💓
  • 満員で、ずぶ濡れで、燃え尽きる!
  • 自分はシャチサマに行くことはできませんが、会場の熱量を全国にまで届けてほしいと思います!!!また行ける時にシャチのライブに行きたいぞ!!!
  • 今年タフ民になったばかりですが、夏の大イベントシャチサマが待ち遠しくてTEAM SHACHIの曲を聴きまくりながら過ごしてます!楽しい思い出になること、間違いなし!!
  • コンサートは行くけど、オイラ、シャチサマ初です。土曜に京都大作戦から日曜のシャチサマと野外のダブルヘッダーで体力持つかな?
  • ずぶ濡れで楽しみたい。
  • 大阪を世界一熱い夜にしましょう❗️
  • 初シャチサマ参加です。未知の世界をみんなで楽しみたいです
  • 汗と放水でビッチャビッチャに濡れて、ハチャメチャに楽しんで、デロンデロンに酔って。イカれた夏の始まりにしたいと思います。楽しい企画をありがとうございます。
  • 夏ライブガチ楽しみ
  • シャチサマロスが今から怖いけど、しゃちめんとタフ民とハチャメチャになりたいです!!!
    今しかないこの瞬間に全力を尽くせー!!
  • 破茶滅茶に楽しんでやるー!!
  • シャチサマ行けないのですが、ツアーファイナルの中野でほーちゃんがライブに来られない人も置いていかないって言ってたのに支えられています。楽しんできてください!
  • シャチサマ初参戦です!JK卒業式で遠征してから遠出がいつものことだったので、地元で開催されるのが本当に嬉しいです!!屋外ライブ自体初めてなのでワクワクが止まりません(≧∀≦)
  • 4年越しのシャチサマ、新体制後初めてのシャチサマということで、全くもって何をやるのかわかりませんが、熱く楽しいライブになればと思います。
  • シャチサマ初めてで放水にビビってますが、きっと終わったらいつも通り楽しかったー!となる未来は見えてるのでシャチを信頼して当日を待ちます!!
  • 楽しみぃ!!!!
  • 2年越しのリベンジ、絶対楽しいに決まってるし楽しむ事しか考えておりません!
    TEAM SHACHIの野外とかワクワクが止まらないんですけど👏👏👏👏
  • シャチのワンマン野外ライブは初めてなのでめちゃくちゃ楽しみです!楽しさMAX、感動MAXのライブになる予感しかです。夢の途中来たらエモすぎだろうなー
  • 灼熱の会場でめちゃめちゃ熱いライブを期待してます
    暑さに負けないようにバリバリ鍛えちゃいますよ!
    大量の水浴びたーい😆
  • 燃え尽きるまでこのままで。
  • 夕暮れの中のTODAY聴きたい!楽しみ!
  • 仕事で行けないーー、、
    たのしんできてくださーい!
  • 雨天決行は必ずやるだろうな〜楽しみ!
  • 新規タフ民です!猛暑を吹き飛ばす勢いで盛り上がりましょう!!
  • 行きたいなぁ 仕事休めんかなぁ
  • シャチサマの出来次第で、武道館がグッと近づく気がする…
  • 選曲した3曲は、屋外開催のシャチサマで聴いて盛り上がりたい曲です。
  • 過去に囚われず、今の SHACHIを楽しんで下さい
  • もういくつ寝ると。に迫ってきたシャチサマ
    果たして放水は本当に60リットル(大黒談)なのか!
    炎はどのくらい上がるのか!
    最近やたらと匂わせるサマラバはやるのか!
    このわくわく感がたまらないですねー
    全人類は7/10大阪に来たほうがいいと思います←
  • シャチサマの御成功を祈ってます🙏💚❤️💙💜
  • パフォーマンスの熱さ、楽曲の激しさ、踊り狂って解放感弾ける楽しさ。どこをとってもやっぱりTEAM SHACHIは夏が似合うグループだと思います!夏そのものを、TEAM SHACHIの舞台装置にしちゃう!そんなイメージです。自分にとっては初のシャチサマで、何がどう飛び出すのか予測不能ですが、シャチさんなら、シャチにしかできないとびきりの破茶滅茶を仕掛けてくれると確信しています!
    燃え上がりましょう🤣
  • タフ民になって1年半ほどなので、シャチサマへは初めての参戦です!初めてゆえ勝手はわからずですが、最高に盛り上がる準備はできています!みんなで最高の夏にしましょう!!
  • 初のシャチサマ。ほんと濡れるの?着替えどうしようとかワクワク始まってます
  • 暑さで倒れるのが先か?水でトサカが倒されるのが先か勝負です。
  • しゃちサマ楽しみすぎて高まっております!!
  • 野外シャチサマ久しぶりなので無事開催願います!!
  • 世界で1番熱い場所にしましょう!
  • 初めてのシャチサマなのですが、想像もつきませんがはちゃめちゃに楽しむぞ〜
  • シャチサマ初参戦に向けて水浴びる訓練中♨️
  • HONEY」はリリース当初から夏の夕方にピッタリだと思っていたので、遂にきたぞという感じです。
    「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」みたいな熱い曲と放水でぶち上がり、「ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ」みたいな爽やかな曲でシャチメンの歌声に酔いしれる、そんなシャチサマを期待してます!楽しむ準備はできてるぞ〜!
  • シャチサマはマジで熱い夏になる。
    TEAMSHACHIの野外でアガらないはずがない!メンバーに負けない位盛り上がるぞ〜
  • 熱い夏にしような!
  • タフ民になって初のシャチサマで、毎日カウントダウンして楽しみにしています!
    実は2年前にもチケットをとったのですがコロナで中止になったので、同じ大阪野音でリベンジできて嬉しいです!
  • 久しぶりのシャチで初めての野外!踊り狂いますーー!
  • 暑くなりそうなので放水の届く場所で参加したい
  • 2015年ぶりの野外ワンマン、楽しみにしております❗
  • みんなで体感温度を100度まで上げて大阪を沸騰させちゃいましょう!そのまま蒸発しても悔いはないっ!
  • 最初の2曲は すぐに決まった が3曲目.... 雨天決行 にした!!!!
    きっと今年 2022年大阪・野外 を以てTEAM SHACHIの曲として夏の決定打となるであろう1曲(※週間天気予報を眺めながら)
    全通だけが偉いわけではないけど全通は偉い シャチサマ全通をかけた 残り8日が明日から始まる
    あとBURNING FESTIVALに関してはセットリスト1曲目だとも予想する。
  • 2019のロッキンで気になり始めたので、セトリの出だし3曲を選びました!このロッキンが夏でした!!
  • 最高に熱いライブになりますように!
  • しゃちサマ2015の円盤が出た当時、何度も何度も繰り返し見ていました。7年の時を経て今年の春、TEAMSHACHIとなった彼女たちのライブに初めて参戦しました。
    楽しすぎてすぐにシャチサマも参戦を決めました。
    野外でのシャチサマはあの2015以来だそうですね。
    すごくすごく楽しみです。
    アツいライブにしましょう!
  • 2年前の分まで暴れる準備は出来ています!
    みんなで燃え尽きよう!笑
  • ハルチャンスキー

※私に向けたメッセージを入れてくださった方ありがとうございました!全部読んでます!

 

Spotifyプレイリスト・Youtube再生リスト

今回選出された楽曲のプレイリスト・再生リストを作成しました。
予習にぜひどうぞ。

Spotifyプレイリスト(まさかの夏活がサブスクにない)

open.spotify.com

youtube再生リスト

youtube.com

 

おわりに

今回もたくさんの方から協力をいただきました。本当にありがとうございます。
もしこのブログが、みなさんの楽しみをちょっとでも増幅させる味の素みたいな存在になれたらいいなあと思います。

十人十色の「夏曲」を見て、タフ民というのは「僕たちの色色混ざり合ってほら新しい色」な集合体なのだなといつも思います。
そんな「色色」なみなさんと、TEAM SHACHIを通して一つになれることが楽しく、良い空間だなと思うのでした。

TEAM SHACHIの夏はまだまだ始まったばかり。ハチャメチャに楽しみましょう!

 

あと、7/10シャチサマ当日は参議院議員選挙投票日です。
遠征民は期日前投票をわすれずにしましょうねー!

