女限エリアからこんにちは

3月の現場覚書


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3月は推しの卒業公演を控えていた。とにかく現場に通うことに必死だったためオンタイムでの記録が難しく、4/2の現在思い出しながら書いている有様。

だけど現場がいちばん大切だ。ということで、ひとことで現場を振り返ることにしたい。

 

 

3/1 dot yell fes 2周年SP DAY2@Zepp横浜

  • クマリデパート
    宇宙の果てで恋をしたが良かった。
  • ukka
    声出し強い。
  • TEAM SHACHI
    声出し解禁だったので、泣くと思ったら楽しすぎて涙は出なかった。 詳細は記事にしているので、よかったら読んでね。

3/5 開歌-かいか- 「日々」発売記念イベント@Space emo池袋

アルバム「日々」のなかで一番好きな「シリウスにマフラー」衣装での特典会。
異常者オタクなので、うっかり服を特定しておそろいで着たら喜んでくれた。

他現場の知り合いが来てくれて、すごく嬉しかった。

 

3/8 クマリデパート10th Single「夏へのとびら/ぶどう♡Grape♡For♡You♡」発売記念イベント@タワーレコード新宿店

武道館公演に向けて突き進むクマリデパート。熱心なオタクの誘いもあって、初めてリリイベへ。

撮影オッケーだったので、がんばって写真を。さすが、撮可がおおいだけあって撮られ慣れてるなあという印象。みんなめちゃめちゃかわいい。

写真を撮っていると、「観る」「撮る」のバランスが難しいなあ、と思う。さすがに、「恋のハッピーチョモランマ」は楽曲に誘われるように踊ってしまった。

踊れる現場の、体が音に誘われて動き出してしまう感覚がすごく好きだ。

 

3/9 ミュージカルSPY×FAMILY@帝国劇場

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おそらくここ一年で一番エレガントな現場。

鈴木拡樹のロイドフォージャーが見た過ぎたのと、帝国劇場は一生に一度は足を踏み入れたい、という気持ちでチケットを取った。

生演奏でのミュージカルはあまりに贅沢で、15000円のチケットが安く感じるほど。鈴木拡樹のロイドフォージャーはビジュアル仕上がりすぎ、表情天才すぎでロイドフォージャーをこじらせた。(ロイドフォージャー、かなりキャラデが好き)

アーニャのサイズ感が原作・アニメそのままで、あまりに可愛すぎるとともに、あんなに幼いのに帝国劇場の舞台で堂々としていて子役の末恐ろしさを感じた。子役すごすぎる。

楽曲も素晴らしく、テンポもよく満足度の高い公演だった。

 

3/11 LUMOS@下北沢251

対バンイベント。どのグループも楽曲が優れていて下北沢だなーという感じ。

  • ユレルランドスケープ
    かっこいいお姉さんしかいない。曲も大人の魅力たっぷりで、横乗りの曲がまだ眠たい午前中にぴったりだった。めちゃめちゃ曲がいいので、折に触れて見たいアイドル。
  • 一瞬しかない
    MCは面白く曲は昭和歌謡を思わせるようなものが多い。いい湯だなで締めるの面白すぎたけど、なんとなく寂しくなってこの曲いい曲だな〜と思った。
  • ピューパ!!
    天音たるとがかわいい
  • 開歌
    堂々とトリ、お疲れさま。

3/11 ハレスタ無銭イベント@ハレスタ

  • セカイシティ
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    愉快なトークがここでも炸裂。いつでも楽しそうにしている二人が好きだ。
  • 開歌
    明るいスタジオで歌われる99色のブーケ、とても良い。開始前、ランチェキ撮るためにキャッキャしてるメンバーを遠目にオタクたちと見守ったが、とてもよかった。

3/12 開歌-かいか-定期公演『四季彩』@恵比寿CreAto

南雲咲楽最後の定期公演。とにかく聴かせる曲が多く、改めて開歌は歌のグループだな、と実感したし、ハーモニーがあまりに美しくイノセンスに満ちていて涙をボロボロこぼしてしまった。泣かないって決めたのに。

また、青い花の名の凄みがさらに増強されていたように思う。山村・青木ペア、渡邉・南雲に分かれて別のメロディーを歌うパートがある。そこで、山村・青木がスポットで照らされ、渡邉・南雲はその周りを回遊する。光を避けるように。美しい演出だった。

イノセンスさあふれる歌声や、強い世界観を表現する演出、すべてにおいて素晴らしい公演だったので、終演後特典会待ちをするオタクたちは興奮気味に感想を語り合っていた。良い空間だった。

