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終わってほしくない!TEAM SHACHI✕リアル脱出ゲーム吉祥寺店からの脱出

2021年12月4日、TEAM SHACHI✕リアル脱出ゲーム吉祥寺店とのコラボイベントが開催されました。

過去にはリアル脱出ゲーム名古屋(当時ナゾ・コンプレックス名古屋)での「監獄アルバトロスからの脱出」(2019年)から始まり、2020年新宿のTOKYO MYSTERY CIRCUSでのコラボイベントに続く3回目の開催です。

距離感バグと有名なSCRAPとのコラボイベントについて、参加してきた感想をまとめました。

もくじ

 

古の魔術師と予言の箱

今回、コラボ公演は私が参加した「古の魔術師と予言の箱」のほか、「絶望テレビからの脱出」、「マグノリア銀行からの脱出」がありました。後者2つは各メンバーごと6名しかキャパがないプレミアムチケットとなったため、今回は参加できず。
ということで、「古の魔術師と予言の箱」の帆華&柚姫ペアの回に参加しました。

会場に入ると、また参加者は6名のグループに分けられテーブルを囲んでスタンバイ。待っていると冒頭のアテンドが始まります。このアテンドを柚姫、帆華が担当しました。どんな形かというと、帆華or柚姫のどちらかが各テーブルについて簡単な前説をしてくれるというもの。私の横でいろいろとアイテムを出しながら「合図があるまで開かないでください」等、謎解きで使用するアイテムの説明をしてくれました。
正直、こんなに近すぎてそういうものか、と思ってしまいました。距離感がバグだと感覚もバグるらしい。

そんなドキドキの距離感を経て、謎解きはスタートします。それからは、タフ民orルームメイト一同一生懸命・真剣に謎解きに取り組みます。謎に向かい合い、うーん、と唸っていると、会場を見回っているメンバーが背後にいて、「解けてる?」と声をかけられるなんて一幕も。最初はみんな驚いたり恐縮したりと適切な距離感を一生懸命保とうとがんばるのですが、だんだんと時間が経つと謎解きに熱中してメンバーのことも気にならなくなるほど。

その証明として、参加者に構われたい一心でほのゆずきペアが「番狂わせてGODDESS」、「HORIZON」、「DD大歓迎」を踊り出すなんて場面も。それでも謎解きに熱中する参加者たち。「見てくれないよぉ〜!!!」と泣くほのゆずき。だって、謎解きは時間との勝負なんです。
昨年から引き続き、メンバーがオタクから無視されるという世にも奇妙な状況に。

でもきっと、タフ民は心の中でドギマギだったでしょう。ドギマギしつつも、どこまでお話していいのやら、という気持ちと謎に向かう気持ちゆえに無視する、こんな関係性があるからこそ成立するイベントなのだと前回同様に思います。
ある場面では、ほのゆずきの真横でマジックを見るなんてシーンも。こんな近くにいちゃダメでしょ!と泡を食う私に、大丈夫だよここおいで、と優しく手招きしてくれる柚姫はGODDESSでした。

結局脱出は失敗しましたが、タフ民・ルームメイトと一緒に謎を解いて(全然私は役に立てませんでしたが)マジックに驚いて、メンバーとも一緒に驚いて、夢のような時間でした。一緒の卓だったみなさん、本当にありがとうございました。

最後は、「古の魔術師と予言の箱」のタイトルにちなみ、ほのゆずきペアが2022年を予言するミニトークショーを開催。
お題を振られた帆華は、「暖かい風を感じます!」と預言者のなりきりを始めました。「ここはハワイですね!2022年、ハワイでファンクラブイベントがあります!」と予言。柚姫は帆華が作った流れを汲みながら「電波が見えます!」と予言にしても、な発言で笑いを誘いました。そして、「柚姫の部屋が10月から地上波でスタートします!」と勢いよく言い切りました。それに対し、帆華は「私も電波が見えました!これは日テレ系ですね!」と自身のソロ仕事と関わりの深い局を予言。
その後も天然発言で場を笑わせながらも、帆華は「予定していたファンクラブツアーも、夏の大阪野音でのライブもできなくなってしまった。いろんなことがまたできるようになってきたから、リベンジがしたい」と真剣な抱負を語ってくれました。柚姫も同じく、「できなかったことをたくさんしたい」と来年への期待を膨らませました。

