女限エリアからこんにちは

ハウツー特典会〜TEAM SHACHIインストアイベント@タワーレコード渋谷レポを添えて〜

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2021年の12月4日、TEAM SHACHIの久しぶりのミニライブ+特典会が行われた。おそらく最後に行われた類似のイベントは2019年2月21日の「燃えよ!失敗女子」DVD&BD発売イベント@HMV栄ではないだろうか。

TEAM SHACHIはコロナ禍でじわじわとファンを増やしていったため、1stアルバム「TEAM」の発売イベントで初めて特典会に参加するタフ民も多いだろう。

そこでこれまでの類似イベント・タワーレコード渋谷におけるインストアイベントの様子を参考になるようにまとめてみた。

※ここに記載するものはあくまで例であり、実際には当日の注意事項をよく読みそれに従うよう、くれぐれもお気をつけを。

 

基本的な流れ

当日は、大抵ミニライブ→特典会の流れで進行する。2部制の場合、これを2回繰り返す。それぞれの詳細は次項に記載した。

 

ミニライブに参加するには

ミニライブに参加するためには観覧券が必要だ。これはCDを予約するともらえるもので、なくなり次第終了。
観覧券についた整理番号順に、ステージ付近に設置された優先エリアに呼び出され、好きな位置で観覧するという形が多い。
整理番号はランダムでの配布となることが多いため、友達などと一緒に入りたい場合は遅い番号に合わせて入場するといいだろう。先に入った人が友達のために場所取りをする等の行為はあまり好まれるものではない。

当然、整理番号順に呼び出されるため呼出されたタイミングで入場出来なければ入場順は繰り下がる。このため呼び出し時間(大抵は券面に書いてあるが、HP等にも掲載されているのでいずれかをチェック)はしっかり把握しておく必要がある。
また、スタンディングの場合が多いので荷物は減らしていこう。

会場によっては観覧券がなくても優先エリアの外から観覧できる場合があるので、レギュレーションをよくチェックしよう。

ミニライブは概ね20〜30分程度5,6曲のボリューム感。有料のライブと違い、派手な演出はないが距離感も近いためいつもと違った感覚で楽しめるだろう。今回はギュッと絞ったシンプルなセットリストだったが、しっかり緩急が効いていて良かったと思う。最近のシャチ、ほんとうにライブのバランスがいい。

【12/12 タワレコ渋谷の場合】

観覧券が必須で、無料で観覧できるエリアはなし。コロナ対策として立ち位置指定用の枠が設けられていた。どの枠で見るかは自由。
観覧券の配布数は200、全ての観覧券の配布が完了するとCD予約時に「観覧予備券」を配布し、スペースがある場合に限り入場が可能となるシステムだった。
今回は1部、2部とも予備券を配布していたが、予備券で十分に入場可能だったようだ。

 

特典会に参加するには

特典会に参加するには「特典券(シャチ券)」が必要だ。CDなどの予約・販売の際に合わせてもらえる。
1枚の予約で前述の「観覧券」と「特典券」を1枚ずつもらえる場合が多い。「特典券」は、全メンバー共通で使用できるもの、メンバーや特典会の指定があるもの様々なので、購入の前によく確認しておこう。

ミニライブ終了後、設営に10分〜20分程度を要し特典会が開始される。それぞれ、目的のメンバーの列に並んで特典会に参加する。
最後尾の人は目印となるメンバーの名前が書かれた札を、前の人から「持ちます」等声をかけて受け取り、他の人が見つけやすいように掲げておこう。自分の後ろに人がついたら、お願いしますと言って渡してあげてほしい。

特典会は列が途切れ次第終了となる。一定数ループする人がいるので、すぐ途切れることはない。
複数のメンバーの特典会に並びたい場合は、初めはどの列に並んでも大丈夫だ。後半になると、列の長さが変わってくるので、他のメンバーに並んでいるうちに列が途切れ終了となる事態を避けるため、列の短いメンバーから優先的に並ぶようにアナウンスされる。
終了間際になると○○さんに参加される方いますか、と呼び出されるので、まだ並ぶ予定があれば速やかに申し出よう。ある程度は融通してくれるはずだ。

