いってきました!スタプラアイドルフェスティバル!
言いたいことがたくさんありすぎて気づけば文字数は1万字を超え、こんなに時間がかかってしまいました。
総括:ほんとに楽しかったです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!スタプラ最高!!!!!
〇スタプラアイドルフェスティバルとは
日本放送で放送されているミューコミプラススポンサードの企画ライブ。
スターダストプラネット所属のアイドルが全員出演するお祭りイベントで、各グループの単独パフォーマンスあり、コラボ企画ありの大ボリューム。
ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学、TEAM SHACHI、たこやきレインボーは「先輩グループ」として、コンセプトを決めた「夢のセットリスト」にてライブを披露。
それ以外の「後輩グループ」は、計46名それぞれに先輩グループの曲の歌割が振られ、それをみた観客の投票により1名のシンデレラを決めるというある種過酷な企画に挑戦。
司会はゴボウこと日本放送アナウンサー吉田 尚記でした。
わたしはOAから入って全グループみさせてもらいました!
まあ一番伝えたいところはほんっっっと今回もシャチが素晴らしかったね!!!!っていうそれなんですが………それと同じくらいスタダのポテンシャルやべーな!と後輩ちゃんたちのステージをみて思いました。
ほんとにスタプラのレベルがどんどん上がってる……13時前から19時すぎまでの超超長丁場でしたがあっという間に過ぎてしまった〜!
そんな感じの各グループの感想からいきましょう!
パフォーマンス順に書いていますが、あまりに長いため目次を設けましたのでそこから飛んでいただいても大丈夫です!
TEAM SHACHIはあまりに長すぎて、総括とは別にあふれ出る解説を最下部に書いてあります。
全グループ分、一生懸命書きましたのでできればタフ民(TEAM SHACHIのファンの総称)以外も是非最後まで読んでくださると嬉しいです。
オープニングアクト
ときめき宣伝部
トップバッターから飛ばしてくれました!
「恋のシェイプアップ」で会場を盛り上げて、王道かわいいアイドルソングを披露しこれが王道アイドルだ!とスタプラに示してくれたような気がします。
「恋の~」はみんなで踊って盛り上がれるし、衣装もかわいいし大好きです。超盛り上がってましたね!痩せたわ〜!!とき宣ちゃんはいつもお
衣装がかわいくて、リボンやフリルがたくさんついていたりパステルカラーだったり素敵なんですよね。これからもその王道ぶりを見せつけてほしいです。
ukka
存在は知りつつも、一度も曲を聞いたことなかったukka。
交流のあるいろんな楽曲派から推し、2019年のアイドル楽曲大賞を総なめにしていたということで密かな楽しみでした。
いや〜よかったですね。
凝った楽曲のなかを泳ぐようにひらひら揺れるスカートと髪が美しかったです。
透明感のある楽曲がとても似合うグループでした!好き〜!これからもっといろんな曲を聞きたいなと思いました!
とくに「それは月曜日の9時のように」が好きで、月曜日の9時というよりかはトレンディドラマという言葉が似合うような平成初期〜中期のポップスにありがちな楽曲でとっても好みでした。
B.O.L.T
内藤るなちゃんと高井千帆ちゃんのお名前に覚えがあると思ったら、みにちあベアーズに所属していたんですね。
つまり初見は俺の藤井@前橋グリーンドームなわけで………お姉さんになりましたね。めちゃめちゃきれいになってました。
グループはできたばかりですが、キャリアの長いおふたりがパフォーマンスを引っ張り、若手ふたりが一生懸命がんばるメンバー構成が新鮮でした。
青山菜花ちゃん・白浜あやちゃんの11歳組がお立ち台に乗ってるのがかわいかったです。
ちなみにおふたり、2008年生まれだそうです。ももクロ姉さんのデビュー年です。えげつねぇな。エビ中の真山とは一回り違うらしい。えげつねぇな。
いぎなり東北産
始まった瞬間「あっすごいの始まるな」という予感がばりばりして期待がぶち上がり。
ヒリヒリするくらいに「何か残してやろう」という意気込みと気迫が伝わってきて、東北の子たちは熱いなー!!!という気持ちでいっぱいになるパフォーマンスでした。
とくに伊達花彩さんの声を目一杯絞って煽り、体いっぱい動かしている姿に目を奪われまくってしまって…ゼッケンがあってほんとに良かった……!
