女限エリアからこんにちは

5月の現場まとめ

久しぶりになってしまった今月の現場まとめ。

書きたい時と、そこまでモチベが上がらないときの差が激しい。まあ、気が向いたときにぼちぼち書きます。

私のための記録だけれど、お暇な方はゆるりとお付き合いください。

 

5/7開歌-かいか-三周年記念ワンマンライブ「皐月歌」

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date 5.7 at.1000CLUB

佐々木亜実さんの卒業ライブだった。佐々木亜実さんは、 パワフルな歌声と、晴れやかな「やりきった」 という表情で最後のステージを駆け抜けた。 とてもいい卒業公演だったと思う。
開歌のはじめましては、2021年の@jam。「折々」 のリリースイベントを経て、今回の単独公演参加に至る。
歌が非常に上手く、 楽曲から四季を感じたりと非常に透明感と品があるグループだ。
推しメンは、南雲咲良さん。かわいいよりも「美人」 と形容するにふさわしい容姿と、 キュートなボーカルのギャップが魅力だ。
ワンマンライブということもあり、かなり装飾が凝っていた。 ステージは花やグリーンをメインに飾り付けられており、 ボタニカルなイメージだ。
開歌の品の良さも相まって、 かなり世界観が強化されるものだったと思う。
開歌は、牧歌的な「だれかに会えるなら」 等をはじめとしたどこかのんびりしたような楽曲のイメージがある が、一番良かったのは「かいかのMusic」だった。 これは以前@jamでも見たが、 今回のパフォーマンスは演出も相まってより良く見えた。
ダンサブルなナンバーにあわせてギラついたミラーボールが回る。 清楚なイメージを持つ開歌の違った側面を垣間見た気がする。
一番好きな「燦然」は、 本編が終わっても披露されることはなかったので、 あの壮大なスケール感はアンコールラストか、 と思っていたがやはりそうだった。
玉置浩二の「田園」を思わせる「ただここに存在すること」 への讃歌は、 いま佐々木亜実が放つアイドルとしての煌めきへの讃歌に聞こえ、 眩しかった。
開歌に誘ってくれた大学時代の先輩は、 リピートして単独に来てくれるとは思わなかったと言っていたが、 私は歌が上手い子が好きなんだ。

 

ukka New Style LIVE TOUR 2022 An encore Show『No cap?』

date 5.6 at 恵比寿ガーデンホール

ukkaの春ツアーには、名古屋公演の1部に参加した。だから、 追加公演はどうしようかな〜と思っていた。
別現場でツアーに複数公演参戦して、 あーやっぱちょっと飽きるよな、 なんて思った記憶も脳裏にあった。
でも、「MORE!×3」のリリイベでオタクと交流を重ね、あ、 行きまーすなんて言っていたので結局恵比寿にいた。
結論、行ってよかったなあと思う。
「No  cap?」は「マジか!」の意、ということで、「マジか!」 というようなことが起こるよとMCで説明され、 何かと思っていたら、ミニアルバム「T.O.N.E」 の各メンバーフィーチャー曲を、 メンバー入れ替えでソロパフォーマンスし始めたのだ。
メンバーフィーチャー曲のソロパフォーマンスはツアーで毎回披露されてきたが、メンバー入れ替えには驚いた。
ガールズナイト」は芹澤もあ、「シャイニーシティーライツ」 は茜空、「ファンファーレ」は村星りじゅ、「パーティー」 は川瀬あやめが披露した。
芹澤もあの「ガールズナイト」は、 ボーイッシュなボーカルが光った。「ガールズナイト」 と高らかに歌う声は、なんだかとっても爽やかだった。

芹澤もあのことを、ビジュアルとボーカルを評して勝手に「ジャニーズJr.にいそう」と思っていたがまあそんな感じだった。これまでかわいいもあちゃんをたくさん見てきたが、かっこいいもあちゃんはたまらない。
茜空の「Shining City Lights」は、 茜空メイドされていてガラッと雰囲気を変えていた。 トランス状態のようにある彼女がダンスで魅せる。 普段の慈愛に溢れた空気感とはガラッと変わって、 都会の洗練されたイメージが強く引き出されていたように思う。
村星りじゅの「ファンファーレ」は、 彼女の真っ直ぐな性格が歌声に現れているようだった。