【12/12 タワレコ渋谷の場合】

  • 特典券は整理番号なし、メンバー・部の指定なくどの部、どのメンバーにも使用可。
  • 1部特典会は13時すぎ〜15時20分程度まで、2部は16時半〜。早々に離脱したため、終了時刻不明。

 

特典券・観覧券の確保について

おそらく、ここが一番知りたいところであろう。そして残念ながら、ここに明確な答えはない。
しかし、私なりの判断基準と渋谷タワレコのレポートを記載したので、参考にしてほしい。

無駄に歴だけ長い私でも、特典券・観覧券の確保するまで、割といつもハラハラしている。おそらく一番気になるのは「何時に並べばよいのか」ということだ。まず戦略を立てる前に、必ず禁止事項や待機開始可能時間がアナウンスされていないか確認しよう。

店舗によっては開店前待機を禁止している店舗もあるし、整列開始は○時からと決めているところもあれば、始発前待機禁止等決まりがある場合もある。公式ホームページを見る際は、まずそこをチェックしてほしい。

そして、「券の確保」については当日の人出にもよるので何時に並べば券が確保できるかというのは全く予想がつかないものだ。
会場のキャパシティとどの程度人が来るか予想することしかできないうえ、これ以上は高度な情報戦となってしまう。

この辺の予想も含め、リリイベの楽しさだと思っていただければありがたい。私は、当日までのSNSでの盛り上がり具合を見ながらだいたいあたりをつけている。

以下、タワレコ渋谷のインストアイベントでの様子をレポートするので、今後の参考としてもらいたい。

【12/12 タワレコ渋谷の場合】

9時半過ぎに会場到着。既にざっと100人程度の並びがあった。盛況である。タワレコ渋谷には正面玄関に待機方法の張り紙があったため、それに従う形で整列。

10時に開店すると、地下のライブハウスへ列が移動。販売開始まで、ここで待機することに。寒くなくてありがたかった。

11時、販売開始。受付9階に至るまで、階段に列を形成したがこの列が結局地下のライブハウスまで伸びた。盛況である。私は7階で待機していただろうか。

今回、観覧券は1会計につき1枚の配布だったため、両部観覧希望の場合は再度並び直しをする必要がある。1部の集合は12時なので、この段階で並び直して1部開始前までに2部の観覧券を確保するのは困難ではないかと予想した。

案の定、1回目の会計が終了したのが11時半過ぎ、並び直してみるも最後尾はまだ地下だった。
結局、1部に間に合わなくなる前に列を離脱した。
その後、1部終了後に並び直し、無事2部の観覧券も入手できた。なお、特典券は枯れることなく、2部の特典会中も販売していた。

一番険しかったのはFC枠が当選していた人かもしれない。私も含め、当選している人はサクッと受付できると思った人が多いだろう。
しかし、今回は当選者も含め同じ列に並ぶ必要があったためライブ開始までに受付が間に合わないのでは?と懸念の声も聞こえた。
最終的には、入場開始前後にFC当選者を優先的に受付ていたので事なきを得たかと思うが、このあたりは今後改善していくことを期待している。

また、タワーレコードでは、フリーイベント時の予約方法や入場者登録が少し特殊なので、参考までにここに記載する。
まず、予約は会場に張り出されているQRコードを読み込んで、空メールを送信→送られてきたメールに記載のURLにアクセスし予約情報を入力することで仮予約→レジにて仮予約情報を読み込み決済、予約完了という流れになる。レジで何を何枚、と伝えなくて済むうえ、待機中に入力ができるので慣れてしまえば非常にスムーズだ。
この仮予約時、購入制限以上に予約ができてしまう場合があり、その場合はレジで入力し直しになってしまうので注意が必要だ。
予約完了メールは引取時に必要なので破棄しないようにしよう。(過去に誤って消してしまって、なんとか受け取れたがレジの方に迷惑をかけてしまうので非常に気まずい)

また、これと併せてイベント参加者情報を登録し、登録完了メールを見せる必要もあるので待機中などに入力を済ませることをおすすめする。普段の登録とは違い、店名・アーティスト名・イベント開始時刻などを手入力する必要があるので、そのつもりで。