モチベとやっぱ好き、の話

好きなグループがリリース期間に入った。久しぶりにプレスされることになる。
コロナ禍においてずっとデジタルリリースを続けてきていて、 ここにきてのリリースだ。嬉しさもひとしお。

しかしこのデジタルリリースの裏には、プロモーション(主に特典会) をかけられない状況下でのプレスはリスクである、 という判断があったものだ。
平たく言えば、おそらく「売れてくんなきゃまじで困る」 のである。なんせあの子達、 今勢いを取り戻しているとはいえ崖っぷちを走り続けている。だから、いざリリースが決まったら怒涛の勢いのプロモーション活動が始まった。

ここで自分の話をするが、結構私は体力がない。
週末の予定を詰め込むとすぐ疲れてしまって、 体調を崩したりする始末だ。 月に1度はなにもせずただ家で横たわっているだけの時間がほしい し、理想をいえば土日はどちらかゆったりする時間が欲しい。

話を戻そう。リリース期間に入ったのでそれなりに忙しい。
最初はウヒョー! と言いながら埋まっていくカレンダーを眺めてニヤニヤしていたが 、 例によって一ヶ月くらいすると疲れてなんだか疲れが取れないなあ 、と会社でレッドブルを飲んで乗り切る日々が続いた。
それに追い討ちをかけるように、 クレジットカードの明細が私のメンタルをゴリゴリ削ってくる。 さよならボーナス。決めたことだからよいけれど、ああ……薄給。

愚痴みたいになっているが、ここで書きたいのは愚痴ではない。 やっぱアイドル好きだわ、というちょろいオタクの話だから、 もう少し我慢してほしい。
そんなこんなで、ちょっと疲れていた。 仕事は仕事で、年末進行の激重案件を担当させられたり、 そもそもこの時期は忙しいということも大いに手伝っている。

そしてそんな疲れ切った状況で、平日のイベントがあった。いくと決めていた。でも、 なんだか気持ちも身体も重いなあ、なんて思っていたのだ。
チケットを取っていたイベントひとつは、 仕事との折り合いがつけられずに結局いけなかった。 結構いい番号だったのにな。
その翌日のイベントは、 前日の作業で折り合いがついて参加できた。しかし、 正直言って疲れているなあ、早く帰りたいなあ、 なんて思っていた。
それでも、体を引きずって会社から会場まで向かい、何枚目なんだかもはやわからない新アルバムを2枚予約した。 1万円くらいする。結構な額だな、 と財布から去っていく福沢諭吉を見ながら思う。何話そうかな。 話すことたくさんありすぎて、どうしていいか困るな。 ポーズも何も決めてないや。あー困った。なんとなく会場にきてもモチベが上がらなかった。

でもオタクはちょろい。推し二人が会場に現れて、 集まったオタクに笑いかけた瞬間、あっかわいい、 話すことなんて無限にあるやんけ、髪型褒める? かわいいねしか言うことなくない?ブワッ、と気持ちが切り替わった。
推しメン二人が普段しないようなかわいい髪型だったとか、もう顔面かわいすぎてちょっとよくわからないとか、それだけで楽しくなってきた。
友人と可愛いかわいいどうしよう、 とキャッキャしながらいっしょに並んでチェキを撮った。
推しがめちゃめちゃ可愛い顔をしてくれたり、名乗ったらわかるに決まってるじゃんこの仲だよ、 と言われてブチ沸いたりした。
やっぱり推ししか勝たん。

撮った写真がだんだんと姿を合わす時間に、推しと話したことを思い出す。ニコニコする。現れた写真に、めちゃめちゃに沸く。私ありえんくらいニコニコしてるな、嬉しかったもんな、などと思ったりする。これですよ、特典会は。

思えば、いろんな理由(オタク活動のなかで生まれたものも、 仕事やプライベートで生まれたものも) でオタ活へのモチベが下がることなんて何遍もあったけど、 そのたびに推しの笑顔やパフォーマンスに救われてきたな、 と思う。
なんやかや、一旦沼に落ちたら抜け出せないのだ。
諸事情でアイドル現場にも、 その他のヲタ活にもリソースを割かなかった時期が一年くらいあったが、結局戻ってきたし、出戻り後は悪化している。

やっぱり、オタクは楽しいからやめられないのだ。
このヲタ活での喜びをという人参をぶら下げて、色々な現実を蹴り倒しながら走っている。

人参を得た私は、 その翌日も行く予定のなかったチェキ会に参加してしまった。
これもまた信じられないくらい楽しくて嬉しくて、推しメンのことが大好きだなあとチェキを見るたびにニヤニヤして いる。
その週末には、スケジュールの合間を縫ってまたツーショットを撮りに行っている。ちょろすぎる。
こうして、ずっとオタクなんだろう。 でも好きなことがあるって幸せだ。そういう、 ずっと楽しい人生がいいなあ。

ハウツー特典会〜TEAM SHACHIインストアイベント@タワーレコード渋谷レポを添えて〜

f:id:mn37s:20211223222205p:image

2021年の12月4日、TEAM SHACHIの久しぶりのミニライブ+特典会が行われた。おそらく最後に行われた類似のイベントは2019年2月21日の「燃えよ!失敗女子」DVD&BD発売イベント@HMV栄ではないだろうか。

TEAM SHACHIはコロナ禍でじわじわとファンを増やしていったため、1stアルバム「TEAM」の発売イベントで初めて特典会に参加するタフ民も多いだろう。

そこでこれまでの類似イベント・タワーレコード渋谷におけるインストアイベントの様子を参考になるようにまとめてみた。

※ここに記載するものはあくまで例であり、実際には当日の注意事項をよく読みそれに従うよう、くれぐれもお気をつけを。

 

基本的な流れ

当日は、大抵ミニライブ→特典会の流れで進行する。2部制の場合、これを2回繰り返す。それぞれの詳細は次項に記載した。

 

ミニライブに参加するには

ミニライブに参加するためには観覧券が必要だ。これはCDを予約するともらえるもので、なくなり次第終了。
観覧券についた整理番号順に、ステージ付近に設置された優先エリアに呼び出され、好きな位置で観覧するという形が多い。
整理番号はランダムでの配布となることが多いため、友達などと一緒に入りたい場合は遅い番号に合わせて入場するといいだろう。先に入った人が友達のために場所取りをする等の行為はあまり好まれるものではない。

当然、整理番号順に呼び出されるため呼出されたタイミングで入場出来なければ入場順は繰り下がる。このため呼び出し時間(大抵は券面に書いてあるが、HP等にも掲載されているのでいずれかをチェック)はしっかり把握しておく必要がある。
また、スタンディングの場合が多いので荷物は減らしていこう。

会場によっては観覧券がなくても優先エリアの外から観覧できる場合があるので、レギュレーションをよくチェックしよう。

ミニライブは概ね20〜30分程度5,6曲のボリューム感。有料のライブと違い、派手な演出はないが距離感も近いためいつもと違った感覚で楽しめるだろう。今回はギュッと絞ったシンプルなセットリストだったが、しっかり緩急が効いていて良かったと思う。最近のシャチ、ほんとうにライブのバランスがいい。

【12/12 タワレコ渋谷の場合】

観覧券が必須で、無料で観覧できるエリアはなし。コロナ対策として立ち位置指定用の枠が設けられていた。どの枠で見るかは自由。
観覧券の配布数は200、全ての観覧券の配布が完了するとCD予約時に「観覧予備券」を配布し、スペースがある場合に限り入場が可能となるシステムだった。
今回は1部、2部とも予備券を配布していたが、予備券で十分に入場可能だったようだ。

 

特典会に参加するには

特典会に参加するには「特典券(シャチ券)」が必要だ。CDなどの予約・販売の際に合わせてもらえる。
1枚の予約で前述の「観覧券」と「特典券」を1枚ずつもらえる場合が多い。「特典券」は、全メンバー共通で使用できるもの、メンバーや特典会の指定があるもの様々なので、購入の前によく確認しておこう。

ミニライブ終了後、設営に10分〜20分程度を要し特典会が開始される。それぞれ、目的のメンバーの列に並んで特典会に参加する。
最後尾の人は目印となるメンバーの名前が書かれた札を、前の人から「持ちます」等声をかけて受け取り、他の人が見つけやすいように掲げておこう。自分の後ろに人がついたら、お願いしますと言って渡してあげてほしい。

特典会は列が途切れ次第終了となる。一定数ループする人がいるので、すぐ途切れることはない。
複数のメンバーの特典会に並びたい場合は、初めはどの列に並んでも大丈夫だ。後半になると、列の長さが変わってくるので、他のメンバーに並んでいるうちに列が途切れ終了となる事態を避けるため、列の短いメンバーから優先的に並ぶようにアナウンスされる。
終了間際になると○○さんに参加される方いますか、と呼び出されるので、まだ並ぶ予定があれば速やかに申し出よう。ある程度は融通してくれるはずだ。

【12/12 タワレコ渋谷の場合】

  • 特典券は整理番号なし、メンバー・部の指定なくどの部、どのメンバーにも使用可。
  • 1部特典会は13時すぎ〜15時20分程度まで、2部は16時半〜。早々に離脱したため、終了時刻不明。

 

特典券・観覧券の確保について

おそらく、ここが一番知りたいところであろう。そして残念ながら、ここに明確な答えはない。
しかし、私なりの判断基準と渋谷タワレコのレポートを記載したので、参考にしてほしい。

無駄に歴だけ長い私でも、特典券・観覧券の確保するまで、割といつもハラハラしている。おそらく一番気になるのは「何時に並べばよいのか」ということだ。まず戦略を立てる前に、必ず禁止事項や待機開始可能時間がアナウンスされていないか確認しよう。

