女限エリアからこんにちは

ukkaにハマった


ukkaにハマっている。
9年ぶりの新規ロールをしていて、とても楽しい。
2013年にチームしゃちほこにハマって以降、意図的に「しか」を続けていたので新鮮だし、「しか」をやめられたことに人生的な余裕を感じている。(まあこの人生的な余裕は、単なる小休止だと理解はしている)

少し前、ブログにりじゅちゃん俺だー!と書いたら、そのイメージがすっかり定着してしまったようだ。インターネットというのは恐ろしい。

さて、せっかくukkaにハマったのでハマった経緯などを記録しておこうと思う。

楽曲派としてのukka

初めてukkaに触れたのは1回目のスタプラフェスだったと記憶している。
もちろん以前から桜エビ〜ずの名前は知っていたし、アイドル楽曲大賞を受賞するなどの活躍も知っていた。
しかし、前述のとおり「しか」だったので、あえて情報に触れることもなかった。

スタプラフェスでパフォーマンスを見てから、気づけばSpotifyで楽曲を聞いてプレイリストに突っ込む、そんな楽しみ方をしていた。
気に入った曲は「ねぇ、ローファー。」だった。
不思議なことに、映像コンテンツには触れようとしなかった。アイドルとは、楽曲を軸にした歌唱・ダンス・ビジュアル等の総合芸術だと私は考えている。
だから「アイドル」のukkaに触れたとき映像を見ようとしなかったのが自分でも不思議だ。

それから、ずっとukkaの曲は聞き続け、「オスグッド・コミュニケーション」や「おねがいよ」、「can't go back summer」などの名曲たちに唸る日々を送った。
まだこの頃、メンバーの名前はおろかメンバーが何人だったかすらはっきりとは覚えていない。

村星りじゅという人

転機は「柚姫の部屋」だった。
柚姫の部屋にゲストとしてukkaのメンバーの川瀬あやめ・村星りじゅが出演した。
これがもう、面白かった。
川瀬あやめのビジュアルを裏切らないサバサバしたトーク回しに、若干テンポが違う村星りじゅの優しさがじわりと染みて絶妙なバランス感があった。
そして気になったのは、村星りじゅだった。


周囲の勧めもあり、私は村星りじゅのインスタグラムをフォローした。

思えばそこからだ。
「明日も一緒に頑張りましょうね」と一言添えられるストーリーを見ると、なんだか心がホッとした。
また、周囲からの情報も彼女を好きになる大きな助けとなった。
例えば、フィーチャー曲の「Shining City Lihts」のレコーディングの際、高いキーに苦戦した話。
それを乗り越えたのは「鬼滅の刃」の胡蝶しのぶの声真似だったという話。

これらによって、私の中で村星りじゅという人の輪郭が見え始めた。
控えめで丁寧で努力家。これがわたしが彼女に持ったイメージだった。

4人のukkaを見た

そうこうしているうちに、初めてukkaのライブに参戦する機会を得た。
「ukka New Style Zepp Tour『WINGS~スタートライン~』」の千秋楽、Zepp Tokyo公演だった。

話は前後するが、私がukkaをきちんと認識し、情報を追い始めたのはこのZeppツアーが始まってからだ。
だから、水春の脱退やそれに伴うフォーメーションや歌割りの変更があったこと、これをツアー期間中になんとか形にしていったことなどは耳に入ってきていた。
Zepp東京公演に参加したのも、もしかしたらこのアクシデントがなければ今だ、とは思わなかったかもしれない。
メンバーがいなくなるということは、ポジティブにしろネガティブにしろ、一度は続けるメンバーに負荷がかかる。
そして、その負荷がかかっている時が一番の支えどころだということは私はこれまでの経験からよく身知っていた。

ともあれ、水春が抜けた穴を懸命に塞いでステージを作り上げる川瀬あやめ、茜空、村星りじゅ、芹澤もあの4人を見なくてはならない、と思った。(親しくしてくれるukka勢がいたことも大いにこの決断の助けとなった)

