女限エリアからこんにちは

ポニー・ピンクに捧ぐ

兼ねてから応援している、チームしゃちほこのポニー・ピンク担当安藤ゆずの無期限活動休止について。

なんだかもう、いろいろあってツイッターでは語り尽くせないので個別に記事を書くことにしました。

だらだらとおもいつくままに、いろんなことをかきます。今の気持ちを記録に残しておきたいので。

お暇な方はどうぞお付き合いください。

 

公式ツイッターに突如アップされた「安藤ゆずに関する大切なお知らせ」その文面と公式サイトへのリンクをみたとき、なんとなく察してしまったし、正直、すこしまえからうすうすその可能性があることを感じていた。

最悪な結果でなければいいと願いながら公式サイトを開いて、なんというか、ショックだったけれど、ああ・・・と少し納得してしまったのも嘘ではない。

 

安藤ゆずチームしゃちほこ無期限活動休止」

 

正直、脱退でなくてよかったと心底ほっとしている。

安藤ゆずは、秋のツアー中盤から体調不良を訴え今まで約4ヶ月活動を休止していた。病名は「めまい症」。

当初は病状回復次第の復帰を目指し、一度は回復の兆しが見えレッスンやDVD発売イベントもこなしていた。

しかし、昨日になって発表されたのは無期限活動休止。

「脱退」としないのは、秋本帆華咲良菜緒伊藤千由李坂本遥奈大黒柚姫安藤ゆずの6人こそが「チームしゃちほこである」というこだわりと、路上デビュー以来一度もメンバーチェンジをしていないことに対する誇り故だろう。

公式によれば、安藤ゆずがいたことを忘れず、今の安藤が欠けている状態も否定せず姿は見えずとも6人組であることを意識しながら活動をしていきたいとのこと。

この発表にあわせて、残されたメンバー全員がその日のうちにブログでコメントを発表している。

 

短い私のドルヲタ人生、始めて自分の推しているグループから欠員が出ることとなった。

スターダストでいえば、ももクロに出会ったときはもうすでにZがついたあとだったし、エビ中の3人が卒業した時も、近所の火事程度のものだった。たこやきレインボー奈良崎とわはほんとうに惜しい逸材を失ったな、とは思ったけれどたこやきレインボーの現場にいったこともなかったし。

なんて言っていいのかわからないけれど、ショックは大きいしすごくさびしいし悲しいし、でもこの一件を通してしゃちほこのしゃちほこたる所以が見えた気もしている。

テレビ番組に出た時に、たびたび嬉しそうに一度もメンバーチェンジをしたことがないと笑っていた帆華、幕張でのライブの2日目にしゃちほこはメンバースタッフファンすべて含めて一つの「チーム」という感じがすると行っていたハル。

たとえステージの上にいなくても、これからのアー写にゆずぽんがいなくても、チームしゃちほこというコンテンツの中に安藤ゆずがステージの上にいた過去がある、そういう絆を感じてならないのです。

チームしゃちほこというグループの中で、何度も「6人」という単語を聞いてきました。

さいしょは、2013年の「愛の地球祭り」。「辞めるかどうかは、愛知県体育館で決めます」、この記事の衝撃たるや。咲良菜緒さんの脱退危機でした。しかし、ライブ中にしゃちほこの活動を決めると決意して、「これからも6人でやっていきますので」、というMCに至った。

ステージ裏でも、「もう辞められません」とうれしそうにしていた菜緒ちゃん。

どんなときも、ファンに対しては6人とスタッフでお互いに助け合う姿をみせてくれて、ガイシホール公演に向けて突っ走ってきたのがチームしゃちほこです。

だから、卒業でも脱退でもなく、無期限活動休止として、安藤ゆずがいたということ、メンバーであるということを形に残してくれたことに私はとてつもない喜びを感じています。

 

ただ、すごくつらいしさみしいし苦しいのは事実。だってもう、ぽん様のアンセムがみられないのだから。

ちゃんとお別れもしてないし。

 

でもおそらく、一番悔しい、苦しい、つらいのは安藤ゆず本人だと思います。

ゆずぽんは、過去に大きな単独ライブ、幕張メッセ公演2DAYSの時に脚を骨折、車いすになってしまい、満足なパフォーマンスが出来ない状態だったことがありました。

公演のラスト、ゆずぽん曲である抱きしめてアンセムの最大の見せ場の落ちサビで本来はダメなはずの車いすから立ち上がり、涙で声をぐしゃぐしゃにしながら、叫ぶように歌っていた彼女。曲が終わると同時に、崩れ落ちるようにへたり込んで、号泣。立ち上がれずにメンバーに抱えられながら車いすに座らせてもらうという一幕もありました。

もう、これが全てなんだと思います。

自分のせいで大幅なフォーメーションや演出の変更をせざるを得ない状況になり、でもメンバーやスタッフは嫌な顔ひとつ見せずに自分に手を差し伸べてくれる。きっとあの時、ゆずぽんはそんな自分に不甲斐なさを感じていたことでしょう。

また、幕張メッセという大きなステージで、十分に歌って踊れないこと、すごく悔しかったのでしょう。

幕張2日目のアンセムは自分のなかでかなり神格化されていて、色んな感情の渦巻く相当エモい映像だと思っているのですが、なかなか手がのびません。

なぜならゆずぽんがとっても苦しそうな顔をしているから。

それくらい、彼女はパフォーマンスに対して本当に真面目で、他人思いなところがあります。

だから今回の休養も、ずっと苦しかったんじゃないでしょうか。

無期限活動休止になって、すこしでも治療に専念できるようになれば、わたしはそれでいいと思っています。たとえこれが事実上の脱退でも、彼女が元気でいてくれればそれでいい。

 

今回、自分の応援しているアイドルがこういう状況に陥ってはじめて、アイドルはほんとうに青春を切り売りする職業なんだと実感しました。

長期休みをレッスンやイベントに費やして、たぶん普通の女子高生だったら普通にやっていることをいろいろ制限され、それで彼女が得たものはいったいなんだったんだろう?と思わなくもない。

でも、ふと大人になってアイドルだった自分のことを思い返して、ペンライトの海を思い出して、いい経験したな、とか楽しかったな、とか、ちょっとでも思ってくれればヲタ冥利に尽きるというか、そうあることを願っています。

すくなくとも、私はたぶんチームしゃちほこ安藤ゆずっていう子がいたことを忘れないでしょう。

今心から願っているのは、ゆずぽんの病状が一刻も早く回復して、心穏やかな日々を送れるようになること、それだけです。

 

店長が言ってた、なにもかも永遠じゃなくて終りが来るってこと改めて実感しました。

いつかはわからないけど、かならずいつか、しゃちほこだって解散する日が来るでしょう。

それまでオタクができることなんてライブ行くこと以外に何が出来るんだ!彼女たちの軌跡をこの目に焼き付けて、忘れないようにするしかできない。

乙女祭り、JK卒業式ぜったいいくからな、まってろよ。浮かれトンチキでいくからな、まってろよ!!!!!!