あやめちゃんの少しのエモさが加わる「スタートライン」とはまた違った、晴れ渡る青い空のような開放感のある「スタートライン」が忘れられない。この広がりがあってよく通る声が私は好きなんだ、と改めて認識した。

川瀬あやめの「Party Goes on」は意外性があった。サバサバしているイメージがあるあやめちゃんは、「ラジカセ担いでる感じ」のパーティをイメージしてパフォーマンスしたという。

なにかと矢面に立つことが多いあやめちゃんのかわいい姿は新鮮で、Nocapだなあ、なんて思ったりもした。

結城りな・葵るりコンビはこのツアー通してパフォーマンスしてきた「WINGS」を。

生まれたての雛鳥だったふたり。私が見た名古屋公演での「WINGS」よりも何段もパフォーマンスがよくて、ukkaというチームに馴染んできたのだな、と感じた。

フィーチャー曲シャッフルを経たあとは、ボサノバ調の「リンドバーグ」、ロックアレンジされた「おねがいよ」など、ツアーではおなじみの楽曲たちが続く。

こうしてパフォーマンスをすべて終えあやめちゃんが「No Nocapですね?」なんて笑ったあと、さらなる「No cap」な事態が起きた。

聞き慣れない男性の声が会場に響き、演歌歌手の山本譲二が会場に現れた。予想外の動きだったようで、メンバーが上手に寄る中呆然とセンター付近に立ち尽くするりちゃんを茜空さんがものすごい勢いで回収していった姿に、あわてぶりがうかがえる。

発表されたのは、テイチクエンタテインメントからのメジャーデビューだった。

まさにNo cap。驚いた。そして、メジャーデビューの瞬間に立ち会えたのは初めてのことだった。

6人6様のコメント(村星りじゅは、びっくりして擦りむいたと笑っていた。愛しい。)を受け、これから更に羽ばたいていくukkaに期待を大きく膨らませる、そんな「行ってよかった」ライブだった。

 

舞台アオアシ

date 5.18/5.22 at こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ

秋本帆華が出演する舞台。2019年に上演されたものの再演で、秋本帆華は初演に続き海堂杏里役での出演だった。

2019年の初演当時、私は秋本帆華の演じる海堂杏里がもう好きで好きで仕方なく、シアター1010に通い詰めていたのは記憶に新しい。

幸運なことに、アオアシは舞台としても楽しめるものだったことも、再演に対する期待値が上がる要因だったように思う。

当然、再演も良かった。前作に引き続き凄まじい運動量。最前列で観劇した時は玉の汗がキラキラ光っていた。また、阿久津役の橋本全一さんは最前で見るとガタイの良さと凄みがすさまじく、「うわっ阿久津怖っ!」と怯えた(褒めてます)。初演では阿久津まじ怖い、役どころもやなやつだな、好きになれるところがあんまりないキャラだなあ、なんて思っていたが、何度も見ていると癖になったのか結構好きだ。ブロマイドも手元に残している。

(なお、推しとか全て抜きにして好きなキャラクターは橘と伊達コーチ。福田監督に「望」って呼ばれてるのを見て私の中の別人格のオタクが暴れだしそうになった。どうどう。橘は、なんというか「できない人間の気持ちがわかる」タイプの人間で、まあそういうキャラクターが好き。)

初日、主演のあおいさんはカーテンコールで言葉をつまらせていて、ああいい人なんだろうなと思ったことが印象深い。

千穐楽のダブルカーテンコールでは、あおいさんはまた声を詰まらせながら、観客と、共に舞台を作り上げてきた共演者たちに拍手を贈り名残惜しそうに舞台を去っていった。

海堂杏里は見せ場が4つある。

ひとつは、初めて登場するシーン。サッカー知識を披露しながら現れ、天真爛漫だがややサッカー知識に乏しいもうひとりのヒロイン、一条花と対比されるシーン。お高く止まったオーナーの娘でちょっと嫌なヤツ、という描き方。秋本帆華は、「令嬢」感を立ち姿で表し、凛とした声で美しくあるがゆえに嫌味な存在になってしまう、そんな美少女感を見事に演出していた。

2つ目は、葦人のポジションチェンジに対して困惑するシーン。大好きな福田監督の意図がわからず、冨樫・本木に持論をまくしたてる。

雑駁に言えば面倒くさく、自身の価値観に固執するオタク。早口でまくしたてながらわからない、と困惑する姿は、まさに富樫が指摘した「真ん中の方が偉いと思っている」という、自身の価値観に固執しているオタクそとものだった。