そして見た4人のukkaはすごかった。
ツアー中、トライ&エラーを繰り返し作り上げたステージは立派としか言いようがない。
短期間で作り上げられたとは思えないクオリティだった。

まだ、この段階ではりじゅちゃん、俺だー!には至っていない。

3人(+1人)のukkaもみた、そして沼に落ちた

おそらく、決め手は「柚姫の部屋フェス」だと思う。
実際、「りじゅちゃん俺だー!」とレポに書いたのはこれが初めてだ。

mn37s.hatenablog.com

詳細はライブレポートを読んでほしいが、アウェイな現場に負けない堂々たるパフォーマンスと、それでも駆けつけたファンに真摯に向き合う姿に心を打たれた。

実はこの前日、青いペンライトを振るね、とりじゅちゃんにDMを送った。
だからなのかはわからないが、たくさん目があったような気がしている。
この時、りじゅちゃんは目の前にいるファンを尋常じゃないほどに大切にしてくれる人なのだ、と身にしみて感じた。

そしてさらに時間は進んで、初めてりじゅちゃんと話したのが、8月のアットジャムのオンライン特典会だった。
あまりの衝撃にまるで記憶がないが、りじゅちゃん側に表示されているであろう私の名前を見て、「わかりますよ、DMとかコメントとか!」と言ったのだ。
驚きだった。コメントやDMだけで認知されるとは思わなかった。

スタプラフェスでは、幸いなことにセンター席の一番外側(つまりシンデレラ候補全員が目の前に来る)だったのでりじゅちゃんのイラストが描かれたTシャツを着ていった。
茜空、川瀬あやめもTシャツに気づいてくれたが、本人・村星りじゅはすごかった。
ちょうどココナッツでりじゅちゃんが目の前にきた。
この曲では、左右に往復しながら移動する箇所があり、その往復の過程でわたしの前に通るたび、あのいつもの「ありがとう」の顔をする。
目を細めて有り難そうにする、私の好きな表情だ。

失礼な話になるかもしれないが、わたしはりじゅちゃんが可愛いから好きになっただけで、かわいいりじゅちゃんを愛でていれば幸せだ。
そしてエゴに近いDM(それでも嫌な気持ちにならないように、できるだけ楽しい気持ちになってもらえるように配慮はしているつもりだ)を送りつけるだけで楽しいのだ。それに対して、彼女が返してくれる感謝の質量が大きすぎる。
私の軽いノリにも、まっすぐ真摯に向き合ってくれる。

この話を読むと「気に入られた自慢」に聞こえるかもしれない。
しかしこの話の本質は、彼女がファンに向き合うときの真摯さである。
それを受けめて好きにならずに、騒がずにいられるわけがない。
村星りじゅは、一体何を救おうとしているのだろう。

6人のukkaも見た、そして

11月23日は舞浜アンフィシアターにいた。新たなukkaの始まりを見に来たのだ。
Zeppツアーファイナルには緊張感が漂っていたように思ったが、舞浜のステージは軽やかで明るさに満ちていた。
村星りじゅのパフォーマンスは、歌声はより伸びやかに、ダンスはより軽やかに、笑顔はより柔らかに進化していた。

緊張感の漂う新メンバーと目が合うと、りじゅちゃんは仏のような顔で笑う。
すると新メンバーの表情がほっとしたように緩む。その裏に、日々のりじゅちゃんの優しさの積み重ねがあったのだろうと思った。

そう、これだよ。村星りじゅは。
優しさに癒やされて、それを積み重ねて、ちょっとした仕草で「ほっ」を与えてくれる。
今までにないタイプの癒やし系推しメンとなった。
辛いとき、正直この「ほっ」に救われた。
良い出会いの一年だったな。ありがとうりじゅちゃん。