店舗によっては開店前待機を禁止している店舗もあるし、整列開始は○時からと決めているところもあれば、始発前待機禁止等決まりがある場合もある。公式ホームページを見る際は、まずそこをチェックしてほしい。

そして、「券の確保」については当日の人出にもよるので何時に並べば券が確保できるかというのは全く予想がつかないものだ。
会場のキャパシティとどの程度人が来るか予想することしかできないうえ、これ以上は高度な情報戦となってしまう。

この辺の予想も含め、リリイベの楽しさだと思っていただければありがたい。私は、当日までのSNSでの盛り上がり具合を見ながらだいたいあたりをつけている。

以下、タワレコ渋谷のインストアイベントでの様子をレポートするので、今後の参考としてもらいたい。

【12/12 タワレコ渋谷の場合】

9時半過ぎに会場到着。既にざっと100人程度の並びがあった。盛況である。タワレコ渋谷には正面玄関に待機方法の張り紙があったため、それに従う形で整列。

10時に開店すると、地下のライブハウスへ列が移動。販売開始まで、ここで待機することに。寒くなくてありがたかった。

11時、販売開始。受付9階に至るまで、階段に列を形成したがこの列が結局地下のライブハウスまで伸びた。盛況である。私は7階で待機していただろうか。

今回、観覧券は1会計につき1枚の配布だったため、両部観覧希望の場合は再度並び直しをする必要がある。1部の集合は12時なので、この段階で並び直して1部開始前までに2部の観覧券を確保するのは困難ではないかと予想した。

案の定、1回目の会計が終了したのが11時半過ぎ、並び直してみるも最後尾はまだ地下だった。
結局、1部に間に合わなくなる前に列を離脱した。
その後、1部終了後に並び直し、無事2部の観覧券も入手できた。なお、特典券は枯れることなく、2部の特典会中も販売していた。

一番険しかったのはFC枠が当選していた人かもしれない。私も含め、当選している人はサクッと受付できると思った人が多いだろう。
しかし、今回は当選者も含め同じ列に並ぶ必要があったためライブ開始までに受付が間に合わないのでは?と懸念の声も聞こえた。
最終的には、入場開始前後にFC当選者を優先的に受付ていたので事なきを得たかと思うが、このあたりは今後改善していくことを期待している。

また、タワーレコードでは、フリーイベント時の予約方法や入場者登録が少し特殊なので、参考までにここに記載する。
まず、予約は会場に張り出されているQRコードを読み込んで、空メールを送信→送られてきたメールに記載のURLにアクセスし予約情報を入力することで仮予約→レジにて仮予約情報を読み込み決済、予約完了という流れになる。レジで何を何枚、と伝えなくて済むうえ、待機中に入力ができるので慣れてしまえば非常にスムーズだ。
この仮予約時、購入制限以上に予約ができてしまう場合があり、その場合はレジで入力し直しになってしまうので注意が必要だ。
予約完了メールは引取時に必要なので破棄しないようにしよう。(過去に誤って消してしまって、なんとか受け取れたがレジの方に迷惑をかけてしまうので非常に気まずい)

また、これと併せてイベント参加者情報を登録し、登録完了メールを見せる必要もあるので待機中などに入力を済ませることをおすすめする。普段の登録とは違い、店名・アーティスト名・イベント開始時刻などを手入力する必要があるので、そのつもりで。

総じて、フリーライブやインストアイベントは険しい判断を求められることが多い。ゆとりを持っていって、人がいなければネカフェで寝とく、くらいの感じがいいと思っている。

 

特典会レポート

タワレコ渋谷のインストアイベントでは「2shot撮影会」と、「サイン会」が行われた。以下にこのレポートを記載するので、参考となれば幸いだ。なお、特典会のレポートはメンバーとオタクのごく個人的なやりとりになるので、さまざまな感情が渦巻くことがある。できるだけフラットに書くつもりではあるが、まあ、お手柔らかに。

 

第1部:2shot撮影会

コロナ禍になってから他現場にも通ったが、その時の状況によってマスクの有無などが異なることが多かった。今回のインストアイベントでは、飛沫防止シートをメンバーとタフ民の間に置き、メンバーはマスクなしでの撮影となった。感染状況が落ち着いたからこそのレギュレーションだ。ワクチン様様である。

基本的な流れは、スタッフに撮影用の携帯を渡す→前の人がはけたらメンバーの横に立つ→メンバーとのトーク→撮影→携帯の返却→バイバイして終了、というような感じだ。

スタッフに撮影用の携帯を渡す際、画角の縦横の希望があればお伝えするとスムーズだろう。また、メンバーの横についたら撮ります、と声がかかるまでは多少お話ができるので、ライブの感想やポーズの希望などをメンバーに伝えてみよう。撮り終わると、一言二言くらいはメンバーとお話ができるので、お礼を伝えてバイバイできるとスマートなのではないだろうか。実際私が撮影したものは以下の通りだ。

VS大黒柚姫

f:id:mn37s:20211223141609j:image
2年前、柚姫の部屋にふつおたとして結婚した旨を報告し、コロナ禍があけたら直接お祝いしてほしい、と書いたメールを読んでいただいてお祝いの言葉をいただいてしまったので、実に2年越しの念願が叶った形だ。

実は前日のオンライントークも参加しており、行くね、と予告していたほか、柚姫にありがたいことに顔を覚えていただいたりもしてブースに入るなり「みなせー!」と声をかけてもらったのが幸せだった。

私はみてー!とわざわざ持ってきた婚約指輪と結婚指輪を見せて、指輪を見せるポーズをしてもらった。スタッフに大黒さん今日そのポーズめっちゃしてますね、と言われてたのが印象的だった。そうだよね、2年もあればいろいろあるよね、と特典会もライブもできなかった日々を振り返っている姿が印象的だった。

せっかく家人を引き合いに出したので、次に並んでいるのが夫です、こういうの初めてだから優しくしてあげてと伝えて終了。家人は結婚生活はどうなの?とか、幸せ分けてもらう、とか言われていたようだ。

VS秋本帆華

f:id:mn37s:20211223141636j:image
久しぶりすぎて何を話していいか戸惑ったが、HORIZON大好き侍なのでHORIZONの話をした。
HORIZONのほーちゃんが好き、と言ったら「えぇ〜?エヘヘ…」と照れた様子でマフラーに顔を埋めて上目遣いでこちらを見てくるものだから、かわいすぎてどうにかなるかと思った。爆散しなかった私を褒めて欲しい。

というのも「HORIZON」の秋本帆華ソロパートはセリフのみしかない。声や喋りが活きるこの曲を褒めたのは意外と勇気がいることだった。

その昔、特典会で2013年に秋本帆華の声を褒めて撃沈したことがある。
活動期間のうちかなりの時間、彼女は自分の声にコンプレックスを抱えていたということを知らなかったのだ。
これに気づいてから避けてきた彼女の声について、かなり遠回りながらも触れてみて、好意的な反応をもらえたのだからこの日は私にとってエポックメイキング的な日になったと思う。

そんな流れを汲み、ポーズはHORIZONで、とお願いしたところ胸の前でサインをするポーズ(サビ前)と、右手を斜め上に掲げるポーズ(サビ)どっちがいい?と聞かれたので私が一番好きな「肯定も否定もしないのです。ただその先を見てみたいだけ」のセリフの時のポーズ(サビ前)で。
親指はだす!親指はだす!と2回も言っていたが、本人が注意されたことなのでは……?と疑った。(秋本帆華、振りをちゃんと認識していないことがしばしば)

VS咲良菜緒

f:id:mn37s:20211223141658j:image
この日はHORIZONの時なおちゃんと目があった気がしたので、増してなおちゃんの列へ。

すごく目があった気がしたんだよね、と伝えたところ合ったかも〜!と。(やっちまったかな?)