 

3/18 開歌-かいか-1st TOUR「栞」(横浜公演) @みなとみらいブロンテ

シウマイの乱。

計5箇所を回ったツアーラスト、一回り大きくなった開歌を見られたと思う。春は絆創膏で締めるのも、ツアーが終わってしまう少しの切なさと次に向かう前向きな気持ちとシンクロして良かった。

nuanceと交換した「sekisho」は南雲咲楽たっての希望とのことだったが、「もう少し一緒にいたいよダーリン」なんて、切なくてどうにかなりそうだった。

nuanceは「かいかのmusic」をカバー。難しい、と言っていたがきっちりこなすのは流石。

最後には全員で「ミライサーカス」を披露した。これまでのツアーでコラボレーションは初。南雲咲楽は「ミーアキャット」、渡邉陽は「ヒヨコ」、青木眞歩は「カメレオン」、山村伶那は「カワウソ」として団員に加わった。ツアーのラストにふさわしい大団円感を味わうとともに、nuance×開歌の仲の良さが際立った。

 

3/19 ミュージックパーク~Girls & Music Theater~@ harevutai

開歌の南雲咲楽卒業前最後の対バン。やはり外に出たときのシリウスにマフラーは強い。

青い花の名を躊躇なく放り込んでくる攻めの姿勢にも驚くし、それをしっかりやってみせる力には拍手。開歌いいな、と小さく聞こえる声にガッツポーズ。

体力的にしんどかったので、開歌をみてその場を離れたが、今月2回目のユレルランドスケープをかなり近くで見られてよかった。「こんな見た目ですけど怖くないで〜す。」「そんなポップでキュートな私達の〜」とか言うあたり、面白いお姉さんたちだという印象。次くらいからユレルランドスケープ、始まる気がする。

 

3/21 甘橙@恵比寿creato

新曲のリリースを控えたPANADMIC、南雲咲楽卒業を控えた開歌、直前にメンバー3名の卒業が発表されたイートイン、ワンマンライブを翌月に控えるセカイシティの、ちょっと特別なライブ。

オレンジターキー所属のアイドルたちはみんな真剣にアイドルをしていて、ほんとに偉いなあ、といつも甘橙に来ると思う。

今回はとくにイートインから溢れる想いを感じた。メンバー4名中3人が翌月に卒業を控える中、パワーあふれるステージだった。ステージを踏み鳴らす音が、オケにかき消されずに耳に届いたのが印象に残っている。

 

3/25 開歌-かいか-南雲咲楽卒業公演@みなとみらいブロンテ

取り急ぎ、南雲咲楽のアイドル哲学が詰まった素晴らしい公演だった、ということだけをここには記しておく。

ここで感じたこと、思ったことは丁寧に書き起こして、南雲咲楽というアイドルがいたことをこの広いインターネットの中に刻んでおきたい。

 

3/30 クマリデパートのおいでよ!日本武道館!@日本武道館

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アイドルにとって日本武道館というのは大切な場所だ。夏の発表から、なんとかしていきたいなあという思いを強く抱いていたので、クソみたいな繁忙期になんとか折り合いをつけた。

大きなステージにも負けない彼女たちのパフォーマンスを見て、更にアイドルが好きな気持ちが高まった。よい曲とよいパフォーマンスにきちんと気持ちを乗せられるアイドル、そうそうたくさんいるものではない。

最上階からでも楽しめる工夫をこらした演出が、武道館公演たらしめていたと思う。

いろいろ言いたいことがありすぎるのだけど、とにかく「宇宙の果てで恋をした」がよかった。武道館がまるで宇宙のようにキラキラ輝いて、遠くに見えるメンバーたちがほんとうに「宇宙の果て」にいるように感じた。一番スケールが大きかったかもしれない。

ライブの本筋ではないが、終了後たくさんのアイドルたちが「クマリの武道館に行った」と報告していた。その多くが、クマリデパートとと同じ「ライブアイドル」として活動している。きっと同じイベントに出たり、プライベートで交流がある子もいたのだろう。そんな彼女らにとって、クマリデパートが武道館で堂々とした公演をやりきったことはきっと希望になったんじゃないか、とおもっている。

アイドルブームは去った、と言われ続けて久しいが、まだまだ魅力的なアイドルは星の数ほどいる。その中で、必死で武道館に向けて努力を続けたクマリデパートを見て、まだまだアイドルの煌めきは衰えていないことを確信した。たくさんのアイドルたちが、宇宙の果てで見つかるのを待っている。