女限エリアからこんにちは

TEAM SHACHI ツアー「異空間」静岡公演レポ

こんにちは、1部は人が多すぎて女限に入れませんでしたのでブログ名詐欺です


時間が空いてしまったのはまあもはや定例ですね。すみません。
TEAM SHACHIツアー「異空間」静岡公演(昼・夜)に行ってきたので今後のためにもレポをしようと思います。

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ネタバレなしの全体総括、ネタバレあり(セトリ考察含む)の二部構成にてお送りしたいと思います!是非お付き合いください。
 
今回は私が2○年間住んでいた静岡県でのライブ!
ツアー一回目が静岡っていうのが嬉しいな〜と思うと同時に、バンドの全国ツアーみたいだな、と思いました。(バンド、割と静岡からスタートしがち、特に浜松窓枠が多くないですか?気のせい?)
 
【総括】
いつも以上に安定感のあるパフォーマンスを見せてくれただけではなく、様々な意外性を見せてくれた公演でした。
相変わらず、パフォーマンスに全振りですがふとしたときの表情の作り方や細かな動きを見ていると「どこでとういう振る舞いをするべきか」がきっちりメンバー全員に落とし込まれていて、それが全体の統一感を生んでいたなと思います。
毎回書いている気がしますが、最近みんな、「なんとなく」の場面がすくないんですよね。多少の歌詞飛ばしはご愛嬌、なところがありますがここは決めなきゃいけないというところをビシッと決めてくれる。
いつでも全力!なパフォーマンスも好きなんですが、緩急があると重要な見せ場がビシッと締まります。
しかもその「緩」もダラダラするのではなく、フリーに振りを入れたり、全開の笑顔を客席に振りまいたりというアイドルとして完璧な「緩」。決して手は抜かない。TEAM SHACHIになって変わったところだなと思います。
 
昼夜通してみんな良かったんですが、今回は特に咲良菜緒さんのダンスの柔らかさについて書かせていただきたい。
今まで、ダンススキルといえばハルちゃん!とわたしも思ったんですが今回かなりなおちゃんのダンスに目を奪われてしまいました。
動くときはやわらかに上品に動き、止まるときは空間に固定されているかのようにピッタリ止まるんですよね。
しかも軸が全くブレない。なおちゃんってこんなにダンスうまかったっけ!!!??ってびっくりしてしまいました。
あまりダンスに詳しくないのですが、とにかくずっと見ていたいなあ〜と思うダンスでした。
なおちゃんは落ちサビやシャウトのイメージが強かったのでダンスも………!?とびっくり。
なおちゃんだけでなく、4人全員のダンスに統一感があった気がします。
このダンスの良さについて第30回柚姫の部屋にて瀬戸口さん宛にネタバレなしの見どころレポとして送ったところ、メールを採用していだきました!(上手なレポとお褒めいただきまことに光栄です。)
ダンスに特化したレッスンを行った裏話等柚姫からのアンサーもあるので必見です。
 