めげずにレスほしいです!とポーズをお願いすると、何レスがいい?といろいろジェスチャーをしてくれるなおちゃん。ハートで!と依頼。正面のお顔が残らないデメリットがあるものの、撮影の間は目をバッチリ合わせてお顔を見られるため向かい合うのもなかなか味わい深い。

撮影後は最近のなおちゃんの歌声が輪をかけて好き、と伝えて終了。ありがとう〜!!と手を振ってくれた。

なお、この特典会のあとの第2部は最前列だったため、なおちゃんから圧強めの目線がバチバチ飛んできたのはまた別の話。

 

第2部:サイン会

この日の2部はサイン会。アーティスト写真を使用した絵柄のポストカードに、メンバーが宛名とサインを書いてくれるというもの。サインを書いているメンバーとトークも可能だ。

宛名に書いてもらいたい名前を事前に記入する用紙があるため、事前に記入のうえ自分の番になったらスタッフに特典券とともに渡す。同じ名前を使ってループする場合はスタッフにその旨伝えると使用後戻してくれる。

メンバーは机に向かって座っているため、しゃがんで話しているタフ民も多かったように思う。わたしもそれに気づいてからはしゃがんでお話をした。

 

VS大黒柚姫

f:id:mn37s:20211223141725j:image
結婚の話をしたので、宛名は「新妻のみなせ」で依頼。柚姫は漢字に弱いイメージがあるのでわ、わかる?と聞いてしまったのはやってしまったポイントかもしれない。

スラスラと「新妻」を書いている柚姫に、さっき(≒第2部のミニライブ最前列)近くでやばかった〜!と伝えたら見えたよ、と笑顔。
ライブ中さ〜クセすごいよね〜好き〜。と私のライブ中の挙動の話に。前日のオンライントークでは、私の顔を見て客席でよく見るよ!紫と赤のペンライト振ってるよね?と言ってくれ、本当に客席をよく見ているな、と関心する。

これからもクセ強見せてね!と言われたので見つけて!と伝えて終了。ちょっとレス乞食だったかもしれない。
周りの人に迷惑をかけないように引き続き「よくわからんほど沸いてる人」のポジションでいたいと思う。

 

VS秋本帆華

f:id:mn37s:20211223141732j:image
今日はほーちゃんと「ドールズフロントライン」の話をする!と決めていたので宛名は「みなせ司令官」さんで依頼した。
HORIZONが好きすぎてドールズフロントラインを始めたことを伝え、ゲームの進捗の話に。ほーちゃんは「終末のワルキューレ」をオフの日に一気読みした話もしてくれ、オタク友達と話しているような雰囲気で進行。

終わりごろに突然私の目をじっと見つめて、おめめかわいいね(原文ママ)と突然言われ、えっほーちゃんのほうがかわいいよ!?とマジレスして動揺しながらバイバイして終了。
「おめめ」が乗せすぎたラメなのかカラコンなのかはわからずじまいだったが、この日は渡辺直美がプロデュースしている「N's collection」の「玉こんにゃく」を着用していた。
以前も同じように別のアイドルから同じラインのカラコンを褒められたことがあるので、もうN's collectionしか勝たん状態である。(以前褒められた時に着用していたのは「サイダー」)

レポが短いのは、これは私と彼女だけの話としてとっておきたい話がドルフロの進捗の話と終末のワルキューレの話の間にあるからだ。
彼女がマンガ・アニメ・ゲーム等が大好きで結構なオタクだということは承知しているし、そんな話をしたくて特典会にいるのだが、オタクとしてストイックで笑ってしまった。アニメが始まったらまたドルフロの話をしたいと思う。

 

まとめ

色々書いたが、特典会はとにかく楽しい。
今回は事前に決めた「話したいこと」「やりたいこと」を全てできたが、メンバーからの予想外の発言に思考停止してあらぬ方向に飛んで行くなどメンバーに振り回されるのも乙だと思う。
いろいろ失敗しても、きっと真摯な気持ちでメンバーと向き合えば気持ちは伝わるだろう。

特典会は日頃の感謝を伝える良い機会だ。全てのオタクが、よき特典会ができることを切に祈っている。

 

秋本帆華のフルマラソン完走に思うこと

私の推しメン、TEAM SHACHIの秋本帆華さんが名古屋ウィメンズマラソンにて、42.195kmを完走しました。
タイムは4時間6分52秒。
初のフルマラソン挑戦、そして完走のタイムとしては、出来過ぎなくらいだそうだ。

この挑戦を見届けて、推している人間として鼻が高いなあと思うと同時に、メンバーも自分たちのセンターながらに誇りに思いその功績を讃えている姿がとても「尊いな」と思ったのでそのことを訥々と、ラフに語っていきたいと思う。

 

【目次】

 

秋本帆華の無尽蔵なタフネスがすごい

まず、42.195kmを平然と走り切るところがすごい。普通であれば、半年前から調整して走り切れるかどうか、というものだそうです。(詳しいフォロワーが教えてくださった。感謝。)

そしてそのタイムも、4時間ちょっと。少し調べてみましたが、4時間を切れる人は女性のランナーの3割程度だそう。
これは本当にすごいことなんじゃないでしょうか。

私はTV中継とWeb配信を同時に見ていたけれど、やっぱりしんどそうなランナーの方はたくさんいました。
その方達と比較してどうこう、というわけではないですが、常に定点カメラに向かって全力の笑顔を見せてくれて、手を振ってくれる姿を見て、秋本帆華さんの「笑顔」に対するこだわりは相当だな、と思ったものです。
そして今回は、東海テレビの特番に出演するなど、トップ選手とはまた違った、マラソンの楽しさや愛知のチアアップ的な役割を担っていたようですが、それに求められるものを、「笑顔」を見せることでしっかりこなしてくれたように感じます。

TEAM SHACHIのスローガン、「super tough strong energy positive exciting soul form nagoya」を体現してくれた、それが名古屋ウィメンズマラソンにおける秋本帆華の功績だと私は思っています。

完走後本人も出演したTEAM  SHACHIの配信では、30kmを過ぎたあたりで苦しくなったりもした、でもメンバーの応援を思い出して絶対走って帰ったると思った、と語ってくれました。39km地点では、きっちり定点カメラに向けて笑顔を向けてくれていたのが写っています。

ラソンは、ある一定の距離を超えたら自分との戦いだ、といいます。
39km地点で手を振る彼女を見て、「秋本帆華なんだ、余裕じゃん」と思っていましたが、苦しさを乗りこた末のこの笑顔だと知って、彼女のメンタル・フィジカルのタフネスを実感せずにはいられませんでした。
あくまでも笑顔を貫く、あまりにパーフェクトなアイドルです。

f:id:mn37s:20210314205153j:image
▲39km地点で見せてくれた笑顔。給水をしようとしたけれどトレーナーの先生からいらない、と言われたのか、あっいらないってぇ!といつもの調子でいいながら走り去っていきました。

 

TEAM  SHACHIの絆がやっぱりすごい

秋本帆華の完走後の配信で、改めてTEAM  SHACHIの絆を見た気がしました。

とにかく、メンバーからのほーちゃんへのリスペクトがすごい。
帆華のゴール後、数々の取材を終え配信ブースに帆華が戻ってきたときはおかえり!おかえり!とハグで歓迎。ほーちゃんは汗をかいてるから、と照れながらも、メンバーの熱烈歓迎にただいま、ただいま、と何度も答えていました。
f:id:mn37s:20210314221247j:image
▲合流直後の様子

活動歴10年目を迎えたアイドルが、10代の学生だった頃と変わらずにメンバー同士で抱き合う、こんなに尊いものだとは思いませんでした。

その後は、咲良菜緒さんがフルマラソン完走後のほーちゃんを思いやり、「お休み中」の大きなステッカーを作って胸に貼る場面も。

f:id:mn37s:20210314221229j:image
▲お休み中ステッカーを貼られる秋本帆華

そんなステッカーも「秋本帆華フルマラソン完走」のフリップが渡された瞬間に本人が「うわーーーー!」と奇声を発しながら引き剥がされ、自身のマラソン完走について語られるわけですが…
前述の、メンバーからの応援が、というコメントでメンバー全員の涙腺が崩壊、咲良菜緒がなんで私が泣いてるのーーー!と叫びながら泣き、大黒柚姫は我慢してたのに!と言いながら顔をぐしゃぐしゃにして泣き、坂本遥菜は場を回しながらも目に浮かぶ涙を拭っていました。秋本帆華は、それに対してずっと笑い続けている。

これが、TEAM SHACHIなんだ、と。
f:id:mn37s:20210314221341j:image
秋本帆華を囲んで泣くTEAM SHACHI

改名してから、メンバーひとりひとりの思いの強さと一つのチームとしての連帯感、仕事人的な側面はたくさん見せてきてくれましたが、メンバー個人に向けるストレートな感情は久しぶりに見た気がしました。

うちのセンターすごいでしょ、かっこいいでしょ、とメンバーが胸を張って言える、メンバーが待っている場所に戻ってきた秋本帆華の安心しきった顔になぜだかこちらもも心が熱くなり、誇らしい気分にしてくれました。

 

おわりに:改めてお疲れ様を

秋本帆華さん、改めて本当にお疲れ様でした。

苦しんでいる姿を一切見せることなく、平然とフルマラソン完走を成し遂げてしまうその姿、尊敬します。
その姿を見て、タフ民はまたTEAM SHACHIを誇りに思い、どんどん好きになってしまうのでしょうね。この熱い気持ちをくれて、本当にありがとうございました。

本当に、報われてほしいなって改めて思います。こんなにすごい子たち、早く見つかって、バズりまくればいいんです。
そんな想いから、今後のライブの予定を紹介させてください。

私たちと一緒に最高のTEAMをみませんか。

5/4(火・祝) @東京・USEN STUDIO COAST ワンマンライブ「東○○でオトす‼︎」
▶︎https://teamshachi.nagoya/news/#news15571

5/4(火・祝)@東京・USEN STUDIO COAST 「TEAM  SHACHIビギナーズライブTOKYO」
ご新規さんは無料で招待!このブログを読んだご新規の方、私が招待します!twitterにDMください。絡みのない方でもぜひ!!!
▶︎https://teamshachi.nagoya/news/#news15572

10/24(日)@神奈川・パシフィコ横浜「OVER THE HORIZON はちゃめちゃ!パシフィコ」
▶︎https://t.co/6CIYMp09oL?amp=1
f:id:mn37s:20210314220347p:image

TEAM SHACHI総論 その魅力を語るーー勝手に!Road to #シャチはちゃパシ Vol.1

みなさん、TEAM SHACHIは好きですか?私は好きです。

大好きなので、こんなものを書いてみました。

f:id:mn37s:20210313225410j:image

そんなTEAM  SHACHIが、パシフィコ横浜公演「over the horizon はちゃめちゃ!パシフィコ!」(以下はちゃパシ)の決定を発表してからはや数週間が経過し、FC先行の結果も出たところです。

無事当選、準備は万端………本当に万端か?