総じて、フリーライブやインストアイベントは険しい判断を求められることが多い。ゆとりを持っていって、人がいなければネカフェで寝とく、くらいの感じがいいと思っている。

 

特典会レポート

タワレコ渋谷のインストアイベントでは「2shot撮影会」と、「サイン会」が行われた。以下にこのレポートを記載するので、参考となれば幸いだ。なお、特典会のレポートはメンバーとオタクのごく個人的なやりとりになるので、さまざまな感情が渦巻くことがある。できるだけフラットに書くつもりではあるが、まあ、お手柔らかに。

 

第1部:2shot撮影会

コロナ禍になってから他現場にも通ったが、その時の状況によってマスクの有無などが異なることが多かった。今回のインストアイベントでは、飛沫防止シートをメンバーとタフ民の間に置き、メンバーはマスクなしでの撮影となった。感染状況が落ち着いたからこそのレギュレーションだ。ワクチン様様である。

基本的な流れは、スタッフに撮影用の携帯を渡す→前の人がはけたらメンバーの横に立つ→メンバーとのトーク→撮影→携帯の返却→バイバイして終了、というような感じだ。

スタッフに撮影用の携帯を渡す際、画角の縦横の希望があればお伝えするとスムーズだろう。また、メンバーの横についたら撮ります、と声がかかるまでは多少お話ができるので、ライブの感想やポーズの希望などをメンバーに伝えてみよう。撮り終わると、一言二言くらいはメンバーとお話ができるので、お礼を伝えてバイバイできるとスマートなのではないだろうか。実際私が撮影したものは以下の通りだ。

VS大黒柚姫

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2年前、柚姫の部屋にふつおたとして結婚した旨を報告し、コロナ禍があけたら直接お祝いしてほしい、と書いたメールを読んでいただいてお祝いの言葉をいただいてしまったので、実に2年越しの念願が叶った形だ。

実は前日のオンライントークも参加しており、行くね、と予告していたほか、柚姫にありがたいことに顔を覚えていただいたりもしてブースに入るなり「みなせー!」と声をかけてもらったのが幸せだった。

私はみてー!とわざわざ持ってきた婚約指輪と結婚指輪を見せて、指輪を見せるポーズをしてもらった。スタッフに大黒さん今日そのポーズめっちゃしてますね、と言われてたのが印象的だった。そうだよね、2年もあればいろいろあるよね、と特典会もライブもできなかった日々を振り返っている姿が印象的だった。

せっかく家人を引き合いに出したので、次に並んでいるのが夫です、こういうの初めてだから優しくしてあげてと伝えて終了。家人は結婚生活はどうなの?とか、幸せ分けてもらう、とか言われていたようだ。

VS秋本帆華

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久しぶりすぎて何を話していいか戸惑ったが、HORIZON大好き侍なのでHORIZONの話をした。
HORIZONのほーちゃんが好き、と言ったら「えぇ〜?エヘヘ…」と照れた様子でマフラーに顔を埋めて上目遣いでこちらを見てくるものだから、かわいすぎてどうにかなるかと思った。爆散しなかった私を褒めて欲しい。

というのも「HORIZON」の秋本帆華ソロパートはセリフのみしかない。声や喋りが活きるこの曲を褒めたのは意外と勇気がいることだった。

その昔、特典会で2013年に秋本帆華の声を褒めて撃沈したことがある。
活動期間のうちかなりの時間、彼女は自分の声にコンプレックスを抱えていたということを知らなかったのだ。
これに気づいてから避けてきた彼女の声について、かなり遠回りながらも触れてみて、好意的な反応をもらえたのだからこの日は私にとってエポックメイキング的な日になったと思う。

そんな流れを汲み、ポーズはHORIZONで、とお願いしたところ胸の前でサインをするポーズ(サビ前)と、右手を斜め上に掲げるポーズ(サビ)どっちがいい?と聞かれたので私が一番好きな「肯定も否定もしないのです。ただその先を見てみたいだけ」のセリフの時のポーズ(サビ前)で。
親指はだす!親指はだす!と2回も言っていたが、本人が注意されたことなのでは……?と疑った。(秋本帆華、振りをちゃんと認識していないことがしばしば)

VS咲良菜緒

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この日はHORIZONの時なおちゃんと目があった気がしたので、増してなおちゃんの列へ。

すごく目があった気がしたんだよね、と伝えたところ合ったかも〜!と。(やっちまったかな?)