笑いをとりながらふざけるターンと、真剣な話をきちんと切り分けることができるようになったのは成長だなと感じました。

 

ほのゆず(き)の部屋

昨年はあえなくチケットが取れなかったトークショーに今回は参加できました。

冒頭から、柚姫の部屋のような和やかな雰囲気。トークテーマは柚姫とほーちゃんの持ちだし企画、2人が自作の心理テストにみんなでチャレンジする企画でした。

1問目は、「魔法で動物に変えられてしまった、どんな動物?」というもの。仕事で今後どうしたらいいかがわかるのだそう。選択肢は次の4つ。

①フラミンゴ
②テナガザル
③バク
④カメレオン

瀬戸口さんは①のフラミンゴ、私は③のバクを選びました。会場の皆さんはフラミンゴ、アジカンテナガザルが多かった印象。

テストの答えはそれぞれ次のとおり。うろ覚えゆえ、誤り・語弊があったら申し訳ない。

①フラミンゴ:他人と自分を比較しすぎているかも。
②テナガザル:仕事を抱えすぎ。
③バク:緊張感がない。
④カメレオン:転職しましょう。

職場でヘラヘラしている自分としては、妙に核心を疲れたような気もしています。転職をしましょう、というひとつだけ個別具体的なアドバイスについては、なんでこれだけ具体的なんですか!?と笑いを誘いました。

次の質問は、「あなたは今暗闇にいます。見えてきたのはどんな景色?」これで恋愛観がわかるのだとか。選択肢は4つ。

①お花畑
②海
③都会
④家

会場は海・お花畑が多く、瀬戸口さんは都会を選びました。そう答えた瞬間、秋本さんはプルプル震えながら笑いだしてしまい、瀬戸口さんからよくないよ!そうやって人の回答笑うの!と悲痛な叫びが。わたしは④の家です。

結果は次のとおり。

①恋人とペアルックをしたい。
②恋人とシャチのライブに行きたい
恋人には異性の連絡先を全部消してほしい
④養われたい

秋本さんが爆笑していた理由はこれで、瀬戸口さんそうなんだー、とニヤニヤ。瀬戸口さんは全力で否定し、ねえ違いますよね!?と同じ選択肢を選んだ皆さんに声をかけてみるも、瀬戸口さん全然恋バナしてくれないんだもん!と恋バナへの意欲を見せる帆華。瀬戸口さんは、僕がいきなり恋愛の話題振ってきたら気持ち悪いでしょう!と面白おかしくしながらも、今回も絶妙な立ち振る舞いでした。
私は「養われたい」らしいですが、このへんは断固否定しておきます。笑

その後は、どうやって心理テストを作ったのかと楽しくお話を繰り広げていきました。だいたいイメージでふんわりと決められていく適当な心理テストは思ったより楽しく、また柚姫の部屋でやってほしいなと思いました。
そしてピッタリ20分でトークは終了。瀬戸口さんの回しもとても素晴らしかったのですが、最近これに引っ張られるようにメンバーのトークスキルが上がっているなあと感じます。ありがたいことです。

 

みんなの部屋(第1部)

最後のイベントはTEAM SHACHI全員がトークする「みんなの部屋」。もちろん司会は瀬戸口さん。

冒頭、今日を振り返ってどうだったか、という話を振られて本日の感想を簡単に話してくれました。
アテンドをする中で、謎解きをするタフ民を見ながら、この人はひらめきが得意なんだとか、タフ民の意外な一面が見られて楽しかったとハルちゃん。
マグノリア銀行からの脱出」でタフ民と一緒に謎解きをした、という帆華ちゃんは、ぱぱっと仕切ってくれる人や、わからない謎を解いてくれたりするとドキドキして恋が生まれちゃうかも、なんて思ったとニコニコ語ってくれました。ちょっと待って、私にも恋してほしい。次はチケット頑張る、がんばるよ・・・
同じくタフ民と一緒に謎解きをしたという柚姫ちゃんは、何も役に立たなかった〜!と悔しそうにしていました。友人レポによると、サバラサバラ!と言っていたそうです。いいなあ。