TEAM SHACHIが本気で臨むはちゃパシです。彼女らがそれに賭ける想いは、もはや自分ごととなりつつあります。いちタフ民として、その本気に応えたい、チケット完売までの一助になりたいという思いが日に日に増していきます。

ならば私にできることはひとつしかありません。

そんな想いから、「勝手に!Road to #シャチはちゃパシ」と題し、TEAM  SHACHIの魅力を様々な切り口からお伝えするシリーズ記事を更新していきたいと思います。

最初の第1回は、私が愛するTEAM  SHACHIの魅力を、「最近TEAM SHACHIを知った」「名前は聞くけどよく知らない!」という方にもわかりやすく、「TEAM SHACHIとはなにか、どんなところが魅力的か」を書いてきたいと思います。

【目次】

TEAM  SHACHIとは

f:id:mn37s:20210313223401j:image

アーティスト写真 出典:TEAM SHACHIオフィシャルサイト

TEAM SHACHIは、名古屋発のラウドポップユニット。読みは「シャチ」で、TEAMは発音しません。

女性4人組のガールズグループで、主に歌って踊ってパフォーマンスするアイドルグループです。

そんなTEAM SHACHIは、2012年に「ももいろクローバーZの妹分」の売り文句のもと、「チームしゃちほこ」としてデビュー、2018年に改名し「TEAM SHACHI」となりました。

現在もももクロらと同じくスターダストプロモーション内のアイドルセクション「スターダストプラネット」に所属しています。

メンバーは秋本帆華咲良菜緒坂本遙奈大黒柚姫の4名。

上記メンバー4名のほか、トランペット、サックス、トロンボーンからなる女性6人組の覆面ホーン隊「ブラス民」が演奏を担当しており、演奏だけでなく、メンバーと共に踊りながら演奏する(!)パフォーマンスが大きな特徴です。 

www.youtube.com▲定番曲「Rocket Queen feat.MCU」。ロックマンとのコラボレーション、MCUがラップで参加、作詞:新藤晴一、作曲・編曲:本間昭光という超豪華な布陣による1曲。


メンバー全員が愛知県出身で、ローカルアイドルとしての側面もあり、アオキーズ・ピザ、スガキヤ食品「本店の味」、FUJIMAKI GroupのCMを担当するほか、コメダ珈琲のPR大使を担当するなど地元愛知県や東海地区の企業と多くコラボレーションしています。

www.youtube.com▲アオキーズ・ピザのCM

メンバーみんな、名古屋訛りも強めです。

彼女らの激しいパフォーマンスにも負けじとついてくるタフな姿から、ファンは「タフ民」と呼ばれています。(※メンバー命名) 

 

TEAM  SHACHIの魅力

生感たっぷり!踊ってはしゃげるライブが楽しい!

TEAM  SHACHIの魅力は何より「ライブ」

メンバー全員の生歌ブラス民による生演奏とともに、メンバー4名+ブラス民6名、計10名で組まれるフォーメーションによるダンスは圧巻。

歌唱面では、大黒柚姫ほぼ全曲の生ハモリを担当。珠玉のハーモニーの中、彼女の透き通った歌声が際立ちます。

激しい振り付けの曲も多数ありますが、その振り付けをこなしながらもぶれない歌声、演奏は折り紙つき。特にブラス民の「踊る」は想像のレベルを遥かに超え、吹奏楽経験者からは「こんなの絶対に無理」の声が聞こえることも。

www.youtube.com▲メンバーの美しいハーモニー、ブラス民とのダンスフォーメーションを堪能できる「かなた」。

最近では、節目のライブにゲストにギター・ベース・ドラムの生バンドを迎えるものが多く、ライブの中でもとりわけ「生」に対する意識が非常に高いなと感じています。

www.youtube.com▲生バンドを迎えた豊洲PIT公演の「雨天決行」。crossfaithのドラマー、Tatsuyaさん視点。TatsuyaさんはシャチZEROも参加してくださいました。

 そんなライブはほぼMCなし、徹底的に歌って踊ってライブを「魅せる」ことにコミットしています。

そんな「生感」たっぷりのライブはただ「観る」だけでも充分楽しめるものです。

しかし、彼女らのライブで一番重要なポイントはパフォーマー・オーディエンス双方の凄まじい熱量が混ざり合い生まれる熱狂」だと私は思っています。

ライブでは、メンバーが観客をひたすらに煽って、それに呼応して観客も声を出し、体をいっぱい動かす双方向コミュニケーションが発生して、お互いにどんどん熱を高めあっていきます。

そんな踊って跳ねて声を出すライブの帰りはもうヘロヘロ。翌朝起きると全身筋肉痛で体が動かない、なんてことは日常茶飯事です。

とくに、「アゲ曲」のひとつ「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」では、メンバー、ブラス民、タフ民全員が「BANG YOUR HEAD!」のかけ声とともに一斉にヘドバンをします。毎回毎回、これのおかげで首がやられますがそんな痛みすら心地いい。

youtu.be▲ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL。ブラス民も楽器を持ちながらヘドバン!タフ民もヘドバン!

そんな観客でさえ肉体的に疲労するライブを、MCをほぼなしの構成でやってみせるメンバーとブラス民のタフさたるや、我々「タフ民」と呼ばれていますが足元にも及びません。

メンバーの髪が汗でしゃべしゃになっているところは見ますが、息を切らせているところは見たことがありません。

※本当はトークがあっちこっちに広がってグダグダになり、せっかくのかっこいいパフォーマンスが台無しになるので喋らせてもらえない、と言うのが正しいのですが、怪我の功名としておきましょう。

そんな熱いパフォーマンスだけでなく、徹底的に「魅せる」ことにこだわった楽曲が増えていることも最近のTEAM SHACHIの特徴。
表情を巧みに使い分け、今までは出せなかったセクシーさや妖艶さを醸し出すことができるのも、TEAM SHACHIの魅力です。

www.youtube.com▲シャチゼロで披露された「MAMA」。表現力の高さ、中でも大黒柚姫の妖艶さに注目。

そんな多面性を見せるシャチですが、ライブでは、これまで語った「多面性」をバランスよく配置しまとめ上げる手腕が見事で、そこにストーリー性を足すことでライブそのものが一本の映画のような、それくらいの満足感があるものに仕上がっています。

特に、ライブに持たせる「ストーリー性」は非常に巧みで、これまでも各ライブレポートで語ってきたのでお時間があれば是非ご覧ください。

そして、TEAM SHACHIのライブの魅力は一見に如かず。本稿でも何曲かピックアップしていますが、2019年春に開催した「タイムトレインかなた」ツアーファイナルの映像がノーカットでyoutubeにて無料公開されています。ぜひ、TEAM SHACHIの珠玉のライブを追体験してみてください。

www.youtube.com

 
TEAM SHACHIのタフネス

さて、ここまで「ライブの楽しさ」を通してTEAM SHACHIのアーティストとしての魅力を語ってきました。
しかし、それだけでは終わらないのがTEAM SHACHI。メンバーそれぞれが人間的な魅力に溢れています。

特に語りたいのが、TEAM SHACHIのスローガン「super tough strong energy positive exicting soul from nagoya」に現れる彼女の「タフさ」です。

f:id:mn37s:20210313145222p:plain

TEAM SHACHIのロゴ。 出典:TEAM SHACHI公式サイト

ここでは、チーム全体に通じる「タフネス」のうち、「フィジカル」「メンタル」それぞれについて語っていきます。

 

フィジカルのタフネス

とにかくTEAM SHACHIは体力おばけです。

前段の「ライブの魅力」でも語りましたが、チームしゃちほこ時代から観客との一体感を非常に大事にしており、「お客さんと一緒に踊って汗かくライブ」を軸として活動してきており、その精神は今も受け継がれています。

お客さんが汗をかく、ということは、パフォーマーは当然ながらもっと肉体的な負荷がかかります。
手っ取り早く理解するためには歌いながら走ってみるといいでしょう。相当きついです。これを彼女たちは何時間も続けます。