ここから先のレポートはセットリストや演出等のネタバレを含みます!何も情報がない状態でツアーを楽しみたい方は、ツアー参戦後にお読みください。
 
 
総括して言えば、まーーーた単純なライブとしての楽しさと意味をもたせるセトリが両立したライブやってるーーー!!!!!という感じ。
 
まず、ライブとしての楽しさ。
改名前のレア曲に曲数を多く割き、ブラスアレンジの幅の広さやTEAM SHACHIでのパフォーマンスの多彩さを見せることができたセトリだったと思います。
バンドル盤のみに収録されているWake up up!が1曲目というのがだいぶ攻めてますし、勝手にハイブリッドも乱発していた時期を除けばレアな部類だし、ケモノノハナミチもそんなに回数やってないんじゃないでしょうか
また驚いたのが「完全満足NGY」。しゃちほこ時代の曲の中でも異質な曲だなとおもっていましたがここでくるとは!
キレキレのダンスがとってもかっこよくて、ブラス民もめちゃめちゃ踊っていてかっこよかったです!
また、しゃちほこ名義、TEAM SHACHI名義どちらにおける鉄板曲を制御しながらもちゃんと客を乗せられる、盛り上げられる仕組みを作っていて本当に完成度が高い。
NGYの「車ブンブンブン ブブンブン ぶっとばしていこうランデブー」のパートがなおちゃんに変わり、ゆずきにおんぶされながら車をぶっ飛ばしている様を表現する振り付けがそれだったと思います。
いわゆる干され曲ってわりとシラーっとなることが多いんですが曲ごとに見せ場を作ってあり盛り上がりもバッチリでした!
ちぐはぐのイントロでフェイントをかけてのケモノノハナミチはいたずらっ子っぽくて可愛かったです。
1部では単純に面白い演出だな、と思っていたのですが2部では「この曲のイントロなんかに似てない!?」と解説的なものをしてくれたのでよりわかりやすかったです。
柚姫の部屋でも語られてましたが、1 部と2部の短い間にもミーティングをして修正をしてきたと思うとさすがのプロ根性だし、決められたことをただこなすだけでなくスタッフとともに作り上げていくプロセスがあるから、パフォーマンスに意思が宿るんだろうな、と思いました。
 
また、新曲2曲。
アウェイクは全体的にキーが高く、特にサビはメンバーが出せる高音域ギリギリに近いところまで上がります。
安定感を見せていた歌唱力ですが、曲の難易度を上げることによって更に引き上げを図っているかのようで君たちはアスリートなんですか………?すごいね。
ツアーを通して更に高くなるであろう完成度に期待。
タイトル未定の曲は、なんというかまだまだ未完成な感じがシャチらしくていいですね。
タフ民が参加することで作られる楽曲だそうなのですが、「こだま」「かなた」に続くライブ限定曲になるんでしょうか。
前述の2曲の音源をずーーっと待ってるんですが、最近は現場でイントロがかかると普段聞けてないぶんブチ上がるということがわかったので、そんな曲があってもいいのかなと思いました。
 
【考察】
ここからは半ば妄言というか、これから先の公演で答え合わせをしたいなとおもう考察です。
 
あらすじ:タイムトレインかなたに乗り、終着駅「明け星」から「それぞれの明日」へ帰っていったタフ民たち。ある日目覚めた朝、伸びた線路と汽笛に気づく。ポケットの切符を落とさないよう、再び現れた「かなた」に乗り、異空間へと旅立つのであった………
 
そんなストーリーを感じるとってもいいセットリストでした。
1曲目のWake up up!は歌詞に「ポケットの切符」や「不安はホームに置いて行け」など列車を連想させるようなワードが散りばめられています。
列車で連想されるのは間違いなく2019年のツアー「タイムトレインかなた」。
汽笛のSEを入れることで、よりタフ民にかなたツアーへの関連性をより印象づけ、「かなた」を披露することでこのツアーが「かなたツアー」から続くものであることを印象づけます。
 
そして、アウェイクと明け星の関連性。
聞き間違いだったら訂正してほしいのですが、「あの暁に〜」という歌詞がありませんでしたか?
うまく聞き取れなかったのですが、キーワードは「夜明け」や「目覚め」だった気がします。途中で目覚ましの音が入っていた気もします。
これにかなたツアーが至った終着駅たる「明け星」との関連性を思わずにいられないんです。
 
「信じて その力を 大きな明日を描いて
闇に光る 小さな星はやがて
広がる 朝焼けに 輝く星になるの
信じている 待っている
このまま」
 
この歌詞で締められたツアーのラストが「夜明け」を象徴するもの。
何か意味がある気がするんですよね。
 
時空を超える列車のかなた、それに関連する「異空間」とは………
この考察が、ただの妄言か当たっているのか。
 
その真実を確かめるために私は埼玉公演、渋谷公会堂公演に向かった…………
 
(つづく。)
 
※ツアー通しての感想は別途作成予定です。考察にあたって、情報提供下さった方ありがとうごさいました!