3つ目は対武蔵野戦、解説役やテンポ感のコントロール役としての活躍ぶり。

空間を裂くような、「今回の戦術はダイレクトプレイサッカー」というセリフ。これでガラッと板の上のテンションが変わる。爽快だった。

秋本帆華の声があるから、試合のシーンがキリッと締まる、そんな印象だ。

特に試合冒頭、弁士のような役割をこなす彼女は「おっとり」な普段の姿とはかけ離れている。役者だった。

そして最後、花と友情を確かめるシーン。

ヒロイン二人だけが舞台に残り、花がスポーツ外科医になりたいと語るシーン。冒頭の出会いこそお互い「嫌なヤツ」という雰囲気を出していたものの、少しずつお互いに心を開いていく。

花に聞かれ、「監督になりたい」と語る杏里は、花の夢は?と語りかける。この語りかけ方が、丸く角の取れた声色と柔らかい笑顔で、花に対する感情の変化がよく表現されていた。

メインキャラクターではないので、片手で数えるほどしか出番はないが、シーンごとにキャラクターの異なる側面を演じる役どころをきっちりこなしている姿は「私の推しすごいだろ!!!!」と大声で叫びたくなったし、実際叫んだ(もちろん現場でではない。)。
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大好き、の図。結局自引きできたのは1枚だけだった。114種ランダムを許すな。

 

ごにょ口

date 5.25 at 阿佐ヶ谷ロフトA

瀬戸口俊介さんが一人でお話するイベント。

初めて阿佐ヶ谷ロフトAに行ったが、サブカルのにおいがめちゃめちゃしていい。阿佐ヶ谷ロフトAは、飲食代が演者にバックされるらしくてたくさん飲み食いしてしまった。コーン茶ハイとか初めてのんだ(味がついてないポップコーンの味がした)し、フード類も美味しかった。

取止めもない色んな話(胡散臭いと言われる話、ボーダー柄を着る人の心理、人間ドックの話など)を飲み食いしながら、ケラケラ笑いながら見られるのは本当に楽しかった。

客席の空気も和やかで、なかなか良い現場だったのでその場で次回のチケットも購入。(誰が整番一番を引くか競っていたものの、チケ発の時間になっても一向にチケットが更新されずやんやんみんなで言っていたのが超面白かった。)

わたしは割とゲラなので、ずーっと笑っていたら終演後に笑っててくれましたね、と瀬戸口さんに言われてちょっとこそばゆくなったりした。某部屋も、毎週自宅でゲラゲラ笑いながら見ている。

 

IDOL STAGE FES vol.2

date 5.28 at 神奈川県民ホール

TEAM SHACHIとしてこういうフェスに出るのは珍しかったのだが、ここ最近精力的に出演している。いいことだ。

たくさんのアイドルさんが出演していて、ほえー、みんなかわいいな〜などと思いながら鑑賞。

Task have Funは以前からフェスで見る機会があって、この日も楽しみにしていた。初見でも踊れる楽しい曲が多くて、ついつい見てしまう。

バンドサウンド+ホーンという、まあ好きだろうな、みたいな楽曲も相まって超楽しかった。

記念に特典会の列に並んだ。めちゃくちゃ可愛くて、めちゃめちゃ細くて、めちゃめちゃ優しい。

特典会の列で、私の前でスタッフさんが別の列に行ってしまい、熊澤風花さんとわたしの「特典会は始まっていないけどふたりの時間」が訪れてしまい、「いやこれ金銭発生してない時間だから目あわせていいの?合わせないのも失礼?わからん!うわ熊澤風花さんかわいいめっちゃこっち見てるかわいいうわー!(早口)」みたいなことを考えながら謎の会釈をしていた。特典会一年生です。

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めちゃめちゃオタクに寄ってくれるの、優しくないですか。やさしい。

 

我軍TEAM SHACHIは、とても楽しいセットリストで「そうそうフェスはこれだよ!」という感覚。

きちんと新旧織り交ぜて「今のTEAM SHACHI」を外に出せるの、すごくいいことだと思う。OEOEOでは会場にものすごいどよめきが起きて、なんだか楽しくなった。(間奏のスーパーレスタイムで秋本帆華の指先を付け狙っていたら苦笑いされた気がするしバーンしてもらえたので幸。)