私の観測範囲の中で、「体力おばけ」の片鱗が最初に現れたのが2013年の「愛の地球祭り2013」。
当時高校1年生(ハルは中学3年生)、デビュー2年目のまだまだ成長途中であったにも関わらず、5000人の観客を前に開幕からアゲ曲を含む5曲をMCなしで連発した挙句、6曲目はそのまま未公開だった新曲を披露するなど、会場がどよめくほどの無尽蔵に思える体力を見せてくれたのです。あの時の、えっまだMCなしで続けるの?えっ新曲?と言いたげなどよめきは、8年経った今でも忘れられません。

それ以降激しいパフォーマンスで観客を振り回すのが楽しいとでもいうようにパフォーマンスの過激さは増し、とにかく観客を疲れさせることを目的としたライブを行うようになりました。
当然、メンバーの負担も大きくなるのですが、この点の苦労は語られることが少なく、彼女たちにとっては動きまくって汗をかきまくるライブが「普通」なのかもしれません。昔から、ライブ終了後の楽屋でもキャーキャー騒いでいたそうです。

近年リリースされた曲は、そこまで激しい振り付けの曲があるかといえばそうではないのですが、ライブでは過去の曲を上手に使いながら上手に観客を盛り上げ、疲労させてきます。

しかもそれが、「激しい振り付けをやりながら歌える」レベルから「激しい振り付けをしながらでも、安定した歌唱ができる」のレベルに昇華しています。
「TEAM SHACHIの魅力」で紹介した「MAMA」は、シャチZEROのライブ映像及び音源を使用したものですが、これが披露されたのはライブ開始から1時間半以上、ほぼ2時間に近づこうかというタイミング。驚くべき安定感です。
昔の彼女たちは、ライブの後半はサウナでも行ってきたの?というくらい髪を汗でびしょびしょにしていましたが、今は見る影がありません。

f:id:mn37s:20210313163058j:plain

 チームしゃちほこ初ワンマン(2012年、当時中学3年生)の大黒柚姫
出典:ナタリー

 特に秋本帆華は私がファンになった当時からどんなに歌って踊っても一切前髪が崩れない鉄人と思っていましたが、この記事をアップする2020年3月14日に開催される名古屋ウィメンズマラソンでなんとフルマラソンに挑戦するほどのタフネス。

もうここまでくると、恐れ入りました、としか言いようがありません。そんな有り余る体力に、なぜか私もエネルギーをもらえてしまうのです。

 

メンタルのタフネス

TEAM SHACHIは、メンバーのフィジカルのタフネスさだけでなく、メンタルのタフネスさにも語るところがあります。平たく言えば、20代前半の女の子にしては余りにもメンタルが強い。

そんな彼女たちのメンタルのタフネスを語るには、少しだけ彼女たちのあゆみを紹介する必要があるでしょう。

冒頭にも書いたとおり、TEAM SHACHIの前身グループチームしゃちほこは、ももいろクローバーZの妹分の売り文句のもと、スターダストプロモーション芸能3部として初めてのローカルアイドルとしてスタートしました。

その当時の2012年というのはまさにアイドル戦国時代と呼ばれ、AKB48はミリオンヒットを飛ばし、様々な趣向を凝らしたアイドルが同じようにスターダムを目指して大量にデビューした頃です。

チームしゃちほこは、そんな中デビューして瞬く間にキャリアたった2年4カ月で武道館公演を実施、会場は超満員という偉業を成し遂げます。

その背景には、ももいろクローバーZの絶大な人気がありました。ももクロ以上のフレッシュさを求めたアイドルオタクが、チームしゃちほこに大量に流入してきたのです。わたしもその一人で、当時はモノノフとシャチヲタの二足のわらじでした。

チームしゃちほこは、飛ぶ鳥を落とす勢いでキャパシティを拡大し続けましたが、ライブでの重要な役割を果たしてきた安藤ゆずの体調不良による卒業という苦難を迎え、その人気を陰らせます。

それまでであれば、幕張メッセイベントホール等のキャパシティ1万程度の会場でもチケットは完売していたところ、それが厳しくなり、2度目の武道館は1階スタンドを全て封鎖した「武道半」、だんだんと会場のキャパシティは下がり続け、アリーナやホールが中心だったライブは、いつしか中規模のライブハウスが中心になっていきました。言葉を選ばずに表現にすれば「落ち目」です。

さらには、歌唱の柱であった伊藤千由李が卒業、ライブのキャパシティもさらに下がり続けていきます。それでも、彼女たちは一度も下を向きませんでした。

人気絶頂から目に見えた「落ち目」を経験してなお、ステージに立つことを選択し続け、向上心を失わない、これがTEAM SHACHIの精神のタフネスです。

個人的な意見ですが、アイドルという職業は非常にモチベーションを保つのが難しい職業だと思っています。

乃木坂46欅坂46ももいろクローバーZのように、テレビに出て、誰もが知る人気アイドルになれるのはごく一部。それ以外は何をするかといえば、ライブの回数をこなしながらオタクとチェキを撮ったり、握手をしたり、の繰り返しです。
長くやっている間に、受験を迎えたり、高校あるいは大学を卒業し、自分の進路を真剣に考えた結果芸能界を引退する子も少なくありませんし、それはそれで正しい選択肢だと思っています。

TEAM SHACHIは、自分たちの人気が翳ろうが逆境にめげるどころか、立ち向かっていく姿を、私たちタフ民に見せ続けてくれました。

大黒柚姫は唯一大学に入学せず、「わたしにはこれしかない」と高校卒業と同時に芸能一本に。秋本帆華は2020年3月に大学を卒業、「これからは芸能一本、逃げ道なんかない」と自身の進路について語ってくれました。

何があっても絶対折れず、逆境すら歌にしていつでも笑顔を絶やさない、ひたすらにタフ民に真摯に向き合う。簡単なように見えて、相当な精神の強さと覚悟がなければできないことだと私は思います。

このコロナ禍においても、何度もライブが延期になっても一度も折れず今置かれた状況でできること、を考え続け発信し続けてくれました。

もう後には引けない彼女たちが、裸一貫でアイドルと向き合う、それが彼女たちのメンタル面の「タフネス」です。

だからこそ、改名後初めて披露されたDRAMERには「ろくでなしなんかじゃないよ 伊達に今日まで生きてないよ みんなそうしょ?僕らすごいっしょ?選ばれしものでいいでしょ?」という歌詞があり、説得力があるのです。

www.youtube.com

 

タフ民に対する誠実さ

私が考えるTEAM SHACHIの魅力、最後は「タフ民に対する誠実さ」について。

彼女たちは誰よりも自分たちの「ファン」を大切に思ってくれていて、ゆえに私たちに常に誠実でいてくれるのです。

彼女たちにとっての大きな苦難の殆どは動員の伸び悩み、落ち込みという結果になって現れてきました。つまりは、様々な事情や思いからチームしゃちほこやTEAM SHACHIの現場から去っていくファンを、たくさん見てきたはずです。

だからこそ、彼女たちは今この瞬間に一緒についてくるタフ民に対して、全幅の信頼を寄せて一つのチームだと思ってくれているのではないか、と私は思います。

それが一番顕著にわかるのが、はちゃパシでしょう。
豊洲PITのライブでは、2回目の武道館を満員にできなかったくやしさをきれいごとでごまかすのではなく、素直に語りました。そして、はちゃパシに向けて「このライブが試金石になる。だからタフ民の力を貸してほしい」と、自分たちの手の中の弱さをタフ民にさらけ出して、助けを求めてくれるのです。

自分の弱さを見せる、これは強い信頼関係がないとできないことです。言葉は選んでいましたが、来てくれた方のことを慮りつつも満員にできなかった、と素直に認めること。それを正直に話すこと。それがパフォーマーにとってどんなにくやしいことだったでしょうか。

本当だったら隠したい、悔しくてみっともない姿を、「TEAMだ」と言ってくれる私たちタフ民に見せてくれる。助けを求めてくれる。それがどんなに真摯で、誠実なことでしょうか。

 つらい時を一緒に乗り越えてくれた仲間。メンバーは、タフ民のことをそう思ってくれているのかな、と彼女たちの心に触れるたびに思います。そして、その感謝を形にして返そうとしてくれていることも知っています。

だから私は、彼女たちからずっと離れることができないし、なんとかしてはちゃパシに来てくれる人を増やそう、そう思ってこの記事を書きました。

たくさんの人にライブパフォーマンスを見てほしいんです。彼女たちの誠実さが、報われる時が来てほしい。

そんな気持ちにさせてくれるほど、彼女たちのパフォーマンス、生き方は美しい。

楽しい時間は保証します。いっしょに、はちゃめちゃになりませんか?

本日より、はちゃパシのチケットが一般発売しています。楽しい一日を、一緒に過ごしましょう。

▶チケットのお申し込みはこちら

f:id:mn37s:20210313172337j:plain

まとめ

TEAM SHACHIはライブが楽しくて、フィジカルもメンタルも強くてタフ民想い。

こんな熱い気持ちになれる現場に、ぜひ一緒に! 