ここまでかっこいいに振った骨太なグループってスタダの中では異色なんじゃないでしょうか。その中でもキュートに振った子がいたりして抜け目ないな〜とも。
このパフォが更に洗練されたらめっちゃ跳ねるのでは………こんな子たちどこに隠してたんですかスタダは……。スタダの伝統的な血を継ぎつつ、新たな「スタダ」のイメージを作り上げてくれることを期待しています。
はちみつロケット
スタダらしからぬ(失礼)オシャレグループ①というという感じ。
衣装めっちゃ可愛くないですか???黄色×チェック柄のトレンチコートみたいなロング丈の衣装がスタダらしからぬ感じでおしゃれでした!
気になった曲は「ハニートランポリン」。可愛くて楽しそうで、次に聞ける機会があったら今度は混ざりたいです!
16番播磨の「圧」有名ですが生で見られて良かったです。
アメフラっシ
初っ端から「あんた飛ばしすぎ!!」のカバーでお姉さんたちへのリスペクトを見せてくれましたが、あれをきっちり仕上げてくるこの子たち一体何者よ?デビュー前とは??と混乱する。
そして混乱した頭に難曲「月並みファンタジー」をすかさず叩き込んでくる攻めの姿勢。どっからこんな曲持ってくるの?すごない????しかもそれをケロっと歌ってみせる。
ブログを書く中で、今回披露された「雑踏の中で」のMVを見つけたので視聴したのですが、ぐっと心に来るものがありました。
この歌を、こんなにも感情豊かに表現できるなんて素晴らしいグループですね。曲にも恵まれているなと感じました。とっても良かったので、敬意を表してリンクを張っておきます。
ばってん少女隊
福岡からやってきたスターダスト100年に1組の逸材。
TEAM SHACHIの配信番組「柚姫の部屋」にゲストで来てくれた喜山愛さんをみるぞー!と意気込んでいたのですが、めちゃめちゃしっかりパフォーマンスしていて驚きました。
パフォーマンス中とそうでないときのギャップはアイドルの醍醐味ですね。メンバーカラーが緑というのも意外でしたが、真剣な表情もニコニコの笑顔も見られてよかったです。
まだまだ知らない子がたくさんいるので、機会を見つけて触れてみたいなと思いました!Killer Killer Smileが可愛くてお気に入りです。
CROWN POP
#クラポかわいい のやつね!!!!理解!!というテンションでしたがとにかく三田美吹さんの歌唱力の高さにびっくりしました。芯があってよく声が通って素敵な歌声だな〜と。あとアー写がめちゃくちゃかわいい。アイドル感というよりも、アーティストに振った洗練された楽曲がスタダにしては珍しいなと思いましたがオープニングアクトをきれいに締めてくれました。皆歌がうまかった……。
オープニングアクト:総括
ここまでが開演前のオープニングアクトです。いいですか、開演前ですよ。
太っ腹すぎやしないか。いいじゃんもう開演中で。めっちゃ楽しかったぞ。
シンデレラを探しに私も開演前から足を運んだわけですが、総じてスタプラ全体の完成度がめちゃめちゃに上がっているなと実感。
「スターダストプラネット」という組織を作っただけあるなと感じました。
それと同時に、ここまで実力や個性があるのに二の足を踏むアイドルバブル崩壊をまざまざと見せつけられた気もします。せっかくみんな頑張っているのだから、できる限りのバックアップをして、アイドルたちが報われるような環境を作ってあげてほしいな、と運営・レコ社に対して思います。
本編
ノンストップオープニングメドレー
さて、会場は温まりまくって、いざ開演!今回の主催であるニッポン放送アナウンサーのゴボウ(ドルヲタ)にの解説を簡単に済ませ、いざ総勢61名(!)によるノンストップメドレー!