それにしても、どんな場に出しても強い「Rocket Qeen」は本当にすごい楽曲だなあと常々思う。イントロから興味を引いて、メンバー全員に見せ場があって、疾走感が気持ちよくて。

短い時間にシャチはこんなグループ!と詰め込めた天晴なライブだった。


f:id:mn37s:20220604090527j:imageオタクがきもすぎたので割愛。可愛い顔をリクエスト。
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アオアシのOPで福田監督をみつけてはわわ〜としてる姿の再現。「よく見てらっしゃる〜」てそりゃ、ほのかちゃんばっか見てるよ。

その他、わーすたの三品さんは幸せにしてくれそうだな、とか、SKE48の新井優希ちゃんがかわいいなあとかそんなことを思った。軽率、やめたい。

 

ハマフェス Y163 Live STADIUM

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date 5.29 at 横浜スタジアム

私立恵比寿中学が出演する番組「関内デビル」絡みでの出演。久々の私立恵比寿中学との共演。

この日は本当に灼熱で、ギラギラの日差しにやるかやられるか、みたいな気候。雲ひとつない晴れ空は清々しく、早めについて中華街をぶらつくなど横浜にお金を落とした。

ライブでは、ファーストサマーウイカさんのパワフルな歌声を浴びたり、サイプレス上野とロベルト吉野さんの盛り上げ上手さを堪能。

特にサ上とロ吉さんは、観客ほぼほぼアイドルオタクのドアウェイ現場にして本当に盛り上げ方が素晴らしくて、ヒップホップか〜と思っていた自分をぶん殴りたくなった。

さて、TEAM SHACHIだ。

晴天に、秋本帆華の「アイキャンスト〜〜ップ」の声が響き渡る。うわっっっっつ!!!!これは2015年にインフルエンザとと戦いながら開催された「俺のエビしゃちライブ」で伝説になった「ティッシュ」のTEAM SHACHIカバー!!!!(早口)

興奮しすぎて頭がおかしくなった。ヘドバンしようと思ってしきれなくて、転けそうになって座っちゃったの面白かった。

その勢いを殺さずに「こだま」でシャチのライブに引き込んだのは天才の所業。

楽しく踊って、ステージに用意されるスタンドマイク。ダッダーン、と響くギターと鍵盤の音色。「ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ」。

開演前、きょうは野外でお天気もいいし、昼間だし、広いスタジアムだし何が似合うかなあ、などとお遊び半分に考えていた。

「ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ」は、鍵とギターで構成される疾走感溢れるナンバー。この、「行く先もわからぬまま走り続ける」歌を、風に髪の毛をなびかせながら歌う彼女らが青空に映えすぎて、これだよこれ!と心の中で叫んだ。

そして「HORIZON」で研ぎ澄まされたスキルを見つけ、「Rocket Queen」でギアをあげる。ここでもまた、「Rocket Queen」の楽曲の強さを見せつけられた。トップギアぶっちぎりもできるが、一つギアを上げる役割だってこなせてしまう。本当にワイルドカードだ。もちろん、これをワイルドカードたらしめているのはメンバーのスキルがあるからだ。

ラストを飾るのは「抱きしめてアンセム」。

フェスの場でおもうのが、「このグループと言ったらこれだよね」な曲があると強い、ということ。昔とった杵柄感は否めないが、やはり「アンセム」は、チームしゃちほこから大切に育てたまさに「ライブアンセム」だ。知っている曲がかかるとやはり嬉しいものだし、みんな知っているんだな、と見てるこっちも嬉しいものだ。

横浜スタジアムで踊るアンセムは格別で、少し小麦色になった肌を見るたびに思い出す初夏の思い出になった。

 

私立恵比寿中学は、さすがのパフォーマンス。新メンバー3人のスキルが昨年の同時期と比べ物にならないくらい上がっていて驚いた。

青空の下で聴く「イヤフォン・ライオット」良すぎたし、「オメカシ・フィーバー」は楽しすぎた。

「感情電車」は、何度聞いても小林歌穂さんの歌声にほろほろと心が溶かされてしまう。筆舌に尽くしがたい柔らかい歌声に力まで抜けてしまって、直立不動で浴びていた。

とにかくスキルフルで、さすが先輩、と唸る。またお呼ばれがあれば嬉しいな。

 

5月は結構行ったかな、と思いつつそうでもなかった。

とはいえ、落ち着いていこう。