ハチャメチャになる覚悟はいいか。私はできている。――TEAM SHACHI 「SHACHI Navigates Spotlight」@豊洲PIT公演レポ


f:id:mn37s:20210222195813j:image
私が愛するTEAM SHACHIの単独公演「SHACHI Navigates Spotlight」(@豊洲PIT)に参加してきました。
踊って跳ねて、体がバキバキになる楽しいライブで、やっぱりシャチはライブだなと改めて実感した公演でした。
どこに出しても恥ずかしくない、私達タフ民一同大大大好きなTEAM SHACHIがそこにあって、メンバー、バンド民、タフ民と熱量を共有しあえるそんな空間にいられたこと、幸せに思います。


楽しかったことや良かったなあと思うことを書いていきたいと思いますが、まずはこれを書く義務がありますので、先に。


2021年10月24日(日)に、パシフィコ横浜で単独公演を行うことが発表されました!

f:id:mn37s:20210222124742p:image

詳細▶︎


これは、TEAM SHACHIにとって新たな挑戦です。
パシフィコ横浜のキャパシティは4000、目標に掲げる日本武道館での単独公演に向けた試金石となるライブです。
今回のライブは、TEAM SHACHIとタフ民とがひとつのTEAMになって、一緒にパシフィコ横浜公演を成功させようと気持ちを一つにする決起集会でもあったのです。
パシフィコ横浜公演が発表されたあとのMCで、咲良菜緒さんが「パシフィコ横浜に行きたいなと思わせるようなパフォーマンスをした」と語りました。
彼女たち、本気です。その本気は、ティザーPVで語っています。

私はこの公演に参加して、彼女たちを今すぐパシフィコ横浜に立たせても場に恥じないものができる、と確信しています。

今回は、そんな彼女たちのライブパフォーマンスの素晴らしさと、コロナ禍におけるニューノーマルなライブ、「決起集会」としての豊洲PIT公演、 そしてパシフィコ横浜公演に懸けるいちタフ民の想いについて、語っていきたいと思います。

 

【目次】

 

最高を更新し続けるライブパフォーマンス

期待のとおり、今回もハイクオリティ、圧巻のライブパフォーマンスでした!!!!!!!!
今回は、ブラス民(女性6名の覆面ホーン隊。通常は、彼女らとともにパフォーマンスします)は欠席でしたが、シャチZERO同様にドラム(Tatsuya)、ベース(MIYA)、ギター(芳賀義彦) の力強いバックバンドが参加してくれました。
ライブハウスで聴く生バンドの音圧は凄まじく、比喩でなく本当に体が震えるのを感じて、これが有観客ライブの良さだと改めて実感しました。
バンドによる演奏は全編に及び、打ち込みが多い曲ですらもゴリゴリのハードロックにしてしまうアレンジには最高以外の言葉が出ません。 一方で、原曲の良さを損なわないバランス感覚に優れた素晴らしいアレンジでした。

ドラムのTatsuyaさんとベースのMIYAさんは、シャチZEROから継続しての参加で、 あの音を生で聞きたかった!という気持ちを浄化させてくれるものでもあり、その点でも非常に満足感が高いものでした。眠れないナイnight、本当に生で聞けてよかった。シャチZEROでやっていない曲もあるのでまた音源にしてください。


最初にこうやって胸を張って「バンドが素晴らしかった」と語れるのは、メンバーのパフォーマンスがその音圧に負けず、それによってクオリティを更なる高みに昇華させる素晴らしいものだったからに他なりません。

詳細なレポートは素晴らしい写真とともにナタリーが記事にしてくださっているので、是非こちらを。レポートも写真も毎回素晴らしく、安心と信頼の実績を裏切りません。

今回のライブ全編を通して一番感じたのは歌唱力の更なる向上です。
改名後の歌唱力の向上については、今まで必ずと言っていいほど当ブログで触れてきましたが、今回はより一層、今まではパフォーマンス全体の中のワンパーツであった歌唱が、彼女らのステージパフォーマンスの柱となったことを実感しました。
中盤ブロックの「かなた」と「sweet memories」は歌唱のみのパフォーマンスでしたが、それでも見ごたえがあるのがその証明でしょう。過去にも、ダンスなし歌唱のみのパフォーマンスを行ってきたことからも、歌唱に対する意識の高まりが強く感じられます。

今回は特に咲良菜緒さんの声のマイク乗りが異常によく、彼女の歌唱の魅力である声の厚みや伸びの良さが何十倍にも光っていました。
歌い上げるMAMA、awakeのハイトーン、雨天決行やRock awayのシャウト等、歌唱メンと呼ばれて久しい大黒柚姫とは違った厚みのある声だからこそ光る場面が多く、改めて彼女の声の魅力に気づかされました。ライブ後に過去のライブを見返しましたが、 大人になって歌声の魅力が増したように思います。

この歌唱を踊りながら平然とこなすのだから、もういっぱしのパフォーマー然としています。
この磨かれたパフォーマンスをほぼMCなしのライブで魅せ、途方もない満足感を味わえる、これが今のTEAM SHACHIのライブで、今の最高点だと改めて実感しました。

これもまた毎回書いていますが、次のライブでは今私が感じた「最高」をまた更新してくるれのでしょう。
そんな信頼があるから、TEAM SHACHIのライブは何度でも行きたくなるんですよね。 絶対にパシフィコ横浜に行きたいし、たくさんの人に見てもらわなければという使命感を感じる充実した内容でした。


最高に楽しいニューノーマルなライブ

パフォーマンスのクオリティの高さは前述のとおり折り紙付きですが、 アイドルのライブが楽しい! と思えるのはパフォーマーとオーディエンスの一体感があるからだと私は考えています。
そして、パフォーマンスのクオリティが高くてすごいことと、ライブに参加して楽しいと感じられることは必ずしもイコールではないとも思っています。例えば、パフォーマンスとしての100点があっても、必ずライブとしての100点になるものではなく、逆にパフォーマンスが80点だったとしても楽しい!と思えれば総合的には100点と感じられる、それが「ライブ」の魅力だと思います。
その一体感を生むのがコール&レスポンスだと思っていますし、コールが大きければ大きいほど、会場のボルテージ上がっていき途方もない熱狂の渦が生まれるのです。
しかし、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、今回のライブは発声禁止。
声を出せない現場でどのように楽しんでいこうか。そんな不安をよそに、TEAM SHACHIは発声なしでのライブを楽しめる仕掛けをきっちり用意してくれていたし、タフ民も負けじと楽しみ方を見出していたそんなライブだったように思います。


①「踊る」ライブ

チームしゃちほこ時代から、TEAM SHACHIのライブに欠かせなかったのがオーディエンスがメンバーと一緒に同じ振り付けを踊る「振りコピ」です。
それがコロナ禍における強い武器となることを一体誰が想像したでしょうか。

今回のセットリストを見ると、盛り上げるブロックは雨天決行、抱きしめてアンセム、こだま、BURNING FESTIVAL、JUMP MAN等「踊れる」曲を中心に構成されていて、「踊って盛り上がれ!」という明確な意図を感じとることができます。
特に雨天決行〜BURNING FESTIVALのブロックはこれでもか! と動くことを求められ、まだ消化しきれていない昼食が体の中で暴れることといったら。

それでも、横っ腹痛い〜!と思いながら飛び跳ね、 踊りまくってしまったのは、そこにいたみんなが一緒に音を感じて踊って、フロアが沸きまくっていたから。
今まで作ってきた、踊って楽しむという地盤があったこその盛り上がり方であり、彼女たちの培ってきたものがこのコロナ禍において強い武器となっている、そこに彼女たちの今までの活動に裏付けされた底力を感じました。

今置かれている状況で最大限楽しめるように仕組みを用意してくれるから、いつも楽しい!と思えるライブになるんだろうな、と感じたポイントでした。


②コールできないながらの、タフ民の悪あがき

パフォーマーサイドから「踊って盛り上がる」 という一つの盛り上がり方が示されたことは、前述のとおりです。
しかし、いつでも観客席で大暴れ(いい意味でです)するタフ民は、それだけにとどまらず、コールできないながらも精一杯悪あがきしてたなと思った瞬間があったので、それについて書いていこうと思います。
端的に言うと、タフ民は声出せないながらも懸命にコールをしていて、それがよく「見え」ました。
一体どういうこと?と思うかもしれません。
2曲目の雨天決行、咲良菜緒さんの「雨天決行!」のシャウトのあと、早いテンポのイントロが始まりますが、 それにあわせて「オイ!オイ!」のリズムで一斉にペンライトが振られるんですね。それからも、コールと同じリズムで一斉にペンライトが動き続けて、コールが「見え」たし、頭の中でいつもの熱狂する声が響き渡りました。もう、頭の中ではすっかりいつものライブです。
2部の「ピザです!」では、おなじみピザMIXを声を出さずに全力で打っているタフ民を何人もみかけ、つい笑ってしまったほどでした。サークル作りたくなってしまうくらい、皆さん熱く盛り上がっていました。
その他にも、好きな曲のイントロがかかったであろう人が、 ペンライトをブンブン振ってジャンプしてみたり、 曲終わりには大きな拍手をしたり、 制限がある中でも精一杯盛り上がっている気持ちを伝えようとする 姿、まさにタフ!と感じました。