すべての曲をお姉さん×妹のペアでパフォーマンスをしました。
セットリストは↓
笑一笑(ももいろクローバーZ/ばってん少女隊/アメフラっシ/ukka)
星が降る街 with TEAM SHACHI(B.O.L.T / TEAM SHACHI)
真っ白片思い with 私立恵比寿中学(CROWN POP / 私立恵比寿中学)
忠犬ハチ公 with たこやきレインボー(はちみつロケット / たこやきレインボー)
崇シ増シ×××物語 withももいろクローバーZ(ばってん少女隊 / ももいろクローバーZ)
踊れ!青春カルナバル(たこやきレインボー / ときめき♡宣伝部 / いぎなり東北産 /B.O.L.T)
それは月曜日の9時のように with TEAM SHACHI(ukka / TEAM SHACHI)
Rain Makers!! WithももいろクローバーZ(アメフラっシ / ももいろクローバーZ)
雨天決行(TEAM SHACHI / ときめき♡宣伝部 / アメフラっシ / CROWN POP)
どしゃぶりリグレット(私立恵比寿中学/ ばってん少女隊 / はちみつロケット / いぎなり東北産)
乾杯ニッポン with 私立恵比寿中学(いぎなり東北産 / 私立恵比寿中学)
恋のシェイプアップ♡ withたこやきレインボー(ときめき♡宣伝部 / たこやきレインボー)
Chai Maxx(ももいろクローバーZ / たこやきレインボー / ときめき♡宣伝部 /はちみつロケット / ukka / CROWN POP / B.O.L.T)
COLOR feat.ももいろクローバーZ(全員)
こういうイベントって、だいたいキャリアの長さにに比例して曲が割り振られたり、お姉さんの曲を妹たちが歌うことが多いのですが、今回は妹たちの曲の尺を長めにとっており、お姉さんが歌うというここでしかできない試みがなされていてめちゃめちゃよかったです!
ぶっちゃけ、お姉さんグループが妹を自分の単独に呼んだりするのはよくやってるので、実はお姉さんの曲を後輩と、っていうのはいつでもできるんですよね。
だからこそのコラボで最高でした!
セトリの組み方もよくて、とくにRain Makers!!→雨天決行→どしゃぶりリグレットの雨縛り且つ強まっていく雨のセトリ、誰が考えたんだよ考えたやつ呼んでこい高い肉をお送りします!!!!となったり、恋のシェイプアップ→Chai Maxxの踊らせる流れも最高に楽しかったです。
単純に雨天決行が好きなのでとても良かった〜!!!!!!
会場に集まったオタクたちはそれぞれに本命があるのでしょうが、みんなが一つになった気がして「スターダストプラネット」の一体感を感じることができました。
さて、流れるように先輩たちの「夢のセットリスト」によるパフォーマンスが始まります!今回の目玉企画であるシンデレラを決めるためのメドレーはどこに入るか秘密。オタクドキドキの中、トップバッターたこやきレインボーのパフォーマンスがスタート!
たこやきレインボー
テーマ:「どやさ!これが新旧たこ虹最強セトリやっちゅーねん!」
たこ虹ちゃんが「先輩」になるほどスタプラは層が厚いのかーとぼんやり思いながらパフォーマンススタート!