めげずにレスほしいです!とポーズをお願いすると、何レスがいい?といろいろジェスチャーをしてくれるなおちゃん。ハートで!と依頼。正面のお顔が残らないデメリットがあるものの、撮影の間は目をバッチリ合わせてお顔を見られるため向かい合うのもなかなか味わい深い。

撮影後は最近のなおちゃんの歌声が輪をかけて好き、と伝えて終了。ありがとう〜!!と手を振ってくれた。

なお、この特典会のあとの第2部は最前列だったため、なおちゃんから圧強めの目線がバチバチ飛んできたのはまた別の話。

 

第2部:サイン会

この日の2部はサイン会。アーティスト写真を使用した絵柄のポストカードに、メンバーが宛名とサインを書いてくれるというもの。サインを書いているメンバーとトークも可能だ。

宛名に書いてもらいたい名前を事前に記入する用紙があるため、事前に記入のうえ自分の番になったらスタッフに特典券とともに渡す。同じ名前を使ってループする場合はスタッフにその旨伝えると使用後戻してくれる。

メンバーは机に向かって座っているため、しゃがんで話しているタフ民も多かったように思う。わたしもそれに気づいてからはしゃがんでお話をした。

 

VS大黒柚姫

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結婚の話をしたので、宛名は「新妻のみなせ」で依頼。柚姫は漢字に弱いイメージがあるのでわ、わかる?と聞いてしまったのはやってしまったポイントかもしれない。

スラスラと「新妻」を書いている柚姫に、さっき(≒第2部のミニライブ最前列)近くでやばかった〜!と伝えたら見えたよ、と笑顔。
ライブ中さ〜クセすごいよね〜好き〜。と私のライブ中の挙動の話に。前日のオンライントークでは、私の顔を見て客席でよく見るよ!紫と赤のペンライト振ってるよね?と言ってくれ、本当に客席をよく見ているな、と関心する。

これからもクセ強見せてね!と言われたので見つけて!と伝えて終了。ちょっとレス乞食だったかもしれない。
周りの人に迷惑をかけないように引き続き「よくわからんほど沸いてる人」のポジションでいたいと思う。

 

VS秋本帆華

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今日はほーちゃんと「ドールズフロントライン」の話をする!と決めていたので宛名は「みなせ司令官」さんで依頼した。
HORIZONが好きすぎてドールズフロントラインを始めたことを伝え、ゲームの進捗の話に。ほーちゃんは「終末のワルキューレ」をオフの日に一気読みした話もしてくれ、オタク友達と話しているような雰囲気で進行。

終わりごろに突然私の目をじっと見つめて、おめめかわいいね(原文ママ)と突然言われ、えっほーちゃんのほうがかわいいよ!?とマジレスして動揺しながらバイバイして終了。
「おめめ」が乗せすぎたラメなのかカラコンなのかはわからずじまいだったが、この日は渡辺直美がプロデュースしている「N's collection」の「玉こんにゃく」を着用していた。
以前も同じように別のアイドルから同じラインのカラコンを褒められたことがあるので、もうN's collectionしか勝たん状態である。(以前褒められた時に着用していたのは「サイダー」)

レポが短いのは、これは私と彼女だけの話としてとっておきたい話がドルフロの進捗の話と終末のワルキューレの話の間にあるからだ。
彼女がマンガ・アニメ・ゲーム等が大好きで結構なオタクだということは承知しているし、そんな話をしたくて特典会にいるのだが、オタクとしてストイックで笑ってしまった。アニメが始まったらまたドルフロの話をしたいと思う。

 

まとめ

色々書いたが、特典会はとにかく楽しい。
今回は事前に決めた「話したいこと」「やりたいこと」を全てできたが、メンバーからの予想外の発言に思考停止してあらぬ方向に飛んで行くなどメンバーに振り回されるのも乙だと思う。
いろいろ失敗しても、きっと真摯な気持ちでメンバーと向き合えば気持ちは伝わるだろう。

特典会は日頃の感謝を伝える良い機会だ。全てのオタクが、よき特典会ができることを切に祈っている。