TEAM SHACHIによる工夫とタフ民の悪あがきにより、会場の一体感が損なわれることなく、感染症対策を遵守するまさにニューノーマルなライブができたのではないでしょうか。そんな状況で聴くJIBUNGOTOはとても心地よく、胸を張ってハートマークを作ることができました。10億いいね❤️


パシフィコ横浜公演に向けた「決起集会」としての豊洲PIT公演

上記のとおり、今回のライブは単純にライブとして最高に楽しめるものでしたし、もし他の要素がなくても最高と言えたでしょう。
しかし、このライブにはタフ民を楽しませる以外にももう一つ、 重要な役割がありました。
それは「TEAM SHACHIとタフ民のパシフィコ横浜公演に向けての決起集会」 です。
象徴的だったのがパシフィコ横浜公演の発表後、メンバー全員とタフ民全員が拳を突き合わせ、 パシフィコ横浜公演の成功を誓ったシーンです。 まだまだ夢見ていきますよ!と気持ちを新たにして歌われるDREAMERを聴いてしまえば、誰もがTEAM SHACHIが巻き起こさんとするムーブメントの当事者になったことでしょう。
いちタフ民としても、気持ちが引き締まる思いでしたし、絶対にパシフィコに行くんだ、と固く誓ったものです。

しかし、「決起集会」としての要素は、そのMCだけにとどまらないと私は考えています。
私は、このライブすべてが、 パシフィコ横浜公演に向けた決意表明であり、決起集であったと考えているのです。セットリストを紐解くと、その役割を果たす曲が見えてきます。
特にその役割を担うのが、「雨天決行」と「It's new 世界」の2曲ではないでしょうか。2曲とも、歌詞と現実がリンクする部分が多くあり、このセットリストに組み込んだ意図を感じずにいられません。

雨天決行は、ライブ時の降雨率の高さから着想を得た曲。歌詞には、たとえ悪天候でも前へ進むという強いメッセージが込められています。思えば、彼女たちはその当時からずっと逆境に耐え、嵐の中を走り続けてきました。
「雨天決行」というタイトルですが、「暴風」「嵐」「豪雨」と表現されるそれは明らかに台風、そんな激しい雨風が吹き付けるような逆境をものともせず、前を見て走り続ける彼女たちを体現した一曲です。
それが今、この曲がこのコロナ禍の中パシフィコ横浜公演へ向かうという、大きな嵐に自ら飛び込んでいく、あるいは、巻き起こしていく彼女たちを歌った曲に聞こえてくるのです。「それでももがいてもがいて前へゆけ」なんて、今この状況にこんなにハマる歌詞がありますか。
しかも、象徴的な一曲が、坂本遙奈が初めてラップ詩を作詞した曲というのも、胸が熱くなるポイントです。

また、「It's new 世界」はAメロ冒頭から、TEAM  SHACHIの現状にピタッとハマっていて、鳥肌すら覚えます。

勇み足な好奇心と切り過ぎた切り札
新しい季節が運んで来た
何かやりたい衝動と裏腹な行動
まだ何も手にしていないと分かった

とくにこの冒頭、「新しい季節」をこのコロナ禍と解釈して歌詞を読み解いてみると、本来であればラインキューブ渋谷公演を経てパシフィコ横浜公演に臨むはずだった彼女たちの「今」とぴったりハマっているのです。
また「 部屋に閉じこもってダラダラしたいけど時間は待ってくれない」 という歌詞は、ステイホームが求められる世の中と25歳という一つの区切りへの時間が刻々と迫る今とリンクしています。
タイトルにもあり、歌詞にも繰り返し出てくる「 新しい世界」という言葉が、ニューノーマルに移行しつつある今この世界と解釈もでき、そこに踏み込み、その世界へ大きな足跡をハイキックで叩きこんでやろうという決意を感じずにはいられません。

こちらはかなり前の映像ですが、ほとんど振り付けが変わっていないので是非参考に見てみていただきたいなと思います。
サビの「新しい足跡つけて」のハイキックが最高なんです。
この6年後にはこれよりもっと高く綺麗なハイキックを美しく成長したお姉さんが繰り出すかと思うとゾクゾクしますね。

さて、「雨天決行」と「It's new 世界」が決意表明としての役割を果たしていたのではないか、との仮説を語りましたが、パシフィコ横浜公演の開催が発表されるまでは、そんなこと露も思っていませんでした。
だって、私はただただ楽しい!やったー!と思って聴いて、踊っていたのだから。

息切れさせながら、パシフィコ横浜公演の発表を聞いて、今日歌われた曲を振り返って、点と点が繫がったその瞬間のカタルシス!鳥肌が立ちました。
その点、発表を1部の後半に持ってきたという判断も秀逸でした。
この公演はパシフィコ横浜を意識したものであるという種明かしをして、セトリに潜む意図を感じさせたうえで、あえて大幅なセットリストの変更をせず続けて2部を行うことで答え合わせをするという、考えに考え抜かれた構成でした。
それゆえ、ほぼ同じセットリストでも1部と2部を違った視点で楽しめるものとなっていたということも特筆すべきポイントでしょう。

先ほど触れた2曲以外にも、レーザーによる派手な演出や、ステージに組まれたセットなど大箱を意識した箇所がいくつもありました。前半盛り上げて中盤で聴かせるというお手本のような構成も、その一つだと思います。
改名してからここ最近の特徴である、点と点が繫がる統一感のある公演、豊洲PIT公演はその一つの到達点だったのではないでしょうか。
ただ懐かしい曲を入れ込んで古参を喜ばせるだけでなく、きっちりと役割が存在する、そんな考えられたセットリストが大好きです。
この「最高」を超えるパシフィコ横浜公演になる必要がありますが、これもまた、次の公演では期待を大きく上回ってくれるのだろうと思うと楽しみでなりません。


パシフィコ横浜に向けて、いちタフ民としての想い

MCの中で、彼女たちは自分たちのパフォーマンスについて「たくさんの人に見て欲しい、たくさんの人に最高を届けたい」と語りました。
想いは私も一緒です。
思えば、彼女たちは中学生の頃から青春をアイドルに捧げて、これまでやってきました。
ライブパフォーマンスとは何か真剣に考えている姿や、そのクオリティを高めるために必死に努力している姿も知っていま す。
しかし、メンバーの努力によってライブのクオリティが上がる一方で、武道館公演のチケットが即完売していた当時の勢いは今はありません。
絶頂期の人気の要因は外的なものがかなり多く、今彼女たちの本当の力が試されている、私はそう思っています。


でも、私は胸を張って言いたい。
TEAM SHACHIはいつだって今が最高だ。
いつもいつも、最高だった。しかもその「最高」 は過去と地続きで、過去は今の彼女たちの血肉になっている。

2013年から8年間応援し続けてきたのは、彼女たちから常に前向きな気持ちを感じていたからです。後ろ向きな時なんて、一切なかったし、その姿にずっと励まされてきたのです。
その私達「タフ民」を信頼してくれること、心から誇りに思います。
きっと、 誰よりもファンの存在の重みを知っている彼女たちだから、屈託なく信じていると言えるのでしょう。

だから私も、彼女たちと一緒に何度でも夢を見ます。
ろくでなしなんかじゃない、 だてに今日まで生きてないのはきっとタフ民も一緒ですね。

折に触れ、メンバーからTEAM SHACHIの「TEAM」は、ブラス民スタッフ民タフ民全員を含めた一つの「TEAM」と言われてきましたが、 今回のライブで改めてそのチームの一員であることの自覚と、仲間に入れてもらえる喜びを噛み締めています。
何故か私も、パシフィコ横浜に向けて気持ちが引き締まる思いです。

 

みんなで一つになって、絶対パシフィコ横浜満員にするぞ!!!! !!!!

はちゃめちゃになるぞーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

 

おわりに

このブログを読んだ人が、少しでもTEAM SHACHIに興味を持ってもらえたら、あるいは好きになってもらえたらいいな、と思います。

現在、ファンクラブでパシフィコ横浜公演の最速先行を受け付けています。このファンクラブ先行でチケット当選された方全員に、メンバーから感謝の気持ちを込めた直筆のお手紙が届くそうです。長らくファンをやってきましたが、こんな取り組みは初めてで、メンバーからの強い気持ちを感じるとともに、メンバーからの溢れるタフ民愛を感じてさらに愛しい思いが募っているところです。

ファンクラブ「タフ民の集い」に是非集ってみてはいかがでしょうか。一緒に集おう!仲間になろう!いや、なってください!!!!

 

f:id:mn37s:20210222150021j:image

入会はこちら▶︎https://teamshachi.nagoya/fanclub/