「絶唱!なにわで生まれた少女たち」から始まり、「なにわのはにわ」で会場のボルテージは急上昇。トップバッターにふさわしく、スタダの伝統的な盛り上がり方をみせてくれました。
そして「天使にラブソングを」でバラードをはさみ、「ナンバサンバイジャー」、「ナナイロダンス」と繋いで、最後はメッセージ性の強い「RAINBOW 〜私は私やねんから〜」。
お手本のような王道セトリで、それが組めるたこ虹の楽曲のバラエティが素晴らしい。
「RAINBOW〜」を歌いこなせる姿を見て、たこ虹ちゃん成長したなあ~と思いました。
まいまいが早口言葉全部言えててびっくりしたのと、歌がうまくなっていて特徴的な声がまーーよく合って最高でした。まいまいはショートのほうが好みです。あと堀がめっちゃスタダ顔のきれいなお姉さんになってる。堀めっちゃかわいい。
気に入った曲は「ナンバサンバイジャー」です。先輩組の中からは末っ子ながら、トップバッターを堂々こなしてくれました。
TEAM SHACHI
テーマ:「THIS IS TEAM SHACHI」
いやーーーーーあのね、良かった。良かったしか言えない。ほんとに良かった。
詳しくは後述します。
TEAM SHACHIとはなにかをパフォーマンスで体現しつつ、予備知識がない人が楽しめて、シャチとの関わりの深さが深ければ深いほど気づきが増える、小ネタ満載のセトリ。
最高だよみんなあ〜!!!!!!!!!!!!!!!!
めちゃめちゃ長く感想書いたのでぜひ読んでください………解説もあります。
若手グループによるシンデレラ決定戦メドレー
今回の大本命、きましたよ!46人みんなでパートを分けて歌います。
歌った曲は↓
みんなのシンデレラに選ばれたい!という気持ちがキラッキラ、ギラギラに溢れていて輝いていました。
みんな誰かのシンデレラだよーーーーーー!!!!!!!
すごいなあと思ったのが、センター席とアリーナ席をぐるっと一周して全員が近くに来ること。
パートが変わるごとにすこしずつずれて最終的には一周するのですが、なんか回転寿司みたいで、アイドル回転寿司……………と一人で笑ってました。
もちろん、自分のパートでない間もずっと踊っているので、計4曲の振りを入れて且つ立ち位置もきっちり覚えてレスをして、自分のパートではみんなの記憶に残るようにパフォーマンスしなければならず、大変だったかと思うし緊張したと思います。
それでも笑顔全開で頑張る姿に心を動かされました。
誰に投票したというのは野暮な話なのでしませんが、きっと、誰にも選ばれなかった子なんていないはずなんです。
シンデレラに選ばれたのは一人ですが、私が投票した子は私のシンデレラです。
そんなシンデレラが、会場にいたお客さんの数だけいるわけで。運命的な出会いをしたオタクもいるわけで。過酷だけれど、いい企画だったなと思います。
私立恵比寿中学
テーマ:「スタダDD 超大変!元気いっぱい!エビマラソン4.2m!!(休憩所あり)」
このへんまで行くとね、さすがですと言わざるを得ないですね。
「family complex」で最近の曲もめちゃめちゃ盛り上がりますよ!とぶちかまして、「ザ・ティッシュ」、「仮契約のシンデレラ」で私のような老害オタクをぶん殴る!
「もっと走れっ!!」、「全力☆ランナー」でセットリストコンセプトのとおり走る系の曲を入れて遊んで、「オメカシ・フィーバー」以降は楽曲派の実力で唸らせる。
素晴らしいセトリでした。めちゃめちゃ楽しかったです。
途中、横アリぐるっと一周走る場面があったのですが真山さんがガチダッシュして誰も追いつけなくなっていて、ああ真山ってこういう人だったわ!と爆笑。身体能力高すぎ。
そんなわちゃわちゃ楽しい場面を見せてくれたのですが、「自由へ道連れ」「ジャンプ」の二曲の渾身のパフォーマンスが素晴らしい。
これぞエビ中が長いキャリアの中で磨いてきた武器!