そんなジャブを挟みながら、まず最初のトークに。テーマは「SCRAPとTEAM SHACHIで脱出ゲームを作るなら?」。メンバーが、SCRAPとコラボしてどんな脱出ゲームを作りたいか楽しくフリートークをしました。

まず、サクッと決まったのはプレイ時間。やっぱり60分だよね!と満場一致。
そしてどんなテーマにするか、とディスカッションをしながら決めていき、やっぱりシャチの曲になぞらえたようなものがいいよね、という話に。それなら、やっぱり今ならばんくるでしょう!と、話はとんとん拍子に進みます。

ばんくるを軸にどういうストーリーにするか決めていきますが、軸は印象深い「にんじん、ほしー!」のセリフにすることに決定。粗粗の段階では、ゲームの目的はハルちゃんににんじんを届けることという前提で話が進みます。
なんで人参を!?というツッコミに応える形でストーリーを詰めていったところ、だいたい次のようなストーリーが完成しました。

今日はTEAMSHACHIの武道館公演の日。
ライブ前、グリーティングで楽屋に訪れていたタフ民とメンバーは、何者かによって楽屋に閉じ込められてしまう。このままでは、ライブの開演時間に間に合わず大切なライブが失敗してしまう。TEAMSHACHIの公演を成功させるため、開演時間までに楽屋から脱出せよ!

簡単なあらすじに起こしてみると結構それっぽいですよね。
起承転結の転では、楽屋から脱出できそうになるも、魔法を習得したいずみ・タフさんによってハルちゃんがうさぎに変えられてしまう、ハルちゃんを元に戻せるのは人参だけ、というストーリーもできてきました。
そして楽屋に閉じ込めた犯人は、ステージに出てみたかったいずみ・タフさんだとか、やたらといずみ・タフさんを悪役にしようとするメンバーたち。名前を呼ばれまくって、裏からこっそり客席に出てきたいずみさんに、瀬戸口さんから激しいツッコミが入ったりしました。

ストーリー以外にも、会場にシャチの曲を流して、その歌詞をヒントにしようとか、タイアップ曲を作ろう!とかたくさんのアイディアが飛び出しました。
タイアップ曲については、浅野くんにお願いして作ってもらうこと、タイトルは「脱出」、ジャケ写案まで決まりました。ジャケ写案はスタッフがたくさん写真を撮っていたので、どこかにアップされるでしょう。
この公演、ブラッシュアップしたら本当に楽しいものになりそうなのでいつか形になるといいな。ね、SCRAPさん。

いい感じにまとまったところでトークテーマは「瀬戸口家の食卓」へ。TEAMSHACHIメンバーが、ちょっとお得な情報を教えてくれるコーナー。
ハルちゃんが紹介してくれたのは名駅近くのランチ焼き肉食べ放題1000円の「八幸苑」。ハマっていてよく行くのだとか。

ほーちゃんは移動するだけでポイントが貯まるアプリ「トリマ」を紹介。ポイントをハーゲンダッツに交換できる!と喜んでいたところが彼女らしいですね。

柚姫は今ハマってるスキンケアアイテムを紹介してくれました。名前がわからないそうで、インスタなどにアップされるのを期待しています。

そして物議を醸したのが菜緒ちゃんが紹介してくれた「髪を早く乾かす方法」
前屈をしながら髪を下に垂らして先に髪の根本を乾かすと早く乾く、とのことで実際にやって見せてくれました。ここまではいいのですが、長い髪はどうするの?と柚姫が真似をしようとするとどうしてもドライヤーを動かす仕草が湯切りにしか見えず。それ湯切りなのよ!と瀬戸口さん。抑えきれない笑い声が会場からザワザワ。違うよ!と菜緒ちゃんが指導をしようとするも、どうしても湯切り。お腹痛かったです。