「自由へ道連れ」は言わずもがな曲が良くて、それをのびのび楽しそうに歌っている姿が印象的。
これをさらっと歌いこなしてしまうエビ中の実力、やはり折り紙つきですね。
そうして観衆を惹きつけたあとに「ジャンプ」が披露されるわけですが、このパフォーマンスに胸を打たれ、心が震えました。
力の限り歌われる「だから愛を込めて」のフレーズがずっと忘れられません。
石崎ひゅーいさんの曲がとてもいいのももちろんですが、それを感情たっぷりに、エモーショナルに歌い上げて人の心を打つ、それができるアイドルがどれほどいるのか。
特に中山さんの「今だーーーー!!!」というシャウト、普段の可愛らしさからは想像できない熱量で、会場に雷鳴のような衝撃を轟かせていたように思えました。
中山さん、ハイタテキの「惚れた?」のような可愛らしい台詞パートも完璧にこなすのに、こんなざらついた感情も表現できるの、逸材としか言えませんね。
とにかく「ジャンプ」が気に入りすぎてずっとMVを再生しています。
音源の安本さんの歌唱が素晴らしかったので、いつか完全版を見に行きたいなと思います。
総括して、ガチャガチャ楽しい曲もあれば聴かせる曲もある、なんでも歌えるアイドルだからこそできるセットリストを、その実力でガッチリ見せてくれたライブでした。いやーよかった!さすがエビ中!
(※1.29追記 「今だ!」のパートは本来安本さんのパートだそうです。オタクが教えてくれました。やっぱり完全版、見たいなあ。)
ももいろクローバーZ
テーマ:「最後、OVERTUREで終わります」
のっけからライブ最終盤の「あの空」のインストにのせてれにちゃんの挨拶から始まったももクロのライブ。
最後をOVERTUREで締めるためライブを逆再生するというセットリストだそうで、OVERTUREが終わった瞬間にシンデレラが登場するという仕組みであることを解説してくれました。
「えっOVERTUREでシンデレラ出てくるの??えっそれいいの?なんか申し訳ない」と夏菜子が恐縮しながらも、ライブスタート。一番先輩なのに、謙虚なところは相変わらずなんだな、とほっとします。
今回は、あーりんが声が出せないということでダンスのみの参加でしたが、声は出せずともその存在感は抜群でした。
そして、3名のみの歌唱でも不安を感じさせないのはさすが、ももクロ姉さんだなと痛感。いつでもアクシデントなんて簡単に乗り越えてしまう。
逆再生のセットリストはおもしろい試みでした。逆のままでも十分でしたが、正しい順番に並び替えたらめちゃめちゃ楽しいフェス向けセトリだな〜とおもいます。
最近の曲ではロードショー、stay goldがかっこよくてお気に入り。ロードショーのパフォーマンスが終わると、OVERTUREが鳴り響きいよいよシンデレラのお披露目。
シンデレラ発表〜エンディング
OVERTUREがおわり、みんなが固唾を飲んだ瞬間。シンデレラに選ばれたのは、CROWN POPの三田美吹ちゃんでした!走れ!の落ちサビを抜群の歌唱力で歌いきった彼女にティアラが授けられた瞬間は、先輩ユニットのオタクながら涙腺が刺激されました。
恐縮しながら感激している姿がもうエモくて、こんな私でよかったのかと迷いを口にしているところも素直で好感が持てました。
美吹ちゃんの紹介が終わると、スタプラ所属の全アイドルが再度集合し、We are starを披露。
みんなでシンデレラの誕生を祝福してイベントは幕。
数々のきらめきが生まれたとても良いイベントだったと思います!
やっぱり年イチくらいでスタプラ全体のイベントはやってほしいですね!
もっと語りたい、TEAM SHACHI
セトリの凄さを語りたい
やっぱりシャチってアウェイの現場に強いですよね。
知らない人も巻き込んでしまう、台風の目のような求心力。それを感じることができたパフォーマンスでした…………!
毎回絶賛していますが、毎回絶賛できるほど新鮮な気持ちで楽しませてくれるパフォーマンスなんです。
何が素晴らしいって、まずセトリが素晴らしい。今回のセットリストのテーマは「THIS IS TEAM SHACHI」。
よくそれをこんなにぎゅっと詰め込んだな!というセトリで、足りない曲も、いらない曲も一切ない。
そして、そこに来るであろうお客さんはどんな人か、何が刺さるかをよく考え、一番意図が伝わるセトリを仕掛けてくる。すごいんですよ、すごすぎ。
そんなセトリは↓
M1.DREAMER
M2.OEOEO
M3.ザ・スターダストボウリング –w/ばってん少女隊/いぎなり東北産
M4.パレードは夜空を翔ける –w/ばってん少女隊/いぎなり東北産
M5.ocket Queen feat.MCU –w/ばってん少女隊/いぎなり東北産
M6.ROSE FIGHTERS
まず一発目、M1のDREAMER。イントロが今回のスタプラフェスにふさわしいですよね。
彼女たちは、改名して初めてシャチを見る人たちもいるかもしれない、ということを懸念していました。その勝負の一発目に選ばれた曲なのです。
それが、ガッツリ今のシャチを自己紹介する曲として機能していました。
だって、
「Hey we are SHACHI
It's brand-new us
Hey call us SHACHI
We're strong & tough」
これから始まって、ブラス民の力強いサウンドに繋がるんです。
今のシャチを簡単に表すにはこれ以上の言葉はないでしょう。
なんせイントロだけでわかってしまう。
ハルちゃんが叫んだ「これがTEAM SHACHIだーー!!」、それ以上でも以下でもない。
やっぱり、TEAM SHACHIにはDREAMERは外せないな、と名曲ぶりに震えました。
そして開幕一発目のニューフェイスとしての顔とは打って変わり、改名前からの鉄板曲「OEOEO」、「ザ・スターダストボウリング」で会場の空気をがらっとシャチのものに!
しかもちゃんと、ブラスが映える選曲。変わらない中に、新しい要素が溶け込んで過去もいまもぜーーーんぶまるっと肯定する姿勢がセットリストに現れます。
この辺は改名前から知ってたスタダDDもめちゃめちゃ楽しめたのではないでしょうか。
そして「パレードは夜空を翔ける」では、イントロに繋がるブラス民が奏でるマーチとともに行進する姿をみたモノノフが、「えっ何?なにを始めるんだ!?」とざわついててニヤニヤ。
生演奏要素を入れたことにより、セットリストに予想がつかないわくわくが加わったこともバッチリ見せる。
「パレード〜」は、明るく楽しい曲ながら、少しの小休止として作用し、ここで火薬詰め詰めの飛び道具「Rocket Queen feat.MCU」を放つ!
さっと静まった会場に響くロックマン2よりワイリーのテーマ。世代のオタクをガツンと打ち抜き、ざわめきが止まらない会場。
いやもうこの曲、はじめましての方にめちゃめちゃ効きますね。
サビのグルグルをコピーしてるオタク大量発生で普段シャチ現場に来てない人も巻き込んでいるんだな!と実感。(曲を作ってくださったポルノグラフィティタッグに敬意を表して、あそこは手をパーにして上下に振るのが現場では定着しています。)
RQはとにかく「カッコよさ」に全振りで、改名後のスキルの向上や楽曲の変化をとにかくよく見せられるパフォーマンスだったと思います。
死ぬほどしびれたのが、モニターの演出。アウトロ終わり、デデン!と曲が終わる瞬間にモニターに大写しになる「TEAM SHACHI」のロゴ!そうこれが!!!TEAM SHACHIなんです!!!最高にしびれた瞬間!公式ツイッターに映像が上がっているので、ぜひ見てください…かっこいいので…………ばっしょーちゃん、東北産ちゃん参加の大人数フォーメーションも見どころなので……
【 #スタプラフェス💫 】
— TEAM SHACHI オフィシャル (@shachi_staff) January 19, 2020
「Rocket Queen feat.MCU」
ばってん少女隊 & いぎなり東北産ver.#TEAMSHACHI#ブラス民#ばっしょー#東北産#スタプラ地方組 #ロックマン pic.twitter.com/CYsg8JGDJT
ここまで書いて、これでもうおなかいっぱい!と思うほどよいセトリですが、最後にかますのは「ROSE FIGHTERS」。
今まで見せてきたような姿で、これからも戦う彼女たち。そんな彼女たちのライブのトリにふさわしい一曲だな〜とおもいました。