更に驚くべき展開がもう一つ。咲良さんは短いですけど、大黒さんも坂本さんも秋本さんも髪が長いから乾かすの大変ですよね、と瀬戸口さんが話を振ると全員うん、と頷くのですが、間髪入れずに「あなたは違うでしょ!」と全員からツッコミを受けたのは秋本帆華
「この人髪の毛乾かさずに寝るんですよ!」と咲良さんの告発。「冬は寒いからちゃんと乾かして寝るもん!」との弁明がありましたが、会場も瀬戸口さんもびっくり&そういう問題じゃないだろう……。自称寝癖はつかない、らしいですが咲良さんからしたらピョコピョコ寝癖はついているようです。
そんなことよりも、髪の毛乾かさずに寝てあの艶髪を維持しているのが信じられません。(髪は濡れているときに痛みやすく、濡れたまま寝ると摩擦でキューティクルが剥がれてボロボロになります。普通。)

恐るべし、秋本帆華

そんなざっくばらんな話でトークは終了。自由なメンバーに対し瀬戸口さんのツッコミが冴え、あっという間の40分でした。

 

瀬戸口塾&深夜にだけオープンする瀬戸口の店

TEAM SHACHI×SCRAPといえば語らずに終われないのが瀬戸口俊介。
柚姫の部屋の管理人としてTEAM SHACHIとSCRAPのズブズブな関係を保ってくれている功績者の一人です。

今回も彼による当日券の押し売り企画&物販+特典会が開催されました。
特に瀬戸口さんの愛されっぷりがわかるのが22時40分からオープンする「瀬戸口の店」。前回に引き続き手作りの缶バッジと今回新作のジグソーパズル(1個5000円、限定10セット)が用意されたほか、SCRAPのグッズを3000円以上買うとツーショットが撮れるという企画も。いや、接触単価メジャーアイドルじゃん。

しかし、愛と気遣いのあふれる彼の人柄を好きなタフ民・ルームメイトは多く、終電差し迫る中でもお店は大盛況。おじさんの顔を写した缶バッジは飛ぶように売れ、おじさんの写真のジグソーパズルは開店直後に完売。SCRAPのグッズもどんどん売れていき、サンリオコラボの謎解き本は完売したそうです。

あまりの売れ行きに味を占めたのか、新しい商品が入りました!と謎の掛け声とともに新商品が次々入荷。初めはジグソーパズルの元になった写真を印刷した紙に瀬戸口さんがサインをしたもの(250円)から始まり、それが完売すると手近にあったものに次々サインをさせ売るという悪徳商法を展開。悪徳商法、する方も買う方も問題だと思います。大好き。
そんなワイワイガヤガヤした楽しい時間もあっという間、終電の時間があるので23時すぎにリアル脱出ゲーム吉祥寺店をあとにしたのでした。


 

いやー、楽しかった!

この日はコラボ公演のほかに、「ナゾビルからの挑戦状」「ある沈没船からの脱出」「謎解き街歩き」も参加。がまる一日頭を使って楽しめました。
謎解き街歩きはすべて終えることができなかったのでまた吉祥寺に戻ってきます。キットを買うタイプの周遊型は自分のペースでできるのも魅力ですよね。

その他にもたくさんのタフ民ともワイワイお話したり、なんだかSCRAPさんとのイベントはとってもアットホームで開放的になってしまうお祭り感があるなあ、と暖かい気持ちに。だからレポートブログも、いつもと雰囲気を変えて砕けた感じにしてみたつもりです。

1年ぶりのコラボイベント、充実した一日を過ごせました。来年もコラボ、期待しています。それまで謎解き力を鍛えながら、次こそ脱出!