なぜなら、最後に今のTEAM SHACHIの掛け声である「super tough strong energy positive exciting soul from nagoya」「We are TEAM SHACHI!!!!!」が入るから。
台風の目に巻き込まれた観衆は、最後のシャーチ!だけでも言いたくなってしまうでしょう。
ありがとうございましたー!で締められる1曲。そのおかけで、あっという間ですがワンマンに来たような錯覚に陥るほどです。
総じて、TEAM SHACHIの魅力をこれでもかと味わえるセトリでした。セトリ語るだけでもこれだけの文字数ですよ。
これだけでも楽しいのに、まだまだたくさん「仕掛け」があります。
もっと語りたい、TEAM SHACHIのパフォーマンスの「仕掛け」
この辺は既に毎月月曜日9時から配信のyoutube番組「柚姫の部屋」で語られ尽くししているのですが、運営サイドが意図していた仕掛けがきっちりオーディエンスに伝わったという証跡として記録しようと思います。
セットリスト全体に渡る仕掛けとして、かなり「過去に使った演出のリバイバル」が使われていました。
きっとこれは昔からシャチを応援していた人に対するご褒美みたいなもので、今まで何度も見た曲を飽きさせない工夫なのだと思います。セトリだけでも凝っているのに、ここまで来るか。
まず、OEOEOの「シャチロビクス」。
過去、チームしゃちほこ時代に横浜アリーナで単独公演を行った際に使用した変則の振り付けで、エアロビ的な動きを取り入れながらメインステージからセンターステージへと移動。それを見た瞬間から、横アリのリバイバルだ!と感激するわけです。
お待たせしました!
— TEAM SHACHI オフィシャル (@shachi_staff) January 20, 2020
みんなでシャチロビクス#異空間ツアー お待ちしてます!
●受付期間:~1月22日(水)23:59
●受付URL:https://t.co/u0N8DHZHXE#スタプラフェス#OEOEO#シャチロビクス#TEAMSHACHI #柚姫の部屋#4月19日#LINECUBESHIBUYA#渋谷公会堂#SHACHISUMMER#6月14日#大阪城野音 pic.twitter.com/aLQOHXMY1v
チームしゃちほこのヲタにとって、横浜アリーナ公演「colors」は安藤ゆずの本人不在の卒業ライブであり、忘れられない公演です。
その演出を取り入れることで、過去をなかったことにするのではなく取り入れる姿勢に彼女たちが6人だった過去も5人だった過去も、TEAM SHACHIへと続く地続きのものだと安心させてくれるのです。
そんな喜びを、シャチを見慣れている人に与えてくれる、ほんとに一端のエンターテイナーだと思います。
そしてOEOEO間奏のコール&レスポンスでは、あるメロディをブラス民が吹いたのですが…………なんか聞いたことあるな…………なんだったかな…………と引っ掛かりを持たせてくれました。
それが、次のザ・スターダストボウリングに続くわけですが…………間奏でまさかの「みてみてこっちっち」のカバーを披露!
しかも「シャチみてこっちっち」に歌詞を変える!!ブラス民が吹いていたのは、みてみてこっちっちの「みーてみてこっちっち♪こっちみーてほしいー♪」の部分なのでした………
この流れは実は昨年行われたスタプラ総出のイベント、「夏S」でももクロの「泣いてもいいんだよ」を「しゃちでもいいんだよ」に変えて演じたネタのリバイバル。
ほーちゃんが公式ファンクラブ「タフ民の集い」の入会勧誘のプラカードを掲げるところまで一緒で爆笑!
この流れは夏Sを知らない人でもなんかやってるなと笑えるし、夏Sを知ってる人はまたやってる!と爆笑してしまう。
こういうぶっこみたがるところも、相変わらずですよねぇ!それにしてもこっちっちという選曲が渋い。モノノフでも知らない層がいそう。
「パレードは夜空を翔ける」で後輩たちと後進したのも以前の横アリ公演で使った演出です。
そんな記憶を呼び起こすような仕掛けや、笑える仕掛けをセトリのよさの邪魔をしない程度に仕込んでくる、そのバランス感覚もめちゃめちゃ良くなった、と思います。
スタプラローカリズム長女としての顔
今回、スタボ〜RQまでをいぎなり東北産のみんな、ばってん少女隊のみんなと一緒にパフォーマンスをしました。
大人数でフォーメーションを組んだRocket Queenはめちゃめちゃかっこよかったです。
Rocket Queenは元々ブラス民を含めた大人数のフォーメーションが魅力の一つですが、スキルの高い後輩たちが入ってくれることによってより豪華に、迫力のあるものとなりました。
ばってん少女隊のみんな、いぎなり東北産のみんな、ありがとう!
ここでものすごく地方の絆をかんじたので、それについて少し。
シャチ以下たこやきレインボー、ばってん少女隊、いぎなり東北産はスターダストの地方営業所から始まったグループで、同じ地方出身同士「スタプラローカリズム」として一緒に台湾でイベントを行ったり絆を深めてきました。
地方組のど根性、背負って立つお姉さんな顔を見られた気がします。
きっと、地方出身だからといろいろハンデがあったこととでしょう。
それに負けず、頑張る背中を見せたかったのかなと思い、彼女らの成長に頼もしさを感じました。
それと同時に、シャチに負けない(うかうかしてると、追い越されちゃう!)くらいの後輩たちのポテンシャルをビシビシ感じ、同じく地方出身のわたしは元気をもらえました!
愛する地元があって、それを背負って立つのは素晴らしいこと。ぜひ今度はスタプラローカリズムでイベントをやってほしいですね。
さてここまで長く書きましたが、私が言ったことは「柚姫の部屋」で、柚姫の口からたくさん語られています。
後輩たちに寄せる思いや、パフォーマンスに込めた気持ち、柚姫の「エモ」ポイントなどボリューム満点なので、ぜひ見てみてください!
【柚姫の部屋 第26回】スタプラアイドルフェスを大黒柚姫目線でたっぷりと振り返ります!!ばってん少女隊やいぎなり東北産との地方組裏話も! TEAM SHACHI大黒柚姫の ”ほぼ”月9配信。
冒頭部分からです。ぜひ!
余談、宣伝など
大ボリュームのライブだけあって、めちゃめちゃ長くなってしまいました……!
それだけ楽しいイベントでした!
ほんとに余談ですが、実はチームしゃちほこが単独で横浜アリーナに立つ前にイベントにお呼ばれして横浜アリーナに立ったことがあります。
それはね、同じミューコミのイベントなんです。(ミューコミプラス 秋の文化祭 おんなもアリ~な!?というイベントでした。LiSAちゃんやでんぱ組さんなどが参加したイベントです。)
だから次にシャチが横浜アリーナに立つときは単独ライブかな、なんて夢を見ています。
その夢を叶えるためにも、シャチが気になった方ぜひ単独の現場に足を運んでください!!!!!!!!!!!
2月より全国ツアーが始まりますのでぜひお近くの会場へ遊びに来てください!(LINE QUBE SHIBUYAは全席指定で行きやすいよ!)
現在チケット一般発売中!
特設サイトはこちら→https://teamshachi.nagoya/tour2020/
また6月には大阪野音で夏のライブがあります!
【 🍉#SHACHISUMMER🍉 】
— TEAM SHACHI(シャチ) (@shachi_staff) 2020年1月27日
チケット🎟FC先行受付開始!
【タフ民の集い会員先行<抽選>】
■受付期間:~2月3日(月)23:59まで
■受付URL:https://t.co/HIPnonrq5f
これからの入会でも間に合います🥳
世界を #ちんちこちん にしてやるぞー🔥#TEAMSHACHI https://t.co/2QWFEfoJVu pic.twitter.com/YuoyUH7db0
※ちんちこちんは名古屋弁で「めっちゃ熱い」の意味です。
現在ファンクラブ先行受付中!ビチョビチョになりましょ〜!
入会はこちら→https://teamshachi.nagoya/fanclub/
以上、ブログ民の長い長い感想でした。ここまで読んで下さり感謝です。
毎回毎回まとめられなくて困る。長文芸だとおもってください。